2016年10月 1日 (土)

東京ミッドタウン

竹中工務店の現場は、変わった形の建物が多かった。

あのミッドタウンもそうだ。建設中、現場に入っていて、あそこの地下のコンクリの一部は僕が塗ったのだ。今の最上階に、仮設事務所があったのだが、なにせ入り組んだ構造なので、上がったり下がったり、辿り着くまでが大変だった。

竹中の別の現場だが、地下に25mプールがあって、なぜかそこに砂がいっぱい詰まっているという光景を目にしたことがある。案内をされて、絶句した。重機が入らないので、スコップを使ってその砂を掘って、袋詰めしたものを地上まで運べというのだ。

仲間は3人いたのだが、一週間経っても、まったく砂が減った気がしなかった。あんなにナンセンスな仕事もなかった。ロシアの強制労働か、という感じ。10日ほど経った頃に、さすがに上層部も馬鹿らしくなったのか、壁が傷つくこともいとわないで、重機を無理やりに入れたら、あっという間に終わった。頭を使わないで、どうするのだ。

さて、整体の施術上、頭を使うのであれば、本当は、施術の後に横になって頂くスペースが欲しい。体のメカニズムとして、施術直後よりも、10分くらい休んでからの方が、血行などの新陳代謝が進むので、効果が出るからだ。

だから、施術直後にどうですかとお尋ねするよりも、少しの時間でも横になって頂いた後にお尋ねする方が、効率は良い。

更に言うと、一晩寝た後。そして、3、4日くらい経ってからの方が仕上がりは良い。排尿や排便、発汗などで、新陳代謝がもっと進むからだ。

その場で結果を見せる必要があるので、不必要な手数が増えているという反省がある。その辺りを工夫しよう。

2016年9月30日 (金)

脊椎の神経分布

整体操法の脊椎の神経分布は、由来がよく分からない。

松本道別の本を読んでも、それとは異なっているし、兄弟的な技術である均整法の神経分布とも、関連付けが異なっている。スポンデラテラピーの影響を受けているという説もあるのだが、そのスポンデラテラピーが残っていないので、やはり分からない。

元ネタがあって、それを経験則で再編集していることは、想像が容易い。自分自身、臨床経験から、関連付けを付け加えているくらいだ。

ただ、大体は正確なのではないだろうか。例えば、胸椎8番を刺激すると、大動脈が拡張するというのだが、要は血圧が下がる。

ホンマかいなと思っていたのだが、以前、それを確認する機会があった。20代の前半、工事現場でアルバイトをしていたのだが、事故でもあったのか、それとも真夏だったからか、清水建設の現場の入場検査が厳しくて、入り口で血圧の測定があった。

その測定で、仲間の一人が、上が180オーバーの高血圧を示して、入場を断られてしまった。作業員が減ると、自分の仕事が増えるので困る。同時に、胸椎8番を実験する良い機会だった。

それでやってみたのだが、胸椎8番を所定のやり方で刺激をしたら、15は下がったので、興味深かった。結局、入場は出来なかったのだが。

結局、整体はよく分からないものの集大成なので、その一つ一つを自分で確かめて、消化していく必要がある。好きな人には、楽しい作業だ。まあ、本当は、効くことが分かればそれで良いので、由来にはそんなに興味がない。

リンパ

今年の夏は天候が不順で、お疲れの方も多い。

一番、負担になるの湿気だ。体のリンパが詰まるのだが、胃腸の調子が悪くなったり、腰が痛くなったりといった症状が多い。

雨がザッと一気に降れば、大気中の湿気も抜けて、楽になるはずなのだが、まだしばらくはこんな天気が続きそうだ。

さて、リンパは全身にあるのだが、上腕にあるリンパの塊を調整には、よく用いる。リンパが詰まっていると、そこは腫れるので、押さえると痛い。

数日前に、歯が痛かったのだが、そこを押さえたら、それで歯の痛みがなくなった。虫歯でなくとも、歯の痛むケースがあるけれど、そうした時には歯が浮いた様になっていて、噛み締めると違和感がある。

それも、上腕のリンパの塊を押さえると、歯茎が締まって違和感がなくなるので、覚えておくと便利だ。

歯医者さんによっては、虫歯よりも歯槽膿漏の方が恐いという趣旨のことを言うのだが、それは確かにそうで、抜ける方がダメージは大きい。

歯のトラブルの多い方は、常日頃から、上腕のリンパを押さえると良いのだが、こればっかりは実地に学ぶしかない。

迫力

以前、カイロプラクティックの先生の記事を読んでいたら、紹介されているエピソードが実に興味深かった。

海外で業界関係者のパーティに出席している最中に、友人が脳梗塞の発作を起こして倒れたのだそうだ。様子を見たら、うわ言にしかならない状態だったのだが、眼を合わせたら、アジャストをしてくれと言っているのが分かった、と。それで、アジャストをして、今もその人はピンピン元気だというのだ。

それを読んで、腹を抱えて笑った。いや、救急車を呼んでくれと、眼で訴えていたのかもしれないじゃない。大概、どうかしているので、その先生のことが大好きになってしまった。習いに行こうかとさえ思った。

しかし、ロジックを越えるものは、信念というと聞こえは良いけれど、要するに信仰しかないのも確か。そして、それがないとダメなのだ。迫力が、ない。

それよりは大分、スケールのみみっちい話だけど、自分も、アメリカ旅行中に、綿棒で耳掃除をしていたら、先っぽが耳の中で外れてしまったことがあった。それで、耳のツボを押さえていたのだが、人からは耳鼻科に行ったらと、呆れられた。でも、出て来るかもしれないじゃない?

