2017年10月17日 (火)

力道山

戦後に力道山が悪役の白人レスラーを空手チョップでやっつけてみせたのがウケたのは、分かりやすい敗戦コンプレックスの発露な訳である。

ところで、テレビを見ていたら、ハーフタレントの女の子が綺麗だけどバカ、みたいないじられ方をしていたのだが、最近、このパターン多くないか?テレビ業界には、そうしたポジションが何枠か用意されているのだろうか。

いやあ、これもルックスでは負けるけれど、頭では勝てるみたいな視聴者の自意識なのかと思った次第。

別の視点を入れると、例えば、芸能事務所のホームページでタレントのリストを見たら、似た様なタイプの女の子ばかり並んでいるなんてことがよくある。まあ、それは社長の趣味だろうが。

だから、事実は二匹目のドジョウだったり、事務所の力関係があるだけだったりするのかもしれないが、ウケる理由を考えてみたら力道山を連想してしまうのだった。

伝統

空手をやっていて、突きが遅いのが悩み。下手だ下手だ、蚊が止まると言われ続けて、いやまあ、みんなそんなヒドイことは言わないけれど、実際そうなので、結構、気にしていた。

引手をつけると速くなるという教えがあるのだが、それも長らく意味不明。引いても速くならないぞという感じ。

それが昨夜、やり方を間違えていたことに気が付いた。ブンブン風切り音がするではないか。興奮して、朝まで稽古をしていたので、今日は筋肉痛。

今更なのだが、引手をつけると鼠蹊部が動かしやすくなる。その回転力で突きを出す。テレフォンパンチになるのに、空手でわざわざ引手をつけるのはその為の工夫だ。中国武術でも跨といって鼠蹊部を強調するけれど、その意味がやっと分かった。

自分の間違いは、お尻が落ちていたこと。整体の跨ぎの癖が出ていたのかもしれない。それだと鼠蹊部の回転運動が腕に伝わらない。お尻を上げて股関節の角度を調整したら、良い塩梅だ。

ところで、身体を扱うジャンルと科学がちょっと違うのは、最先端のものが必ずしも優れているとは限らないところ。最新の実験機材とは違って、身体という研究素材は昔からあるので、ほとんどの事は先人がやり尽している。

個人の創意工夫は当然あるべきだけど、謙虚に伝統に学べと反省した一夜だった。

2017年10月16日 (月)

デカパン先生

秋物を新調して来た。

パーカーと仕事用のズボンを買ったのだが、ズボンはいつも2サイズ大きいものを買う。正坐をしっぱなしなので、そうでないと膝を傷めるのだ。デカパン先生状態になっているのをベルトで吊る様な感じ。まあ、ダサい。

しかし、それも今日で卒業だ。ストレッチ生地のものを見つけたので、サイズの合うものを買って来た。

それにしても、寒い。冬物でも良かったかもしれない。

近頃は胃腸がお疲れの方が多い。口内炎のご相談も多いのだが、それは胃腸の疲れが原因。

整体の考え方なのだが、秋になって汗をかかなくなると、その汗が胃に回るということを説く。

お腹の不快感は、それが理由かもしれない。そうした場合、空きっ腹にしておかないで、消化の良い温かいものを食べる。また、湯船に浸かって、発汗を促進するのも良い。

施術では、先週から胃経の足三里を押さえてばかりだ。調整が済むと、お腹がフンワリ柔らかくなる。

自分の健康法では、この時期は特に白湯を飲む。冬になると乾燥して来る。洗濯物を干すとカラカラになるけれど、体も乾くのだ。水分を摂ると、乾燥肌でなくなったり、お腹の調子が良くなるなどの効果が期待出来る。

そういえば、腰痛のご相談も増えたが、お腹の疲れが原因のものが多い。

先日、急に足が動かなくなったという方が車で連れられていらしていたけれど、その方も、お腹と足三里、胃腸の関係の脊椎を調整したら、帰りには歩ける様になっていた。

2017年10月12日 (木)

