2017年1月23日 (月)

上達

弓道が良かったのは、型稽古は観念論に陥りやすいのだが、的に中るかどうかで方法論の具体的な検証が出来る点だ。

その点、整体は難しい。検証には常に臨床が要る。臨床から離れたところで、その質は保てない。人間相手の学問なのだ。

そういえば、コンディションの深刻に悪い方が通われているのだが、先日ようやっと、どこをどうすれば良いのかが分かった。

通常、施術は20分くらいなのだが、その人には随分な時間が掛かっている。

そうなると、受ける人からは時間を掛けてもらったと感謝をされるのだが、誤解がある。実際には、それは相手の為というよりも自分の為の手間だ。

困難な課題をクリアしたという、自分で自分に与える名誉欲の為のものなのだが、プレイヤーでもないとそれは分からない感覚かもしれないな。金銭以外の報酬がある。

数日前に、眉毛の高さを揃えてくださいと言われて、おもしろかった。ありとあらゆるご相談を受けて来た様な気になっていたが、それは経験がなかった。そういうものに、趣を感じる。

しかし、この10年近い間に、臨床経験には恵まれた。笑ったのは、合法ドラッグでバッドトリップしたので、何とかしてくださいというご相談。電話口で、ハマラ先生とのコメント。舌が回っていない。

交感神経に作用する薬品だったらしくて、副交感神経の張力を増加させた上で、肝臓を押さえて、水を1リットルほども飲ませたら、なんとかなった。

今後も経験を積んで、上達したい。

2017年1月22日 (日)

自律訓練法

自律訓練法のレッスンを受けた方から、講師の先生に、力が抜けていないと指摘されたという話を伺った。

それで、遊んだら良いですよとコメントをさせて頂いたのだが、それだけ真面目な方なのだ。

自分の経験でもある。若い頃、カチカチに力んでいて、それをどうやってほぐすのかを考えたものだ。

最初は柔軟体操をやった。中学生くらいの頃だ。体は柔らかくなって、開脚でベターッと開くくらいになったのだが、何かをする時に力む癖は直らなかった。

筋トレもそうだけど、複雑な動きには間に合わないのだ。

高校生の頃に弓道をやったのだが、型というのはおもしろいコンセプトだと思った。

型は同じ動作を繰り返す様でいて、内部の情報は更新されるので、単純さの中に複雑さが担保されている。

柔軟体操もそんな風にやれば良いだけなのかもしれないが、体の外部との接続がないので、かえって難しいかもしれない。今、剣術をやっているけれど、道具を使うので、内部で自己完結しにくいという点で空手よりも楽だ。

そんなことをクドクド考えるくらい真面目なので、ほっておくと、力みやすい。なるべく遊ぶことにしている。要するに、力む癖は筋肉的なものよりも、性格的なものだったりする。

話を放り出してしまった。

2017年1月21日 (土)

姿勢の善し悪し

しばしば姿勢について、お問い合わせを頂く。

どうすれば良いですかという趣旨のご質問なのだが、形にこだわって返答させて頂いたことはない。

どういう意味なのかというと、背中が丸まっている人に背中を伸ばせと教えたところで、一週間後もすれば背中が反りかえっているという次の問題が発生するのが関の山だ。

だから、形状よりも機能にこだわった方が効果がある。例えば、利き腕ではない方を使える様に訓練すると良い。

自分は腰の捻れる癖が強かったのだが、左腕を使える様にしたら、その捻じれる癖が大分、減った。右腕ばかりを使って、捻れが強調されていたのだろう。

一週間もやると、案外に使える様になるので、非常に歩留まりが良い訓練だ。箸を使ってみたり、歯を磨いてみたり、髭を剃ったら切ったことがあるけれど。

首の凝りやすい人のガチャ眼が強いみたいなこともあるけれど、それも利き目ではない方を鍛えると、楽になる。

2017年1月19日 (木)

仁義

16歳の夏。中学の頃の男友達たちと花火を見に行く約束をしていた。

ところが、ヤンキー高校に通う友達が、女の子を紹介してくれるというので、そちらはドタキャンさせて頂くことにした。

しかし、罰は当たるものだ。その女の子、バイクと車の話しかしない。実に、気まずかった。公平に言うならば、僕の話題が貧しかったのだが、それにしたってあんまりではないだろうか。

以来、教訓にして、先約は違えないことにしている。

ところで、キャンセル料はかかりますかというお問い合わせを頂くことがあるのだが、そんなものはない。うちにお越しになるのはちゃんとした方ばかりだと信じているので、そんな失礼な設定はないのだ。