結局、帰国後に竹の耳かきで耳掃除をしたら、出て来たんだけどね。

2016年9月29日 (木)

田島貴男×横山剣

先日、編集者の方と話をしていて、男の色気がテーマになった。

話をしながら思い浮かべたのは、オリジナルラブの田島貴男さんとクライジーケンバンドの横山剣さんが、デュエットをしている動画だ。

2人の魅力のタイプは異なっていて、田島さんはセクシー、横山さんは色気だと思うのだ。

女性だと、昔の藤原紀香さんはセクシーだったし、今の安達祐実さんには色気がある。綺麗なのに不思議と両方ないのが、仲間由紀恵さん。

魅力の質について考えると、セクシーは寿命は短い。男女ともに、頑張っても40代まででしょう。一方、色気の方が息は長い。体の造作というよりも、仕草とか話し方に属するものだからかもしれない。だから、日本舞踊などをやっていて、なんとなく色気のあるお婆さんは見たことがあるけれど、セクシーなお婆さんは見たことがないし、見たくはない。

そういえば、男の色気というと、フランスで映画監督をやっていたという70代の男性を思い出す。二回りは年の離れた奥様とご一緒にお越しだったけれど、江戸弁のべらんべえ口調で話すご様子が魅力的だった。

こちらが説明をしても、そんな面倒なのはいい、やってみなければ分からないというのが口癖で、3回は聞いた。その癖、この症状は良くなるんですかい?とお尋ねになるものだから、やってみなければ分かりませんと真似をしたら、苦虫噛み潰していたものだ。もう何年もお会いしていないが、お元気だろうか。

2016年9月28日 (水)

整体講座 「3分療法」

〇講座内容

 肩を揉んでもらって、その場では楽になっても、あまり効果が長続きしなかったというご経験はありませんか?そうしたケースでは、ご自分では肩が気になるのでしょうが、本当は他のところに原因があるのかもしれません。
 何も、肩凝りに限った話ではありません。膝痛や頭痛なども、膝や頭に原因があるのかというと、そうではない場合がほとんどです。
 整体を学ぶと、膝痛の方の腰が捻れていたり、頭痛にお悩みの方のお腹が固かったりといった体の法則に気がつく様になります。慢性症状には、対症療法よりも根本療法が必要です。
 講座では、体の各部位の関連性と調整法が学べます。3分もあれば体が変わる様な、シンプルな方法をまとめてご紹介させて頂きます。自分にも人にも行える方法です。症状にお悩みの方は勿論、ヨガなどのボディワークにご興味のある方にもお薦めです。お気軽にご参加ください。

(毎月開催予定)

・基本の型
・検査法
・呼吸の間隙
・体の連動、仕組み
・各種調整法

〇スケジュール

10/16(日)15:00~18:00

〇開催場所

浜田整体

〇会費

1万円

〇お申し込み方法

浜田整体までメールか電話でお申し込みください。メールで申し込まれる場合は、①お名前 ②電話番号 ③ご希望の講座 をご記入ください。定員があります。

〇持ち物

・ハンカチかフェイスタオル(うつぶせになった時に、お顔の下に使ってください)
・靴下(足裏に触れる場合があります)

〇ご案内

・開始時刻の10分前からご入室頂けます。
・更衣室はありません。お着替えをされる方には、お手洗いをご案内しています。
・実習では、なるべく同性同士で組んで頂く様にご案内しているのですが、人数の都合上、難しい場合があります。その時はご容赦ください。

2016年9月27日 (火)

先日、余命3ヶ月だという方がお越しになられた。

遠方の方だったのだが、毎月、来ますとおっしゃるので、こちらが目を白黒させてしまった。病気になっても、病人になっていない。強いなあと、感服した。

自分が癌になったら、どうするだろうか。果たして、あんなに落ち着いていられるだろうか。

各論と総論がある。

各論というのは、例えば、以前、盲腸癌だという方がいらしていた。初めて耳にしたので驚いたのだが、それは手術をする以外に選択の余地はないでしょう。乳癌もそうかもしれない。

ただ、体の主要機関だと、どうだろうか。手術をしても、予後を考えると躊躇われる。

抗がん剤も、年齢によるかな。ご高齢だと、わざわざそんな辛いことをしなくても、というのが正直なところだ。洗面器に吐きながら、施術を受ける様な感じだもの。緩和ケアで良いのではないか。結局、ガンで亡くなったのか、抗がん剤に耐えられなかったのか、判断に迷う様なケースばっかりだ。飲む方はまだ良いけれど、打つともうダメ。まだ60代で、体力があれば、また別かもしれない。

総論だと、肝臓の休養を徹底する。ストレスを減らして、お酒は飲まない。肝臓を押さえて、水を大量に飲む。ぼんやりした話だけど、総論というのはそういうものだ。でも、自分にとってはリアリテイーのある話だな。