性差

男女のコミュニケーションの違いについて、考えてみた。言い換えると、承認欲求。端的には、プロフィールの盛り方。

何かを考える時には、やはり自分の知っている業界を参考にする。性差として目についたのは、手技業界のプロフィールのつくり方だ。

具体的には、女性はディプロマが大好き。何とか協会認定トレーナー、ホニャララコースアドバンス修了と、並べて見せる。同性受けするのかもしれないが、これは男性からすると野暮ったく見える。

一方、男性は誰それに□年弟子入りして修行しましたみたいなセンスが大好き。所謂一つの男のロマン。しかし、これも女性から見たら、むしろ、マッチョでファニーに見えているのかもしれない。

日中、そんな話を人としていたら、女性は複数のことが同時に出来るし、男性は一つのことしか出来ないものよというコメントを伺った。どうだろうか。

勿論、性差よりも個人差の方が大きかろうが、傾向としては確認が出来る。

骨格のフレーム

昨年から教えている女性がいるのだが、ほとんど手技は教えていない。じゃあ、何を教えているのかというと、筋トレだったり体操だったりする。最初は手技を教えていたのだが、しばらくやってみて無理だと分かった。

身体が出来ていないと、身に付かない。人様の身体をどうこうしようとする前に、まず自分の身体を何とかしましょうという趣旨。遠回りだけど、その方が上達は早い。

芸事では肩の力を抜けといった類のことがよく説かれるのだが、鍛えた人がやるから意味があるのであって、最初からは無理だ。そもそも抜くほどの力がない。

そんな訳で筋トレと体操なのだが、その方に限らず、体の縮んでいる人が多い。骨格のフレームが小さいのだ。肩甲骨を動かそうとしても、ゴリゴリ鳴って、動かすスペースが足りない様な感じ。

まず一塊になった身体の各部をバラす必要がある。例えば、肩甲骨も天使の羽と呼ばれるけれど、背中に埋もれて翼の折れたエンジェル状態。

肩甲骨を胴体から引き離して、肋骨の癒着を取って胸郭を拡げて、骨盤の可動性を高めて反り腰を修正すると、骨格のフレームが拡がって、それだけで身体は一回り大きく見える。

その後に、呼吸法をやるともっと良い。風船に空気を詰めたみたいに、身体に弾力が出る。

2017年10月 7日 (土)

中田考×島田裕巳

写真を整理していたら、出て来た。一昨年のスリランカ旅行。現地の心霊治療家を訪ねた。首都コロンボ市内の某所。

治療家がキテハーと気合を打ったら、バタリッと患者は倒れる。スタッフが駆け寄って来て、隅に運ぶ。クーロン黒沢気分を味わった。

戦前の日本でもこの手の心霊治療が流行った。経済発展に伴う、ある種の文化運動なのかもしれない。

ところで、先日、渋谷でイスラーム法学者の中田考氏と宗教学者の島田裕巳氏の対談を見て来た。

年々、PL高校の花火が下火になっているというエピソードが紹介されたが、新興宗教の信者は減り続けているのだそうだ。

発展途上国では信者が増えるけれど、経済成長が止まると信者も減るというのが共通して見られる現象らしい。

新興宗教の勧誘は都市部へ出て来た孤独な若者をターゲットにするので、家族と共同体のないところで幅を利かせる隙間産業、というとあんまりか。需要と供給があって、ある時期を過ぎると社会的な役割を終えて廃れる。

そういえば、先日、ナショナルジオグラフィックのweb版を読んでいたら、ベネズエラで心霊治療に頼る人が増えているという記事が紹介されていた。経済破綻による医薬品不足が深刻なのだそうだ。

この辺り、レイヤーがそれぞれ異なっていて、興味深い。現在、日本で代替医療に注目が集まっているのはヒッピー文化の変奏なので、経済的な事情ではない。逆に、富裕層にしか出来ない遊びみたいなものだ。