元祖札幌や

今日は、佐々木先生元祖札幌やで白味噌ラーメンを食べた。

昨年末に初めて入って、驚いた。そして、悔やんだ。

何千回も前を通っていたのに、外観に惑わされて気が付いていなかった。そういえば、客で埋まっていることが多かったのだ。以来、週一ペースで通っている。

その全てがひなびていて、今時、こういった店は少ない。20代が行っても、おそらく良さが分からない。30代も難しいかもしれない。昭和世代を連れて行きたい。最高のご馳走ではないだろうか。

いや、素直に褒めろよという話なのだが、旨いのだ。白味噌ラーメン一択。GABANの胡椒をたっぷりかけて、ニンニクを少量落として食べるのがお薦め。

これからの大学

昨日は大学の聴講の日だった。

講義としてのテーマは「若者とメディア」だったのだが、最終回の今回の話題は「これからの大学」というものだった。

結論から言うと、今後、私大はどんどん潰れる。出版や放送の力も衰退していく一方なので、そんな中で、地方の私大は産学一体化をして、文化発信の基地になれば良いのではないかというものだった。

今の20歳くらいの世代は、団塊ジュニア世代の半分くらいの人数なのだそうだ。つまり、商業的にもターゲットになりにくい。

昔は若者がどんなジャンルや商品に興味を持つかというのが、企業にとってもバロメーターになったけれど、最早、そうではない。ドラマの「あまちゃん」だって、熱狂したのは40代以上が中心でしょうという話だった。

若い人、どうなんだろうね。講義では最前列に座っていたのだが、その辺りに座る人のタイプは、20年前とそんなに違わない。要するに、地味で真面目なタイプ。パソコンでノートを取るのは、自分の時分にはなかったことだけど。

今時の若いやつはという台詞は、古代エジプトのパピルスにも書いてあるそうだけど、決定的に違うのは、物心ついた頃からインターネットがあったという点だろう。消費の仕方とか、関心の持ち方はやっぱり違うのではないだろうか。

とにかく、TUTAYAでまとめ借りをしなくていいのは羨ましい。

同時に、ワクワクはしないだろうという気もする。アーカイブが巨大過ぎて、例えば、音楽を聴こうとしてもキリがない。勉強して、妙に詳しい人も出て来ているのだろうけど、整体はそうしたジャンルではないことに安心もする。

しかし、半年間、楽しかった。講義はモグリだったので、講師の本でも買って、ちゃんとお金を落としたい。

2017年1月18日 (水)

月経

最近、月経についてのご相談が続いた。

月経痛へのアドバイスはシンプルで、目を休めてくださいというものになる。

目と卵巣は関係が深いのだ。目が疲れると月経痛になりやすい。

簡単な手当療法で済むので、教室でやってみよう。ちなみに悪阻にも効く。妊婦に針仕事をさせるなと、昔は言ったそうだけど、経験的な知恵かもしれない。

周期については、栄養価の高いものを摂ると短くなるし、栄養価の低いものを食べていると長くなる傾向がある。

稀に、施術を受けて、最終月経から日も浅いのに下血があったと驚かれることがあるのだが、大抵はかなり過食の人だ。

正直、そういう方のお体を拝見しても、排卵を経ての月経という感じはしない。デトックスの一種ではないだろうか。一般論として、男性よりも女性の方が丈夫だけど、月経は理由の一つだろう。

だから、女性は閉経すると出口が一つ減るので、 この時期にお体のトラブルが増える。排泄力をつけるのが大切。

何をすれば良いのかというと、少食にして、水を増やす。あとは運動量を増やすのがお薦め。勿論、整体も役に立つ。

2017年1月16日 (月)

チャイニーズキャラクター

昨日、薙刀を習って来たのだが、やっとここまで来たか。何を目指しているんだろうと思わないでもないのだが、道具を使わないと分からないこともある。

今の道場も長くなった。開設する時からいたのだが、最初は何にも出来なくて、数年、おもしろくはなかったな。よく一緒に稽古をした先輩が、特注でスーツを作る様な仁王様みたいな人で、突かれて首がムチ打ちになったり、蹴っ飛ばされて地面に転がったり、散々だった。

稽古をしていて、やられない様な体の使い方を工夫し出してから、上達し始めた様な気がする。力むとかえってダメージをもらうので、力の抜き方を覚えざるをえなかった。感謝だな。今では、のらりくらりして捕まらない男だと言われる。

今度、帯をくださるというのだが、好きな漢字を一文字入れるので、決める様にとのことだった。何が良いだろうね。まさか愛?天とか中二病ぽいね。宮崎市定先生曰く、漢字は形のシンメトリーな字の方が、格は高いそうだ。合にしようかな。

フットワークが悪いので、上達を願って、足でも良いかもしれない。最近、ようやく膝の抜き方が分かって来た。何の為にやるのかずっと分からなかったのだが、普通に歩くと重心が浮くもんな。

2017年1月12日 (木)