2016年9月26日 (月)

レバ刺し

土曜日、焼肉を食べに行った。

レバーを頼んで、焼かずに生で食べた。格安のチェーン店でそんな冒険はしないのだが、この店なら大丈夫だろうという自己責任の判断だ。プリプリして旨い。ニンニクが欲しくなったのだが、さすがに厚かましいので、それは慎んだ。

さて、肝臓は沈黙の臓器だと、しばしば言われる。しかし、手技をやっていると、こんなにお喋りな臓器もない。

食生活が出やすいのだ。例えば、ビールとワインでは、肝臓の感触は異なる。ビールだと脂の浮いた様なブヨッとした柔らかい感触になるし、ワインだともう少し固い感触になる。また、糖分を摂り過ぎていても、ワインと同様の固い感触になる。

抗生物質やピルなどを服薬していると、顔が腫れることがあるけれど、肝臓もやはり腫れたゴムみたいな感触になる。

良い肝臓というのは、それこそレバ刺しに出来そうなプリプリした感触がする。反対に、癌の方の肝臓には、どこの部位の癌であっても、独特の繊維質を感じる。昔は抗ガン剤の影響だろうかと思っていたけれど、治療が始まる前でもそうなのだ。

肝臓の特効薬はないと言うけれど、薬も肝臓で分解をするので、結局、負担がかかる。じゃあ、どうすれば良いのかというと、まずアルコールと糖分を減らして負担を減らす。次に、水を飲む。お酒を飲んだ後に、水を飲むと酔いが醒めるけれど、分解を促進するのだ。

まあ、多くの人には関心のない話題かもしれない。でも、肝臓の調子が良くなると、お肌が綺麗になると言うと、どうだろうか。肌の黄ばみが取れるし、ニキビ、特に背中のニキビが減る。

肝臓を押さえると、下痢をする場合がある。デトックスだ。休肝日に、肝臓を押さえて、水を飲む。自分で一番よくやる健康法は、これかもしれない。

そういえば、最近、乳癌について、感想を求められる機会が多い。お母さんもそうだというから、遺伝の影響もあるのかもしれない。でも、彼女の場合、負担になったのはストレスではないですかと、一般論としてコメントしている。怒りの臓器ともいうけれど、肝臓はストレスの影響を受けやすい。

2016年9月25日 (日)

伸び代

剣術の稽古に出掛けたのだが、今日は腕が楽だ。いつもは腕が疲れてしょうがないのだが、やっとコツを掴んだ様だ。

あらゆる稽古事は手でやらないというのが、基本的な課題になる。足腰の感覚は鈍いので、使える様になるまでには時間がかかるのだ。それが出来たら、やっとスタートラインに立てる。そこからが本当の稽古だ。

さて、整体も基本が大切だ。器用にはなったのだが、近頃、根本的な実力という点では、この辺りが頭打ちだと感じる。

日々の仕事に追われていると、練習をしなくなる。仕事だけをしていると、効率は良くなったとしても、意外と実力はつかない。やり方を見直したり、反省をしたりする時間をまた別に持つべきだ。

そんな訳で、芳田さんを連れて、多摩川に気合の稽古に出掛けて来た。基本をやり直したら、まだまだ伸び代が出て来るはずだ。

アメリカ観光

セドナの合宿からロサンゼルスに戻ってからの数日、先生のお宅に泊めて頂いた。

サンフランシスコは狭いので、徒歩とセグウェイでも十分に回れたのだが、ロサンゼルスはそうはいかない。畏れ多くも、先生に車で観光地に送って頂いた。

そういえば、ステーキを食べに行った。ロデオドライブにあるMASTROだ。

ロデオドライブはビバリーヒルズの近郊にあって、あちらの銀座にあたる。ブランドショップが並んでいて、『プリティウーマン』の撮影に使われたホテルもある。

お店に行く道すがら、たまに生徒をお店に連れて行って、テーブルマナーを教えるという話を伺ったのが、印象的だ。武道の集団ではなくて、こいつらすごいな、という一流の集団をつくりたいとおっしゃるので、自分には全くない発想に驚いた。

しかし、ビバリーヒルズの華やかさには眼が眩んだけれど、それよりも、最終日に訪れたメキシコのティファナが凄かった。ロサンゼルスから車で2時間ほどの距離にあり、観光ビザも要らない。

国境を越えて、200メートルも進むと、そこはソドムとゴモラだった。あんまり悪いところなので、感心した。監視カメラのなかった頃の歌舞伎町も悪所だったけれど、その何倍も荒んでいるではないか。空気まで粘ついて感じられた。

トランプ氏が、メキシコとの国境に壁をつくれと主張しているけれど、そりゃあ、アメリカに来るだろうさ。実際に行ってみて、実感した。

着いて早々、Caesar’s Restaurante Bar へ食事に出掛けた。シーザーサラダの発祥店だ。ボールの中で、レタスとバルサミコ酢、調味料を合えて、その上にクルテン状の焼いたフランスパンを載せる。日本でシーザーサラダとして食べているものとは、大分、趣を異にした。