スリランカでは現地の人達を施術する機会もあったのだが、まあ、糖尿病だらけね。そして、富裕層は病院が大好き。一方、先進国からの旅行者はアーユルヴェーダの治療院に一週間滞在したりもする。

これまた話が捻じれていて、政府の高官が利用する治療院なんてのも存在していて、どうやらレベルがかなり高い。どうやらというのは、ウチに来ている人の体のトラブルをCTより先に見つけていたりするから。脈で食事内容も当てるそうだ。

ただ、こちらはコネがないと受けられない。また、海外旅行者を受けれ入れる治療院は、しばしば病院が副業でやっていて、アルバイトに施術をさせていたりする。

そういえば、笑い話があった。佐々木先生から疲労回復に効くアーユルヴェーダオイルをお土産に頼まれたので、お店にカタコトで伝えて買って来た。

どうですか?効く様な気がします、というやり取りがあったのだが、ほどなくして、それは虫除けのオイルだと判明したのであった。

インスタグラム風。違う?イギリスの植民地だったので、あちらの上流階級のファッションはそれっぽい。ポケットに片手突っ込んで話す姿がマイケル・サンデル風味。

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2017年10月 2日 (月)

BAD LAND

ギリシャ神話の伝えるところによれば、クロノスは息子に殺されると予言される。それで生まれた赤子を殺し続けていたのだが、息子のゼウスは母親の機知によって助かり、後に父殺しを行う。また、アポロン神殿の神官ラオコーンは、神殿内で妻と交わった為に神の怒りを買い、殺害された。

さて、Amazonプライムで配信されているバッドランドがベラボーにおもしろい。現代文明が滅び、銃火器のない社会でカンフーアクションが繰り広げられるというアメリカの連続ドラマ。マッドマックスとワイヤーアクション、それにシェークスピアを足して3で割った様な作品。

以下、ネタバレ。

魅力はなんといっても悪役だろう。この世界は領主が群雄割拠しているのだが、一地方の領主クインは息子ライダーの幼馴染を妾にしている。やがて権力と女性を巡って、父子で骨肉の争いを繰り広げることになるのだが、物語の中盤、いよいよ父子は対決する。舞台は中央に像のある広場だ。

像を見た両者、父親のクインはあれはクロノスの像だと言い、息子のライダーは、いや、ラオコーンだと言い返す。この作品、とにかく演出過剰。

また、地方領主の一人にはフェミニズム活動家の女性領主がいて、また描写が巧みだ。マッドマックスみたいな社会にそんなのがいるだけで、おもしろいではないか。

女性だけの親衛隊がいるのだが、後に、参謀役として車椅子で初老の男性が加わる。この辺りのガジェットもいちいち利いている。最初にその元殺し屋が出て来た時に、実は歩けるという展開を予想したのだが、それだとテーマがズレてしまうので、ないだろうな。

この人達、みんな悪役なのだ。ちょっと味付け濃い目のドラマ。現在、シーズン1と2が配信中、2018年にはシーズン3が製作されるそうだ。

美容モデル募集 *ご応募は締め切らせて頂きました。

〇募集内容

美容の施術用のホームページを作成する為に、美容のモデルを募集させて頂きます。趣旨としては、無料で施術させて頂きますので、ビフォア/アフターの写真を頂きたいのです。ご相談内容については、小顔、皺、顔の歪み、美肌、骨盤調整、姿勢、ヒップアップ、等々、幅広く、ご対応出来ます。ご興味のある方は、初対面、ご面識のある方、問いませんので、お気軽にご連絡頂けましたら幸いです。よろしくお願い致します。