小さな親切、大きなお世話

昨年末から体を整えているのだが、そうしたら、だんだんと体のトラブルが浮いて来た。

そういうもので、体の状態が悪いのに、それを感じないというのが一番良くない。

似た様な話で、病気になったら、突然、そうなったみたいなことを言う人も多いのだけど、そんな訳がない。それまで、体調不良に気が付いていなかっただけかもしれない。

以前、ちょっと怪しいなという方がいたので、がん検診はしてますか?と、ほのめかしたのだが、それで検診をしたら、前立腺がんでグレーな数字が出た。

数ヶ月経って、再検査をしたら、大丈夫な数字だったので、ご本人は安心をしていた。

ただ、良かったですねとは言ったものの、体の状態はちっとも良くない。それは、コップから水が溢れていないだけで、たぷたぷ溜まっていることに変わりはない、と内心では思っていた。

この仕事の難しいところで、以前にも、眼が疲れているので休めてくださいと口を酸っぱくしてお伝えしても、ちっとも耳を貸してくださらない方がいた。眼精疲労が原因の肩凝りなのに、それで、完治しないと文句を言われても困るじゃない。

ところが、病院の検査で白内障だという診断が出たら、眼を休めなきゃとおっしゃるので、ものすごくガッカリしたことがある。検査の前に分かるなんて凄いと言われたものだけど、そんなのちっとも嬉しくはなかったな。

何でも分かるなんて傲慢なことを言えるはずもなければ、事実でもないのだが、わざわざ面倒なことを繰り返し言うからには、それなりの理由がある。

でも、最近は諦めが早くなったので、2、3回で通じなかったら、それは相手の問題なので、もうそれ以上は言わない。

東京オリンピック

昨日は大学の聴講。今回は東京オリンピックがテーマ。多分、人生におけるオリンピックの総視聴時間は、1時間ないくらい。

話題はオリンピックに前後しての都市開発ついてのものが中心となった。

終わった後には不動産価格が下落して、いよいよ人口減にもなっていく。社会全体が勢いをなくしていく中で、どうやって楽しくやるのか。

実際、不動産を持っていて、売り抜けるとしたら、今年、来年くらいではないだろうか。

そういえば、一昨年、近所の不動産屋の親父さんから、ここなら値下がりしないと駅近の物件を薦められて、いくつか見て来たのだが、結局、買わなかった。

根本的に借金は嫌なのと、将来的に、物件が余るのは確実なので、買う事もないんじゃないのと思ったのだ。あとはまあ、将来、どうなるかなんて分からない。生活に合わせて、必要な場所も広さも変わる。

しばらく前に、酒の席で、不動産屋勤務のお姉さんに、都内のどこかに買うとしたら、どこにしますかとお尋ねしたら、「人形町」という返事があった。銀座などへのアクセスが良い割に、地価が安いのが理由だそうだ。

とりあえず、老後は東南アジアか南米辺りで隠居するのが夢だ。そこで、公私共にするお手伝いさんを雇って、この金でどうしようもないヒモ男を養うのかと悩むつもりでいる。やっぱり賃貸で良いという結論になる。

2017年1月11日 (水)

生活習慣病

右肩が痛かった。

合宿のせいかと体を調べたら、右眼の疲れが顕著。調整をしたら、肩の痛みは取れて、今度は右眼が痛くなって来た。

体の仕組みとして、症状の出ている場所と原因となっている場所が異なるという原則がある。

体が回復して行くプロセスとして、状態が改善すると、症状の出ている場所から原因となっている場所へと痛みが移っていくということがしばしばある。

痛覚は敏感な様で鈍感なので、歯の痛みを感じていたのに、耳を調整したら良くなったみたいなケースもざら。

そんなことを言われてもどうしろという話なのだが、生活の中で比重の大きいものを手放すと良いということは言える。

例えば、眼の疲れが原因で肩に痛みの出ている自分ならば、スマフォを使わなければ良い。例えば、足が痛くて、もしその人が大酒飲みだとしたら、足が痛いとは考えないで酒を飲み過ぎたと考えてみても良いかもしれない。

いずれにせよ、症状は生活がつくっているという話だった。

2017年1月10日 (火)

音無山

やっと年が明けた。合宿が終わるまで、お正月気分にはなれなかったのだ。

合宿では、三重県の音無山に朝の3時から登ることを3回繰り返した。

標高100メートルくらいの小さな山なので、急げば15分くらいで登れる。そこを中腰で3時間くらい掛けて登るという稽古をするのだが、何回か意識が飛びかけた。だんだん寒さも感じなくなって、視界が白くなっていくのだが、雪山で遭難するのはこんな感じだろうか。