食事の後はクラブに出掛けて、アテンドしてくださった先輩と2人で、朝まで飲んでいた。テキーラを8杯飲んだところまでは覚えている。結局、朝の4時にホテルに戻った。

今回のアメリカで、海外旅行は三回目になる。最初はインド、次はスリランカだった。ハード、ノーマル、イージーと、ハードルを下げて来た様な気がする。

ただし、メキシコはスーパーハードだ。かの国においては、夜間、自動車は赤信号では停まらない。その間に襲われるからだそうだ。

2016年9月24日 (土)

肋骨

年を取って、肋骨が広がったというご相談を頂いた。ワンピースを着ても、背中のファスナーが締まらないというのだ。

何でも話を伺ってみるもので、肋骨が広がるなんてことに悩むとは知らなかった。

それで、やってみたのだが、そんなに難しいものではなかった。肋間のリンパの収縮を促したら、肋骨も締まって、それで見事に腰のくびれが出来た。

元々、整体操法には肋骨の操作法が少ないのだが、近頃、興味をもって調べている。

意外に、肋骨の曲がっている方も多い。もしかしたら、過去に、本人も気が付かないうちに折ったせいで、曲がってくっついてしまっているのかもしれない。

それくらい肋骨はすぐに折れる。ゴルフのスイングをしていて、折ったなんて話をしばしば聞くくらいだ。

肋骨といえば、以前、肺気腫の方がいらしていたけれど、手術によって、腋の下の肋骨の何本かが、切除されていた。昔の手術は乱暴なのだ。

肋骨がないものだから、呼吸をする度に、カエルみたいに腋の下が膨らむのだ。あれにはビックリした。

骨董趣味

この何か月か、シミ取りの研究をしていたのだが、なかなか成果が上がらなかった。

元々、シミ取りの体操があるのだけど、効かないというのが評価だった。他にも、水虫のやり方なども試したのだが、それもダメ。

旅行中の隙間時間にも、それは続けていたのだが、やっとシミがなくなった。正確には、かなり薄くなった。結局、水イボを取るやり方を応用したのだが、シミというよりはイボだったらしい。

体の変化としてはおもしろくて、目標は左目の下のシミだったのだが、周囲の皮膚が日焼けの後みたいに、ボロボロと皮が剥けた。

しかし、成果が上がったら、途端に興味がなくなりつつあるのだが、ほとんど趣味だな。

手技療法は、個人の研究が残りにくいジャンルだ。まあ、腕は良くても、言葉のない人が多いので、それはしょうがない。でも、随分と勿体ない。

古い世代に上手な人が集中しているけれど、亡くなったら、それでお仕舞い。無形文化財みたいなものだ。ただ、それを陳列して眺めるのは、楽しい。実際に使うと、もっと楽しい。

before

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(2016/6/30)

after

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(2016/9/24)


2016年9月23日 (金)

パズル

しばしば休憩時間は何をしているのですかと尋ねられるのだが、大抵、木刀を振っている。

この2、3年はそうで、そのせいで、映画鑑賞と読書が出来なくなった。ジッと静かにしていられないのだ。

なかなか腕で振る癖が抜けないので、ジタバタしている。整体を教えていて、生徒には腕でやるなと口を酸っぱくして言うのだが、ちょっとジャンルが変わるとそんなものだ。

大概に、ゼネラリストなんていない。スポーツなどでも、土台となる運動神経と基礎体力に恵まれたとしても、上に行くほど専門的なことが求められるので、例えば、野球とバスケの両方でプロになれるものか。

それでも、最近、コツをつかみつつある。歩幅を広くしたら、それで大分、腕力が抜けて、風切り音が変わった。その辺りの試行錯誤は、パズル的な娯楽にはなる。

2016年9月22日 (木)

胃痛

恋煩いだという方がいらっしゃった。

胃を押さえたら、ちゃんと固いので、確かにそうだと思った。

もう随分前の話だが、失恋したという人がいた。あれ?結婚してたよなと思って、旦那さんが悪さをしましたか?とお尋ねしたら、ハハハ、まさかと笑う。

胃を見たら、柔らかいので、気分に酔っぱらっているだけなんじゃないのと、その時は失礼千万なことを思ったのだった。

胃はストレスで荒れやすい。だから、胃が固いと、胃が悪いとは考えないで、頭が緊張していると考える。特に、胸鎖乳突筋がポイントになる。胃が荒れていると、その辺りの皮膚も荒れやすい。

要するに、ストレス性の胃痛の時には、首のストレッチでもするとマシになるかもしれない。

Nat Sherman

サンフランシスコのユニオンスクエアを散策していて、歩き煙草の多さに驚いた。

アメリカでは喫煙者は人に非ずかと思っていたのだが、そうでもないらしい。

さて、炎天下に喉が渇いて、ブラッと雑貨屋に立ち寄ったのだが、そこで Nat Sherman を見つけた。

ずっと吸っていた銘柄なのだが、何年か前に、日本では販売されなくなったのだ。旧友と再会したみたいな気持ちになった。

葉巻メーカーが家内制手工業みたいにして作っている銘柄で、ロットごとの味のバラつきが大きいというキワモノでもある。当たりを引くと、ナッツの様な風味が香ばしい。無添加の煙草だが、アメスピでは代わりにならない。

どうでもいい話なのだが、実は、自分のホームページは Nat Sherman  のパッケージをイメージして作られている。

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2016年9月21日 (水)