〇ご応募方法

浜田整体まで、電話、またはメールでお問い合わせください。メールでご連絡される場合は、①お名前 ②電話番号 の記載をお願いします。

頭のダイエット

体の柔軟性は、単純に筋肉の柔らかさだけを意味する訳ではない。

例えば、しばしば背中の固い人は、食べ過ぎている。特に、肩甲骨の間。この辺りの脊椎は消化器と繋がっているので、過食で内臓に負担が掛かっていると固くなる。

だから、ちょっと断食でもすれば、別にストレッチをしなくとも、背中は柔らかくなる。食べ疲れて、消化に負担が掛かって、背中が固くなるというサイクルがある。

ところで、それは頭も一緒。頭が疲れるというけれど、実際に頭皮と腕が張って来る。ものを考えるのは身体運動なのだ。

腕というのは意外かもしれないが、頭が疲れると腕が張る。逆もまた然りで、腕が疲労すると頭が疲れる。試しに、腕立て伏せをした後に、簡単な計算でもしたら、普段よりもそれが難しいことが確認出来るだろう。

子どもの筆圧が高いと、勉強嫌いになるなんて意見もあるけれど、確かに疲れそうだよね。一理あるかもしれない。いずれにせよ、頭の働きを良くする為に、腕のリラックスを心掛けることは有効。

また、食べ過ぎで消化に負担が掛かるという話だったけれど、情報を摂り過ぎると神経には負担が掛かる。読売新聞の記事によると、未成年のスマフォの平均利用時間は3時間以上だそうな。若い人でも頭皮がカチカチに張っている。

頭がメタボというのも変な表現だけど、妙にアッパーだったりダウナーだったり、不眠だったりいつも眠かったり、神経の疲れに自覚的な方は、頭のダイエットをしても良いかもしれない。

そうした観点からは、ネットの記事はファストフードみたいなものだと言える。美味しいけれど、そればかり食べていたら栄養バランスは良くない、なんてことをここで書くのはアイロニーか。

自身、一昨年、スリランカへ旅行に出掛けて一週間、スマフォを使わなかったら、頭がビックリするくらい楽だったという経験がある。以上、情報を食べ物の様に管理するという話だった。

2017年9月30日 (土)

先生稼業

木曜日の研究会。生徒を見ていて、上手になったものだなあと感心した。まあ、何年もやっている人達だ。見ていて、楽しくなった。

みんな身体の立体感を掴むのに苦労する様だ。跨ぎの型をしても、平面的に動いてしまう。足首と膝、股関節を連動させて、その力を上手い事、親指に伝える訓練が要る。とにかく練習、練習、練習。1万時間の壁とは、よく言ったもの。

まずは、身体の重さ、固さ、柔らかさ、呼吸、人の身体に触れる経験などそうはないから、それに慣れて頂きたいところ。ただし、スレてはいけない。たまにプロに教える機会に感じるけれど、かえって雑な人も目につく。自分も気を付けたい。

また、頑固職人になるなとも口を酸っぱくする。整体を勉強したいなんていうのは、不器用な人が多いのだが、それをアイデンティティーにするならご勝手にという感じ。ただ、飢えることになるがね。そういう人を沢山知ってる。

分かってくれないと、世をスネてどうする。素晴らしいものがあるのなら、相手にちゃんと伝えないと勿体ない。

ついでに、心情的にはサロンも止めたい。知人・友人の間で金銭をやり取りし合うのも良いけれど、それは他人からのジャッジを怖がっているからであって、端から勝負を捨てている。それは男性版が頑固職人だとしたら、サロンは女性版の変奏に過ぎない。男のプライド、女の見栄、そのどちらも邪魔。

仕事のスタイルを伝えるのも難しい。特に、自分はそれが下手。サラッとやって見せるのだが、そう見せているだけなので、難しいことが分からないらしい。近頃、それを反省する。舐めて、ものにならない人も多かった。相手の為に、厳しくするべきだったし、格好をつけるべきだった。開業する人には、畳の部屋で和服を着たら良いですよとアイバイスをする。

ちなみに、しばしば整体を仕事にしたいのですが、私は向いてますかとお尋ね頂く機会がある。向いてますよとお答えするのだが、それは嘘だ。それを人に尋ねるタイプは向いてない。だって、クライアントの施術中に、一体、誰に相談するの?Googleの?という話。自分で決める人が向いている。