音無山は海辺なので風が強くて、静かなところではない。じゃあ、名前の由来がどこから来ているのかというと、大昔に口の利けないお姫様がいたそうで、それに由来するそうだ。また、源義経の家臣である伊勢三郎義盛が登った故事から、別名を三郎山とも言うそうな。

頂上の星空が綺麗で、流れ星を見た。

東京に戻って来たのが昨夜の話。とりあえず、筋肉痛の調整は上達した。末端が結構、大事。まずは手足の指を引っ張ると良いです。

2017年1月 6日 (金)

1月7日(土)~1月10日(火) 休業のお知らせ

山で修行して来ます。探さないでください。

整体教室

〇講座内容

整体を教える様になってしばらく経つのですが、反省があります。技術的なことは教えられても、実感を伝えられなかったという反省です。

生活の中で実際に使ったり、体が変わっていく実感がなければ、勉強をしてもおまじない以上のものにはなりません。自信にはならないのです。だから、人を見る時にも自信がない。

この講座では、特にテーマを設けません。その時の参加者や季節に合わせて、臨機応変に体操や手当療法をレッスンさせて頂きます。習うよりも慣れろ、です。

ご参加をされるうちに、何時の間にか上手になっている人が出てくれば良いなと願っております。

〇開催日時

1月11日(水)19:00~20:00
1月25日(水)19:00~20:00

〇開催場所

浜田整体

〇会費

2千円

〇お申し込み方法

浜田整体までメールか電話でお申し込みください。メールで申し込まれる場合は、①お名前 ②電話番号 ③ご希望の講座 をご記入ください。定員があります。

〇持ち物

・ハンカチかフェイスタオル(うつぶせになった時に、お顔の下に使ってください)
・清潔な靴下(足裏に触れる場合があります)

〇ご案内

・開始時刻の10分前からご入室頂けます。
・更衣室はありません。お着替えをされる方には、ご不便をおかけしますが、お手洗いをご案内しています。
・実習では、なるべく同性同士で組んで頂く様にご案内しているのですが、人数の都合上、難しい場合があります。その時はご容赦ください。

2017年1月 5日 (木)

花粉症の人が出たら良いかもしれない講座

〇講座内容

春になると、花粉症で憂鬱だという方もいらっしゃることでしょう。毎年、ご相談を頂きます。

整体を受けて、少しはマシになったという方も多いのですが、整体で花粉自体をどうこう出来るはずもありません。

つまり、花粉症を花粉という外部の問題ではなくて、体の内部の問題として捉えて、手当をしていく発想がある訳です。

整体の見地から、花粉症を語り、何をすれば良いのかをご紹介させて頂く講座です。

季節性の症状は、その一つ前の季節が重要になります。秋に体調を崩すとしたら、その原因は夏にあり、春に体調を崩すとしたら、それは冬の過ごし方に問題があるのです。仕込みが大切です。

〇開催日時

1月22日(日)15:00~16:00

〇開催場所

浜田整体

〇会費

4千円

〇お申し込み方法

浜田整体までメールか電話でお申し込みください。メールで申し込まれる場合は、①お名前 ②電話番号 ③ご希望の講座 をご記入ください。定員があります。

〇持ち物

・ハンカチかフェイスタオル(うつぶせになった時に、お顔の下に使ってください)
・清潔な靴下(足裏に触れる場合があります)

〇ご案内

・開始時刻の10分前からご入室頂けます。
・更衣室はありません。お着替えをされる方には、ご不便をおかけしますが、お手洗いをご案内しています。
・実習では、なるべく同性同士で組んで頂く様にご案内しているのですが、人数の都合上、難しい場合があります。その時はご容赦ください。

牛の解体

手技療法をやる人は、荘子の牛を解体する名人の話が好きね。

曰く、肉のしかるべき隙間を切ると、スーッと抵抗なく切れると。それを見て取るのが名人だというのだが、まあ、ロマンがあるよね。

整体だと、妊婦さんを見ると、無駄な力を使わないという意味で、その疑似体験が出来る。妊婦相手の強い矯正など、百害あって一利なし。フワッとした手当療法で体を整えていくのだが、案外にそれが効く。

妊婦さん以外を見る時に、それをやってみると、同じことをやっているはずなのにおかしいなという話になりやすいのだが、近頃、ようやっと卒業の感がある。

生徒には飲食店でも、味が濃くてボリュームの多い店は生き残りやすいと教える。薄味で勝負をするには、熟練と自信が要る。手技においても、技があると使いたくなるのだが、次の段階では乱用を慎むのが肝要。かえって下手になる。

妊婦さんをやって上手くいくのは、良い具合に手段を縛られるからなのだが、それがかえって良い方に作用する。そのさじ加減を再現したい。

昨日は脊椎の圧迫骨折の方がいらしていたので、妊婦さんにやるのと同じ様にやったが、それでかなり結果が良かった。いつもそうやれたらいいな。

2017年1月 3日 (火)