ヒッピー

アメリカの西海岸は健康志向が強い。飲食店にもヴェジタリアン向けのお店をちらほら見かけた。

稽古仲間に白人男性が一人いて、咳をしていたら、タバコのせいではないのかとコメントをしていたのだが、どうやら彼も健康志向が強いらしい。

初対面だったのだが、なぜかこの男性に気に入られて、よく話をした。英語なので、限界はあるのだが、ファイナンスの仕事をしている彼は、悟りに興味があるのだそうだ。そういえば、西海岸はヒッピーの聖地でもある。

仕事柄、精神性を期待される機会もあるのだが、関心が薄いので困ることがある。そういう時は、アルカイックスマイルで意味深にうなずいてみせて、誤魔化してしまう。たまに、空中の何もないところを細目で眺めるサービスもする。

人間に興味がない訳ではない。人間関係の丁々発止はおもしろい。要は、関心の持ち方のベクトルが異なるのだ。

さて、飲食店といえば、アメリカは食べ物の料金が高かった。サブウェイでちょっと注文したら、8ドルくらいにはなる。現地のサブウェイは、自分でパンの種類と具を選ぶので、それはおもしろかった。

日本は千円も出せば、豪華なランチが食べられるので、その点では素晴らしい。

2016年9月19日 (月)

セドナ

旅行の四日目、早朝から、カリフォルニア州のロサンゼルスから、自動車でアリゾナ州のセドナへ向かった。自動車で8時間くらいの距離だ。

なにせ広い国なので舗装も大変なのか、道が悪い。その道すがら、風力発電の風車が連なっているのを見かけたが、さすがにスケールが大きい。

アリゾナに入って、バッファローの群れを見かけた。アリゾナには、バッファロー、ウォーボーイズ、ガラガラヘビ、サボテンなどが棲息している。途中、休憩でコンビニに何度も立ち寄ったのだが、そこで、デスメタルを大音量でかけながらハーレーに跨る白人の集団を見かけたのだ。マッドマックスの1シーンの様だった。

セドナに到着して、昼食にしたのだが、メニューを見たら、バッファローのステーキ、ガラガラヘビのソーセージ、サボテンのフライとあった。全部、食べてみたのだが、そんなに旨いものではない。バッファローは鮮度の問題もあるのかもしれないが、要するに筋張った牛肉だ。

山があるので、軽い登山をした。道はないので、岩場を進む。いたるところにサボテンが自生しているのだが、あんなに針が固いとは知らなかった。ほとんど凶器だ。縫い針と同じくらいの固さがあって、厚手の服でも簡単に貫通してしまう。サボテンには赤い実がついていて、食べられるというので試してみたのだが、ザクロ系の味だった。

セドナはパワースポットとして有名なのだが、ここには2泊3日の武術の合宿の為にやって来た。コテージを借りたのだが、ほとんど寝ずに稽古をしたので、時差ボケもへったくれもなかった。屋外でも稽古をしたが、袴に着いたセドナの赤土が取れなくて、帰国後、洗濯に難儀をした。

2016年9月16日 (金)

シンプル・イズ・ベスト

以前、原因不明の関節痛にお悩みの方がいらっしゃった。大学病院で、具体的な病名は忘れたけれど、ややこしい病名を付けられていた。

幸いにして、お越し頂いて、数回で良くなった。随分と驚かれたのだが、原因は何だったのでしょうか?とお尋ねになられたので、飲み過ぎですとお伝えさせて頂いた。施術でやったことといえば、肝臓が固かったので、柔らかくなるまで押さえただけなのだ。

実際に相当な酒豪で、尿酸値には出ていなかったそうだけど、あれは痛風の亜種だったのではないだろうか。

人様の悩みを引きずり降ろすのが趣味なのだが、降ろさないと手が届かないのだ。それに、飲み過ぎで病気になって、新薬に何十万円も使うなんてバカみたいではないか。

しかし、それをやっても、感謝はされない。本当にされないね。何か高尚な、スピリチュアルな理由でも、でっちあげておいた方が喜んで頂けるのは確かだ。

でも、果たして、どちらが親切だろうか。ややこしい病気はコントロールが出来ないけれど、酒の量なら自分でコントロールが出来るはずだ。

物事をややこしくするよりも、シンプルにしたい。好みの合う人と知り合いたい。

2016年9月15日 (木)

エロスとタナトス

昨日、ひきこもりの青年にお越し頂いた。

一月ほど前にご予約をお取りになられたのだが、BLOGの記事は全て読みました、施術の前に心構えはありますかとお尋ねになられるので、夜回り先生は知っていますか?とお尋ねしたら、ご存知だというので、彼とは違ってドライなので、過剰な期待はしないでくださいとお伝えさえて頂いた。

しかし、身体に問題の解決方法を求めるのは筋が良い。気分は即ち体調なのだ。メンタルの問題をメンタルで解決しようとするのは、借金を借金で返そうとする様なもので、無理筋なのだ。

さて、施術の後にご感想をお尋ねしたら、こんなに身体が楽だったことはありませんとのお言葉を頂いた。死ぬことばかり考えていたのに、全くそんな気になりませんともおっしゃるので、種明かしをさせて頂いた。