以上は、先生稼業の心構えみたいなもの。傲慢になれという意味では、勿論ない。相手は頼って来るので、それを受け止められる様にしておきましょうという話。

2017年9月25日 (月)

ワールド・ウォーZ

先日、村正を見せて頂いた。これで怪我したら、俺は徳川という冗談がツボにはまって笑った。

真剣を買おうと思わないでもないのだが、ちょっと酔狂の一線を越える。まだ止しておこう。

最近、薙刀の型を覚え終わった。困るのは稽古場所。ただ、狭いところで稽古をしていると、器用になる。

型稽古をしていて、相手を想定することの重要性を再確認した。実際の高さをイメージしたら、膝を曲げ過ぎていることに気が付いた。角度もズレていた。

型稽古にはパントマイム的な感覚がある。重さとか高さとか、イメージを具体的にするほど、ディテールは修正されて行く。

形があって、その意味がある。その往復運動に伴う変化がおもしろい。

ところで、それは映画鑑賞もそうで、近頃、Amazonプライムで見て、その後、町山智博さんと宇多丸さんの感想をラジオで聴くということを繰り返している。

たいしたもんだなあと感心するのが、下手をしたら、作品よりも語りの方がおもしろいところ。

昨夜はゾンビ映画の『ワールド・ウォーZ』を見て寝たら、クマバチの群れに襲われる夢を見た。人間が単純に出来ているものだ。

2017年9月24日 (日)

真善美

朝から猛烈な歯痛に襲われた女性。歯医者に行くも土日は休診で、痛みをなんとかしてほしいというご依頼。

リンパが腫れていると影響は歯茎に及んで、虫歯も必要以上に痛む。或いは、虫歯でなくとも痛むこともある。

リンパの詰まりを流したら、少しはマシになったとのこと。また、手三里は歯痛に効くというが、調べても硬直はなし。体の響きを見ると、合谷に反応あり。整圧の後、かなり痛みは改善したとのことだった。

施術では体を調べ、原因を検討して、調整に当たる。これが出来ないと、膨大な数ある手技療法は運用が難しい。俗に、観察が8割という。定石を踏まえて、固有を見る。

一昨日も、ジャングルジムから落ちて、股間をぶつけたという男の子が来ていた。かなり痛むとのこと。講道館式の金的の活法を試すも、効果薄し。改めて、体を調べると、頬骨の歪みが顕著。なんとなく閃いて、頬骨を上げたら、それで痛みはピタリと消えた。お子さんも不思議そうにされていたが、これは理論にはならない。

整体もしばらく続けると、定石の意外な無力を知る。対症療法をするよりも、人体を純粋工芸的に見做して、真善美を追及するとほっておいても症状は良くなる。逆に、症状にこだわると、なかなか難しい。

そこには、パターンでは把握しきれないというある種の断念がある。どうしても人間の脳みそはマニュアルを求めるのだが、どうやら複雑系であるところの人体には別のアプローチが合う様だ。

2017年9月23日 (土)

プノンペン物語

普段、施術中はあまり喋らない。だから、意外と相手のことを知らなかったりする。

昨日、もう何年も通われているご高齢の女性が、急に身の上話を始めた。そんなことは初めてだ。

お父様は貿易商。その関係で、カンボジアのプノンペンに生まれた。子どもの頃はアンナン語で喧嘩をした。近所のお寺で、釈迦の蜘蛛の糸の説話を聞いたことを覚えている。

お屋敷で幸せに暮らしていたが、やがて迎える敗戦。ある夜、ジープが乗り付けて来る音が聴こえる。略奪に来たフランス兵だ。メイドが服を着せてくれて、逃してくれた。戻っておいでという言葉と共に。