濡れ衣

いやあ、ビックリした。お昼に千吉カレーうどんを食べた後に道を歩いていたら、藪から棒にギックリ腰をやった。

さすがに年末から飲み過ぎた。名古屋へ向かう車の助手席でウィスキーをラッパ飲みしていて呆れられたのだが、ここに来て腰に来た。

左腰が痛くて15分くらい背中を丸くしていたのだが、自分に4、5回、気合を打ったらそれで良くなった。やっぱり便利だな。走ってみたけど、大丈夫だった。

しかし、クライアントの方にも言うのだけど、とりあえず、何かのせいにしてみるね。自分の場合、最初は靴のせいにした。

10年近く、同じ靴を買い続けていたのだが、惜しくも生産中止。先週、新しい靴に代えたところなのだ。求める一番の条件は、軽いこと。次に、踝が靴擦れになりやすので、後ろの部分が高過ぎないこと。条件に合う靴なので、喜んでいた。

実際にはどう考えても、飲み過ぎが原因。靴よ、悪かった。

明日から、また仕事だ。

オープンダイアローグ

先日、メンタルのご病気の方がいらしていて、いつもヘッドフォンをお持ちなので、お気に入りですねとお尋ねした。

そしたら、これがないと声が聴こえるんですというお応えがあって、感心した。雑音がうるさいのでヘッドフォンで耳を塞ぐというのは、ロジカルには100パーセント、正しいものね。

昨日、友達とも話をしていたのだが、ご病気も長期化すると、ご本人なりに折り合いをつける方が多くて、あれは不思議だ。

ところで、斎藤環 『オープンダイアローグとは何か』 を読んでいる。

興味深かったのは、開いていて何でも入って来てしまう状態だから、患者は閉じることで身を守るのだという記述。そうした視点を持ったことはなかった。

そういえば、大概、後頭部が閉じて、萎縮したみたいに小さくなっているのだが、開いても開いても、自分の力でまた閉じる。

オープンダイアローグは、フィンランド由来の精神療法らしいのだが、統合失調にも実績があるというので、ホンマかいなと思った。精神科医の方が来ているので、お聞きしてみよう。

その特徴は、クライアントが主役、否定をしない、診断をしない、結論を出さない、曖昧さに耐える、チームであたる、チーム内でのヒエラルキーの否定、クライアントの前で全てを決める、対話自体を目的にする、等々、方法論としておもしろい。クライアントは、目の前で自分についての噂話を聴く様な状態に近いという。

正直、臨床よりも講座に導入しやすそうだと、読みながら考えた。

2017年1月 2日 (月)

ウィリアム・アドルフ・ブグロー

今日は横浜で友達と飲んでいたのだが、ウィリアム・アドルフ・ブグローの話をした。

1905年に亡くなった画家だが、20世紀には忘れられた作家なのだそうだ。近年、ヨーロッパで再評価が進んでいるというのだが、日本にはまだそんなに入って来ていない。展示会もあまりない。

今、もし自分が美術ビジネスをやっていたとしたら、首を賭けてもいい。先んずれば人を制すで、大急ぎで文献を集めて、地盤を固めにかかるだろうな。日本では絶対にウケる。アニメのセル画みたいなのだ。

宗教画も描いてるが、むしろ、被写体への特殊な嗜好があって、今となってはその病理に現代に通じる普遍性があるではないだろうか。

『フランダースの犬』の最終回では、ネロはルーベンスの絵を前にして亡くなったが、自分はブグローか、ジョルジオーネの『テンペスタ』の前で死にたい。いや、それは冗談だけど、フランスに絵を見る為だけに行ってもいいな。行かないな。

橘玲『中国私論』

昨年を総括すると、年末に施術中の動画を撮ったのは良かった。大概、それにガッカリして、体を整えることを心掛けている.。

体の鮮度を保つには、小食にして、白湯を飲み、活元運動をするのが一番。最近では、会う度に若返ると言われて、鼻高々。

しかし、肩を壊す様になって来た。空手のせいだ。ある程度の威力が出る様になると、自分の力で一度は身体を壊すものだ。人体のうち、肩の可動域は広いので壊しやすい。

力の焦点となる三角形を理解したのは良かった。両足を結んだ三角形の頂点に力が集まるので、そこをコントロールされると足が出なくなる。投げるのにも便利だが、打撃にも有効な仕組みだと分かった。

今年は稽古をし直したい。20歳くらいの頃、整体が凄いのは分かったが、じゃあ、自分はどうだというのが問題意識だった。

大企業を定年退職した元社員が、会社近くの喫茶店にたむろするみたいな話を聞くこともあるけれど、帰属意識に満足をしてどうする。いやまあ、最早、終身雇用も当てにならないしね。