欲求不満を解消する様な調整をさせて頂いたのだ。笑うなかれ。例えば、お婆さんで、やたらに話の長い人がいるけれど、そういう人がギックリ腰などをやった時に、これをやるとあっさり良くなる。腕の押さえ方に妙があり、跳び上がるほど痛い。

エロスとタナトスとはよく言ったもので、エネルギーが余ると、体は壊れる方に向かう。そういえば、昔、交際相手がヒステリーを起こしている時にこれをやったら、すぐに落ち着いたのだが、後で、人間に対する冒涜だと、ひどく怒られた。

ハライソ

サンフランシスコに着いて、2日目、風呂上りに綿棒で耳かきをしていたら、先っぽの綿の部分が左耳の中で外れてしまった。

それで、ホテル近くのスーパーに竹の耳かきを買いに行ったのだが、売っていなかった。次に、セブンイレブンにも足を伸ばしたのだが、そこにも売っていなくて、そんなところにカルチャーショックを感じた。

さて、3日目になり、サンフランシスコからロサンゼルスへ飛行機で移動した。元々、今回の旅は武術の合宿への参加が目的で、観光はその前後にくっつけたものだ。

先生がロサンゼルス市内にお住まいなので、宿泊させて頂くことになっていた。空港から、タクシーでお宅へ向かった。そして、驚いた。

そのアパートメントは、ビーチサイド沿いの高級ホテルの隣にあって、ジャグジーとプール付きなのだ。車はレクサス。普段、日本でお会いしているので、まさかこんなセレブ暮らしをされているとは知らなかった。

西海岸は陽が高いので、19時半くらいまで明るい。気温は高いのだが、湿気がないので快適だ。そんな中で先生とジャグジーに浸かりながら、カリフォルニアワインを飲んだのだが、こんな暮らしをしていたらダメになりそうですと、正直に言ってしまった。

2016年9月13日 (火)

セグウェイ

ガンシューティングの翌日は、セグウェイをレンタルして、サンフランシスコ市内を観光した。

サンフランシスコでは、公道を走れるのだ。

素晴らしい乗り物だ。つま先立つと前進するし、踵に体重をかけると後退する。体をピタリと静止すると、セグウェイも止まる。方向転換は手元のハンドルで行う。

重心の移動に忠実で、自転車よりも人体のボディイメージに近い乗り物だ。運転は簡単で、30分ほどの講習を受けたら、マスター出来る。20キロくらいの速度が出る。電動で、バッテリーを3時間充電したら、6時間の走行が可能だ。

これは山形浩生さんの受け売りなのだが、セグウェイが普及したら、都市生活が変わるだろう。前提として、街の中心部に自動車が入って来る様な都市設計は間違いだ。当たり前にやっているので感覚が麻痺しているけれど、素人が運転する鉄の塊の隣を人間が歩くなんていうのは、リスキーだ。

バッテリーがまだ弱くて、高額なのがネックだけど、そんな問題は、各社が競走を始めたら、あっという間に解決されるだろう。

2016年9月12日 (月)

タフ高橋

まずサンフランシスコに着いた。

ユニオンスクエアは坂道の多い街だ。その坂をケーブルカーで移動するのが観光客の楽しみのひとつ。他には、中華街、アル・カポネが収監されていたアルカトラズ島、西海岸の絶景であるゴールデンブリッジ、クラムチャウダーが名物のフィッシャーマンズワーフなどが名所だ。

しかし、それらには目もくれないで、HOTEL NIKKO SAN FRANCISCO にチェックインするなり、高橋正さんと合流した。タフ高橋として知られる日本の銃業界の大物だ。

ガンシューティングのツアーに申し込んでいたのだ。そんな訳で、アメリカに上陸して、右も左も分からないままの3時間後には、郊外の射撃場にいた。

射撃場には店番のヒゲ面の親父さんがいたのだが、ヴェトナム戦争からの帰還兵だという話だった。高橋さんとは気心の知れた仲らしい。

20代くらいに見える男性2人組の先客がいたのだが、彼らを見るなり、親父さんが怒鳴りだした。高橋さんになぜ怒っているのかを尋ねたら、席を離れる時には、テーブルに拳銃を置いて、弾は抜いておくのが常識なのだが、それをしていないというのが理由だと教えてくれた。お前らもう帰れと凄い剣幕だ。

いきなりの洗礼に面食らいながら、高橋さんがスーツケースに詰まった銃を見せてくれた。自衛隊が採用しているドイツのシグ、45口径のリボルバー、『リーサルウェポン』でメル・ギブソンが使っているベレッタ、名前の忘れた9㎜が並んでいる。ベレッタがお薦めだというので、それを選んだ。

まずは弾倉に弾を込めるところからだ。マガジンのスプリングの反動があるので、親指でしっかり弾を押さえる必要がある。

しかし、なかなか当たらないものだ。初心者は的の下に流れやすい。トリガーを人差し指で引く時に銃身を下げてしまうのだ。45口径も試したのだが、特にリボルバーは撃鉄をしっかり下げないと、トリガーが重くなるので、そうなりやすい。後日、ロサンゼルスの射撃場に出掛けて、工夫をしてみたのだが、右肘を伸ばし切ると良くない様だ。人差し指を引いた時に、少し余裕のあった方が良い。