しかし、捕まってしまう一家。そして、人生は塞翁が馬。お父様が結核を発症した為に解放されて、日本に帰国出来たそうだ。

人に歴史あり。個人史と世界史が繋がる、ある世代の栄光と挫折。昭和は偉大な時代だった。

東京を離れるという話と共に、そんな身の上話をされるので、これが今生の別れかと、一瞬、シンミリしたのだが、あ、来月の予約をお願いしますとお帰りになられて行ったのであった。

2017年9月22日 (金)

写真撮影

昨日はホームページ用の写真撮影。

いやあ、良い写真が撮れた。動きのある写真が欲しかったのだ。

10年近い月日が流れた。日々、寄せては返す波の様に、人が来ては去り。悲喜こもごもなれど、やる事変わりなし。


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2017年9月12日 (火)

柔軟性≠柔らかさ

先ほどまで、足を挫いたダンサーがお越しだった。明日、どうしても踊らなければならないというので、深夜に依頼を受け付けた。

しょっちゅう怪我をする方だ。柔軟性はあるのだが、筋力とのバランスが良くないので、各関節が締め方の甘いネジみたいになっている。一旦、筋肉をつけて、体を固めた方が良いというアドバイスをさせて頂いた。

柔軟性があると怪我をしにくいのかというと、そうでもない。ムラのある柔軟性はむしろ危ない。極端に柔らかい部位があると、そこを傷めやすい。だから、一般的に、可動域の広い肩を傷めやすい。

そういえば、数日前の話。お子さんの肩が抜けたというご連絡を受けて、施術所でお待ちしていたのだが、到着する頃にはほとんど良くなっていたということがあった。

似た様なケースが時々ある。子どもは体が柔らかいので、手を引いた拍子にでも肩や肘が抜けすいのだが、同時に良くもなりやすい。

子どもの体には自然な柔らかさがある。成長過程でブツけたり、転んだり、小さな怪我はしょっちゅうするだろうけれど、その柔らかさ故に大きな怪我はしにくいし、回復も早い。

また、子どもの柔らかさは、柔軟性というよりも、呼吸の柔らかさだったり、リラックスの柔らかさだったりもする。

柔軟性≠柔らかさという話だった。

だから、大人の場合、柔軟性をつけるのも良いけれど、息をつめる癖を取るとメリットが大きい。リラックスが上手になると、アクシデントがあっても怪我をしにくくなる。

簡単な実験がある。左腕を地面と平行にして前へ上げる。そこを右拳で叩いてみるのだ。息をつめて叩くと痛いけれど、息を吐いて叩くとそんなに痛くない。

2017年9月11日 (月)

副腎操法

耳かき中毒なのだが、やり過ぎて良いことはない。

左踝が腫れて、痛くなった。

内踝は耳と繋がっていて、刺激すると中耳炎が改善する。今回の場合、逆に耳を刺激し過ぎて、踝が腫れてしまった。耳かきしたいのを我慢して、耳の手当をしたら、腫れが引いた。

意外な場所が繋がっているもので、整体ではそうした関係性を理解して、調整に用いる。踝はとにかく耳だ。

ただ、耳のトラブルにも種類があって、何でも踝という訳にはいかない。毎年、秋の初めには耳鳴りのご相談が増える。これは気圧というか、腎の関係なので、別の調整が要る。そんなに難しいものではない。

踝の適応範囲はあるが、高齢者の難聴には効果的。年齢的にもう無理かなと思っていても、結構、変わるものだ。しかし、補聴器を使っていると、耳が大音量に麻痺しているので、もう難しい。

自分が苦手なのは、ストレス性の難聴。大概、頭皮が緊張し過ぎて、ボーリングの球みたいに張っているという身体的な特徴がある。以前、大酒飲みだったのだが、酒を止めてほどなく耳にトラブルが出たという方がいらしていたけれど、手が出なかったことを思い出す。何をやっても、神経の緊張が抜けなかった。

そういえば、先週、佐々木先生の講座で、副腎のやり方を習った。ストレス性の難聴でいらしていた何人かの方の体を思い出すと、これが効くのではないのかと推測している。適応を検討すると、婦人科系にも良さそうだ。