寂しくはならない、明るい個人主義でいたい。魅力がないから孤独になるという話かもしれない。

でも、加齢への手当を考えていないので、薄っぺらい意見かな。健康問題がクリティカルになるのもそうだけど、今後、どうしてもセンスがズレて来るはずだしね。若い人からセンスを吸い上げ続ける糸井重里的な意味での永久機関が欲しい。

先日、橘玲の『中国私論』を読んだのだが、「グワンシ」についての描写がおもしろかった。「関係」のことだが、日本語とはニュアンスが違っていて、親切にする代わりに助けて貰うという互酬性のことを言うらしい。

個人主義者の安全保障としては、適当な落としどころだよなあと納得した。リバータリアン気取りよりも、華僑の方が未来を生きているのではないのという。

2017年1月 1日 (日)

愛知旅行

12月29日で仕事納め。最期の仕事は気合法の講座だった。

毎年、暗い情熱を目に宿した男達と、精神的な意味で何かを生やした女性たちにお集まりを頂くのだが、今回は大勢にお集まりを頂いた。はるばる神戸からご参加頂いた方までいらして、みなさん、年末のお忙しい時期にありがとうございました。

居酒屋の打ち上げで色々な話を伺ったのだが、まあ、整体は自由になる為のメソッドなので、それで不自由になってもしょうがない。好きにすれば良い。

打ち上げの終盤、大学時代の友達から連絡があり、名古屋に住んでいる後輩のところに遊びに行かないかと誘われた。

それも良いかと行くことにしたのだが、もう酔っぱらっていて息をするのも面倒くさい。打ち上げ先から、待ち合わせ場所の新横浜にホテルを取った。

翌朝、そのまま自動車で愛知まで運ばれた。名古屋市内のホテルを取ったのだが、急だったので部屋も少なくなっていて、用意の出来た部屋はセミダブル。元自衛隊員の男と同じベットで寝る羽目となった。お互い相手に背中を向けて、寝仏陀みたいになっていたので笑った。

愛知といえば松森先生なので、お呼び立てさせて頂いたのだが、大晦日であるにも関わらず、今井先生共々、お食事をご一緒させて頂いた。蕎麦をご馳走になった。

その後は施術所に移動して、ロシア製の健康器具を使わせて頂いた。頭にヘッドギアを付けるので、そのまま活元運動でもしたら放送事故なのだが、おもしろかった。

脳波?を見るのだが、右腕が疲れているとの検査結果。他にも幾つかの項目が出たのだが、おおよそ自覚のある場所だったので、検査の正確さに驚いた。

そういえば、講座の打ち上げで、人のモラルはおそらく先天的なものなので、それにこだわってもしょうがない。一方、マナーは後天的に学習が可能なので、女性がいたら、ドアを開けてあげたり、壁際の席を譲ったり、機械的に学習したら良いという話をしたところだったのだが、愛知では女性陣にお世話になりっぱなし。あまり偉そうなことを言うものではないね。

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2016年12月25日 (日)

向き不向き

昨日、風呂場で転んでお尻を打って、歩行困難になったという方がお越しだった。

調整自体は難しいものではなくて、すぐに良くなった。

触っているだけで不思議ですねとおっしゃるのだが、その触ることを訓練するのだ。

自分も勉強をしてみたいが、向き不向きはありますかとお尋ねになられたので、そもそも、あまり興味を持つ人の多いジャンルではないから、興味があるだけで向いているんじゃないですかとお応えさせて頂いた。

あとは、普通の社会的なリテラシーが重要なのではないだろうか。生徒にも口を酸っぱくして言うのだけど、別に整体を仕事にしたからといって、そこまで職人的な世界に没入出来る訳ではない。ロマンとしては良いけどね。

現実、脱サラをしても上手くいかない人も多い。パーソナリティに社会的な弱点があったとしたら、それがそのまま整体の仕事においても足を引っ張る。そこを勘違いするからではないだろうか。

自分も散々に苦労をしたのだが、フリーランスだと会社組織と違って、弱点を矯正される機会も少ないので、その点は余計にシビア。

そういえば、開業した頃に、年上の指圧師の方に整体を教える機会があったけれど、彼はこれみよがしに絨毯のゴミを拾って見せたものだ。生徒の立場なので正面切っては言いにくいので、そういう形で掃除の仕方が悪いと教えてくださっていた訳だ。結局、喧嘩別れをしたが、そういうところは嫌いではなかったな。