右利きなので、右目で照準を合わせるのだが、片目で見るのにも慣れがいる。弓道の経験があるので、これにはかえって戸惑った。

銃声は腹に響く。ただ、リコイルはそうたいしたものではない。45口径で肩が抜けるという様な話があるけれど、それはフィクションだろう。終わった後に手を洗ったのだが、銃の油がなかなか落ちなかった。

ガンシューティングが終わった後で、日本人街の純喫茶で高橋さんとコーヒーをご一緒させて頂いた。半生を伺ったのだが、渡米して48年。最初は言葉も不自由。仕事もなくて、土方をやったり、飲食店を周って仕事を探したそうだ。そのうちにガンシューティングの仕事を始めたのだが、紆余曲折あり、ホームレスになった事もあるという。波乱万丈の人生だ。日本の警察、FBI、黒社会の話を伺って、おもしろかった。

911の事件以降、日本人が減ったという話も伺った。昔はサンフランシスコに5000人はいた日本人も、今では半分くらいで、若い人は少ないという。

妙に意気投合して、今度、日本で会おうという話になったのだが、なんだろうね。大体、気が合うのは、大人しい人かアウトローかのどちらかで、どちらも自分の鏡だなあと思う。羊みたいに大人しいのに、気が付いたら、酷い事になっているという。


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高橋さんは、何気ない仕草が決まっている。

2016年8月30日 (火)

募集

8/30(火)〜9/1(木)はサンフランシスコのユニオンスクエアにおります。ご飯ご一緒しませんか。現地でお時間のある方はご連絡ください。メールでお願いします。さすがに無理筋だろうと思いつつも、これまで結構な人数を見て来たので、もしかしたら、都合のつく方が見つかるかもしれないと調子の良いことを考えております。また、9/5(月)〜9/8(木)まではロサンゼルスに滞在予定です。こちらはまだ予定が流動的なのですが、ご連絡ください。よろしくお願い致します。

休業のお知らせ

8/30(火)〜9/9(金)まで、お休みにさせて頂きます。営業は9/10(土)〜になります。よろしくお願い致します。

2016年8月27日 (土)

『インディアンにハゲはいない。なぜ?』

手元に、『インディアンにハゲはいない。なぜ?』という本がある。上京したての頃に、買い求めたものだ。

紀伊国屋の新宿南館で立ち読みをしていて、見つけたのだ。しかし、何万冊も本が並んでいて、どうしてこれを手に取ったのかは、今ではさっぱり分からない。

ところで、一目惚れって、関係のないものと自分とを結び付ける類まれな能力ではないだろうか。何万通りもの選択肢があった時に、何かを選ぶ為にはそうした没入が必要だ。

そんなに大げさな話だろうかという疑問があって然るべきなのだが、例えば、自分は服をまったく選べない。関心がなさ過ぎて、困るのだ。だから、同じ服を何着も買って、毎日、同じ服を着ている。この10年くらいそうだ。

そういえば、独身の男友達が言っていた。飲み会で結婚の話題になり、僕のことが好きならそれで良いと言っていた。それを聞いて、自分が服を選ぶのと変わらないなという感想をもった。

それだと、結局、何も決められないのではないだろうか。

婚活サイトとか、どうなんだろうね。データは足切りには便利だけど、そんなもので選択をする様になったら、お終いだ。そのうちに、交換可能であることに耐えられなくなる。

幸せになる為には、例えば、郷土愛などがそうだけど、アバタも笑窪が本質で、縁が大切だ。

就活などで悩むハメになるのも、その類の問題ではないのかね。だから、学歴の高い人ほど、ドツボにハマる場合がある。何でも選べるから、何も選べない。本当は何をしたいのかが、分からない。そういう人は、とりあえず整体をやったら良いのです。

ツブマヨ

近所の回転寿司によく行くのだが、今月から、職人が入れ替わった。チェーン店なので、配属が変わったのだろうか。

15時くらいの空いた時間に行ったので、カウンターの中には、60代半ばくらいの新顔の職人さんが一人。握る鮨を食べたら、旨かった。

10分ほど経って、休憩時間になったのか、今度は30代後半くらいの職人さんに交代となった。食べたら、アレ?という感じだった。

その店では、よくツブマヨを頼む。先ほどの職人さんがいる時に、既に食べているのだが、確かめる為にもう一度頼んでみた。やっぱり何か違う。鮨のネタもシャリも同じはずなので、本当に腕次第なんだなあと、少し驚いた。

手に職系の仕事は、長く続けられる。自分もまだまだ上手くなるつもりだ。最近、お腹の施術方法がよく分かった。しかるべき処の捉まえ方がある。

勉強し直さないといけない。新しく資料を漁るというよりも、これまでの臨床経験を振り返って、何をしたら上手くいって、何をしたら上手くいかなかったのかを整理したい。

2016年8月26日 (金)

アンセーニュ・ダングル

近頃、欲についてよく考える。

自分の場合、美味しいご飯があって、お酒を飲めたら、それで満足。いたって俗物だ。だから、変わった欲を持った人を見つけると、本当に変人だなあと感心する。

また、欲望の限界が、行動半径を決めるという事も考える。

例えば、年収が一億円あったとしても、そんなに食べられない。毎日、ご馳走三昧でも、それが一週間も続いたら、納豆ご飯が食べたくなる。

具体的には、加齢の問題がある。人は年を取ると、欲がなくなって来るではないか。

ところで、今日はアンセーニュ・ダングルで打ち合わせがあった。ちなみに、この店のマスターは、浅田彰に立ち振る舞いがそっくりだ。

そこで、若い頃、チュニジアへ旅行に出掛けたという話を伺っていたのだが、世界に何百か国もあって、なぜチュニジア?という話になる。そうした行動も、若いからこそだ。

話としても飛ぶけれど、そうした飛躍がないと、端的に、物事って、決められなくなるのではないだろうか。

今はネット社会なので、尚更だ。無限に選択肢があるかの様な錯覚をしやすい。

とにかく、隣の芝は青く見える。例えば、何らかの習い事の為に、ネットで先生を検索したとする。すると、あっちの先生も良ければ、こっちの先生もよく見える。

そんな中で、この先生が良いという理由は、関係妄想くらいにしか見つからなかったりするのだが、そんなものでもなければ、家から近いとか、月謝とか、それこそタベログ的な何かとか、機械的に処理していくしかない。

でも、それって、楽しいの?ある種の老化じゃないの?というボンヤリした話だった。

武士の情け

先日、スカートを穿いた時に、膝が綺麗に見える様になりたいですという趣旨のご依頼があった。

美容という単語を繰り返し使ってみるものだ。反応する方も出て来るのだ。

数年前の一時期、インポテンツについてのご依頼が集中してあり、ここは地獄かという感じだったのだが、それを思い出して感動した。

記憶に鮮明なのは、途中で折れるのでなんとかしてほしいというご相談だ。ご予約の10分前に土壇場でキャンセルのご連絡があり、余程、確かに中途半端ですねと返信をしようかと思ったのだが、武士の情けでノーコメントを貫いた。ちなみに、腰椎三番、後頭部、目の裏の辺りが急処だ。

さて、昨夜の研究会で、体の浮腫み取りをテーマにした。足の浮腫みを取ると、膝も綺麗に見える。特に、膝のお皿の上の浮腫みが取れると、形良く見える。

体の各部のリンパは繋がっているので、一箇所を調整すると全身が変わる。足のリンパの張りを取り除いたら、二の腕の浮腫みが取れて細くなる様なこともある。

テクニカルには、どこで交通渋滞をしているのかを見分けるのが重要だ。見かけに騙されずに、本当に負担のかかっている箇所を見つけてやると、効果が出る。

自分で浮腫みを取る為には、湯船に浸かりながら、脛の骨の上をしごいたり、手足の甲の指骨間をしごくなどの方法がある。

2016年8月25日 (木)

個人レッスン

以前、地方へ講座をしに行って、そこに生徒が付いて来てくれたことがあるのだが、終わった後で、何でも教えちゃうんですねと、愚痴られたことがある。

それはそうで、教えてもすぐには出来ないのだから、けちってもしょうがない。

昨日も、遠方から、整体の個人レッスンを受けにお越しになられた方がいらっしゃった。この二日間で、10時間くらいのレッスンをさせて頂いた。

お相手はプロなので、とにかく量をやったのだが、実技で過刺激もいいところだ。特に矯体操法で骨盤を開いたのがトドメになって、昨夜は倒れる様に寝た。

足の裏の硬結を処理する実技を受けたら、痛くてビックリした。思わず地面を叩いてタップをしたのだが、みんなよくこんなの耐えているなと感心した。しかし、効果は抜群で、今朝になって、大量の下痢の排泄があり、体は楽になった。

やはり整体はおもしろい。よく自然治癒力という言葉は聴くけれど、大概はファッションでしょう。実際に効くところがおもしろいのだ。

後ろ手合掌

昨日、サングラスを買いに行って、丸眼鏡を掛けて鏡を見たら、香港映画に出て来るチンピラがいた。

そういえば、しばらく前に、『男たちの挽歌』の作中、獄中でマフィアが、卵の白身をポマードとして使うシーンがあると書いたら、ご覧になった方が、そんなシーンはなかったですとご報告してくださった。早送りで確認すれども、なかったという話だった。じゃあ、2だろうか。

さて、サングラスとは言いつつも、夏の終わりを感じる今日この頃なのだが、大雨が降ってからは体調の落ち着いた方も多いのではないだろうか。雨の後は空気から湿気が抜けるので、体は楽だ。

日本が好きな外国人も、梅雨の時期にはウンザリするというけれど、湿気があると体には負担だ。特に、呼吸器の弱いタイプがそうだ。呼吸器が弱い人は、肩が前に巻き込んだ様な体型をしている。自分で肩を前に巻いてみて、深呼吸をすると、呼吸がしにくいことに気が付くはずだ。

肩を後ろに引いて、胸を開く様にすると、息苦しさも消える。後ろ手の合掌も良いかもしれない。背中で掌を合わせるのだ。そのまま手を動かすと、肩甲骨がよく動く。湿気のない季節でも、普段から呼吸の浅い人にはお薦めだ。気持ちが暗いのも、胸を開くと、少しはマシになるかもしれない。

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