異業種交流会

数日前、近所の美容院の社長さんに、韓国料理屋でご馳走になった。

良い機会だったので、長年の疑問をお尋ねさせて頂いた。美容院の従業員には若い人が多いけれど、ある程度の年代になったらどこに行くのか疑問だったのだ。

実際、業界でも問題になっているのだそうだ。独立をするか、見切りをつけて他の業界に行くかという状態らしい。

そこが問題なので、薄給と長時間労働を改善して、美容師の地位向上を図りたいとおっしゃるので、話がおもしろくなって来たなと前のめりになった。

異業種で、でも、それほど遠い仕事ではないので、話の噛み合うところとそのズレが楽しい。同業者が適当にやって潰れていくのを沢山見て来たので、マネジメントが必要だという話も伺えて良かった。

自分で舵を握っている人は格好良い。みんな自由を求めているけど、それは安定有りきの自由なので、それは俺の考える自由ではない、という台詞に痺れた。

対照的に、さっき施術を受けに来た方から、お年玉を頂いてしまった自分は、はたして大丈夫なのだろうか。

2016年12月24日 (土)

説得よりも納得

健康法に熱心な奥様が整体を薦めて、ご主人は気乗りしないという話をお聞きすることがある。

うちだと続けて通うので不思議だというコメントを頂く機会があるのだが、おそらく相手を変えようとしないからだろう。

押し付けられると、生理的に反発するものなので、そんなことをしてもしょうがない。正面から健康問題を話すよりも、相手が興味を持ちそうな話をさりげなく耳に入れたら、なんとなくその気になってくれる。

テクニカルにもそうで、外部から加えられる力には、やはり反発をするので、それは握り締めた拳を外からこじ開ける様なもので、悪手だ。

それよりは、握った拳を自分で開く様に持って行くと、施術の効果が長持ちもする。握り拳を無理やりに開いても、すぐに自分の力で閉じてしまう。

握った拳というのは喩え話で、人によっては肩でそれをやる人もいるし、腰でそれをやる人もいる。

それを相手に上手く伝えられたら、症状も自然と改善していく。説得よりも納得。正直、なかなかそれが分からなかった。ここまで来るのに、随分と時間が掛かっている。

2016年12月23日 (金)

統一理論

整体を学んだ人は、大体、二通りのスタイルに分かれる。

テクニックでスパンスパンとやる理論派か、手感覚でジーッとやる感覚派の二通り。

男性には理論派が多いし、女性には感覚派が多い。そして、理論派は60代の半ばくらいでバテて引退、長く続くのは感覚派というのも定番。

両端は決まっているので、自分はどの辺りに落ち着こうかと、この数年、距離感を測っていた。来る人の向き不向きもあるので使い分けてもいたし、その時の関心とブームもあってハッキリしなかった。カメレオンでいいやとも思っていた。

ここに来て、丹田を開くというコンセプトに気が付いたので、位置が定まった。

結局、感覚を理論化するというアクロバットが必要だった。ビリヤードに計算式で射角を出す打法があるのだけど、それに等しいことをやったぞと、昨日の研究会では大威張りだった。

基準さえ確立したら、感覚で処理していたことを理論で済ませられる様になるので、負担が何分の一かにはなる。主観的には、それまで暗算でやっていたことを電卓でする様になった、という感じ。

数年越し追い掛けていたテーマに結論が出たので、変なテンションだ。

丹田を開く

冬至とは一体何だったのか。急に暖かくなった。

春先になると気鬱をやる体質の人がいるけれど、割と自分もそうだ。

昨日がそうで、お昼休みに角金でニシンの塩焼きを食べて、機嫌良く歩いていたはずなのに、なんとなく気鬱になった。

モリバコーヒーに移動して、キリマンジェロを啜りながら暗くなっていたのだが、午後の予約もあるので、自分で体を調整することにした。見たら、頭頂部が閉じている。

開いたら、一気に気分が良くなったので、閃いた。臍下丹田というけれど、どこが丹田なのかは人によって違うのだ。お腹にある人もいれば、胸にある人もいる。場合によっては、足裏がそうだという人もいるかもしれない。

夜に研究会で、丁度良く、膝が痛いという人がいたので、閉じている眉間を開いたら、それで膝も良くなった。そうなんだよなあと思った。

手技療法者の常として、統一理論を求め続けていたのだが、どうまとめてもしっくりこなかった。

人体の中心をどこに求めるのかには喧々たる議論があり、胸が大事という人もあれば、頸椎が根本だという人もあり。しかし、やはり何を聞いてもピンと来なかった。

人によって違うということに、やっと納得することが出来た。ああ、スッキリした。

2016年12月21日 (水)

この世界の片隅に

昨日は二子玉川へ『この世界の片隅に』を観に行った。

舞台のメインとなるのは戦時中の広島と呉。主人公は郷里の広島から呉へと嫁入りする19歳の女性だ。彼女の新婚生活は、丁度、戦争の末期から終戦にかけての時期と重なる。

タンポポなどの野草を工夫して食べたり、防空壕を家族で和気あいあいとつくったり、戦禍で困窮する中でもその新婚生活には明るさがある。

原爆投下というカタストロフが予告されているので、ドミノ倒しの瞬間に至るまでを眺める様な幸せの羅列が続く。軍港地である呉への爆撃が激しさが増す中、いよいよ。

『プライベートライアン』、『硫黄島からの手紙』よろしく、鉄砲を撃ち合うのが男の戦争だとしたら、こちらで描かれるのは女の戦争。

作中の建物は実際の資料にあたって、忠実に描いているそうだ。作中、幼馴染の水兵が主人公の夫婦宅を訪ねて来るエピソードがあったけれど、ああしたことも実際によくあったことなのだろうか。特攻隊とか。

ところで、持論なんだけど、ストーリーなどの抽象的なテーマが縦軸で、キャラクターやエピソードなどの具体的なディテールが横軸。あれだけテーマがしっかりしていると縦軸の高さは充分なので、後は、ディテールを増やすほど、縦横で出来る山は大きくなる。

伏線のばら撒き方が豪華で、もうちょっと転がりそうなエピソードもサラッと消費してお仕舞い。その繰り返しで裾野が広くなっている。

映画に限らず、ありとあらゆる仕事もそうで、社会的意義や理念といった縦軸がないと人は集まらないし、高い理想だけがあっても、商品力がないと横の広がりがないので、棒みたいに不安定になって継続性に乏しい。ボランティアや学生の左翼運動みたいなもの。

逆に、どれだけ商品が良くても、社会的意義がないと人には求められない。変な喩えだけど、世界最高のタイプライターをつくっても無意味。モノを見る時、縦横のバランスについていつも考えるのだけど、その点、『この世界の片隅に』は凄かった。

2016年12月19日 (月)

手技療法講座

〇講座内容

毎月、やっている手技療法の講座です。

臨床的な内容です。整体操法、均整法をベースにして、これは効くという手技を指導させて頂きます。

質疑応答を交えながら進めてくので、かなり実際的な講座だと自負しております。

プロ、セミプロ向けの講座です。

〇開催日時

1月29日(日)15:00〜18:00

〇開催場所

浜田整体

〇会費

1万円

〇お申し込み方法

浜田整体までメールか電話でお申し込みください。メールで申し込まれる場合は、①お名前 ②電話番号 ③ご希望の講座 をご記入ください。定員があります。

〇持ち物

・ハンカチかフェイスタオル(うつぶせになった時に、お顔の下に使ってください)
・清潔な靴下(足裏に触れる場合があります)

〇ご案内

・開始時刻の10分前からご入室頂けます。
・更衣室はありません。お着替えをされる方には、ご不便をおかけしますが、お手洗いをご案内しています。
・実習では、なるべく同性同士で組んで頂く様にご案内しているのですが、人数の都合上、難しい場合があります。その時はご容赦ください。

2016年12月18日 (日)

施術

喉が痛くて声が出ないという方がいらしていたので、調整をさせて頂いた。

喉に触れて腫れている側を確認したら、足裏にある喉の場所を押さえる。また喉を見ると、まだ腫れている。

体を調べていくと、お腹の張りが顕著だったので、張りがなくなるまで調整を続ける。

喉を見たら腫れが引いていたので、ここで勝負。声を出して頂いたら、ちゃんと声が出るということだった。

ご相談内容を伺って、原因を見つけて、調整して、確認する。毎日、その繰り返しだ。

2016年12月17日 (土)

整体教室

〇講座内容

整体にご興味のある方に、のんびりとマイペースに学んで頂くという趣旨の講座です。

テーマは特に設けません。ご参加をされる方に合わせて、その時その場で内容を決めていきます。体操をしたり手当療法をしたり、雰囲気で決めます。

人が集まる様であれば、継続的な開催を予定しています。

がっつく方には向いていませんが、ご参加をされるうちに何時の間にか整体が身に付いていた、という様な方が増えれば良いなと願っております。

〇開催日時

12月21日(水)19:00~20:00
12月28日(水)19:00~20:00

〇開催場所

浜田整体

〇会費

2千円

〇お申し込み方法

浜田整体までメールか電話でお申し込みください。メールで申し込まれる場合は、①お名前 ②電話番号 ③ご希望の講座 をご記入ください。定員があります。

〇持ち物

・ハンカチかフェイスタオル(うつぶせになった時に、お顔の下に使ってください)
・靴下(足裏に触れる場合があります)

〇ご案内

・開始時刻の10分前からご入室頂けます。
・更衣室はありません。お着替えをされる方には、ご不便をおかけしますが、お手洗いをご案内しています。
・実習では、なるべく同性同士で組んで頂く様にご案内しているのですが、人数の都合上、難しい場合があります。その時はご容赦ください。

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