元々、整体操法では副腎をそんなに言わない。それで、先週から、習ったやり方の脊椎との対応、九七八操法との比較を進めていた。研究会の会員を並べて、一人一人の変化を調べてみたのだが、それで整理がついた。

新しく仕入れた知識を解釈して、整理して、意味付けて、こういう作業は楽しい。元ネタはAKと均整のどちらだっけ?判断方法がAKでやり方が均整か?今度、確認してみるか。

後は使ってみないと、分からない。理屈を並べても、効果がなければ意味はない。整体に限らず、手技の良いところは、研究と臨床が隣接しているところで、すぐに結果は出るだろう。

2017年9月10日 (日)

再会

昼休み、自由が丘を歩いていたら、東急前の踏切のところで声を掛けられた。振り向いてみたら、夜の帝王だった。タクシーに乗っていたら、見覚えのある後姿を見つけて、追い掛けて来たということだった。

今は地方で別荘住まいのはずなのだが、しばらく東京に戻っているというお話だった。飽きたんでしょう?とお尋ねしたら、飽きましたというお返事があった。

移動して立話をしたのだが、最近の帝王は空海にハマっているのだそうだ。お互い刺激中毒なのだが、外部にそれを求めてもいずれは飽きる。非日常も慣れると日常に堕してしまうからだ。

それよりは、少し視点を変えて、目の前の日常の意味を置き換えてしまうと、ありふれてつまらなかったはずのものが、黄金に変わる。外部よりも内部ですよねという話を会って2分で初めて、10分で終えて別れた。この二人組はおかしいかもしれない。

しかし、今日も忙しかった。先週、夏休みにしたので、戻ってからは立て込んでいた。夜になると、さすがに草臥れたので、ここぞとばかりに焼肉の食べ放題へ出掛けた。しばらく前に新装開店したお店なのだが、初めて訪ねた。

安い肉を沢山食べるには、体力が要る。この数年、受け付けなくなっていたのだが、ここのところ、トレーニングを続けている。活元運動、脊椎行氣、合掌行氣に気合法。大分、調子を取り戻したので、500gくらいはペロリと胃に消えた。肉の品質はそこそこだが、酒はヒドい代物だった。それも元気だと、それなりに楽しい。

2017年9月 7日 (木)

風の盆

遅めの夏休み、帰省して来た。

新幹線で石川県へ向かったのだが、半分くらいは携帯が圏外。トンネルの中なのだ。長野の山々を掘り抜いて、いかに無理やりに繋げたのかが分かる。

今回、帰省のついでに、富山県の風の盆を見て来た。おわらという、胡弓に合わせた、もの悲しい踊り。ジメッとしていて、実に北陸らしい。

日本海沿岸の北陸は、財布を忘れても傘を忘れるなというくらい、雨がよく降る。そうした気候だと、例えば、阿波踊りの様な陽気なリズムは合わない。松任谷由実よりも中島みゆきが似合う。

素人目にも、1人だけ目立つ人がいた。所作と所作が繋がっていて、美しい。

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2017年9月 2日 (土)

マキノ出版 『安心』10月号

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マキノ出版様刊行『安心』10月号に「誤嚥」の記事を掲載させて頂きました。編集部の方にはお世話になりました。

2017年8月29日 (火)

イケアとニトリ

しばらく前に、女性が男性に介抱されてやって来た。

お越しになるなり、女性は不安をまくしたてるのだが、実は介抱している方の男性は余命宣告をされていたりする。

いや、〇□さんの方が大変ですよとお伝えしたら、「そう、死にそう」との〇□さんのコメントがあって、噴き出してしまった。女性も苦笑いして、落ち着いた。おもしろい。すっかり好きになってしまった。

ところで、先日の研究会。中央線沿線にお住まいで、荻窪のぐるっぺで野菜を買って、ほびっと村へ通って、毎日、喫茶店でコーヒーを飲む様なタイプとはなぜか気が合わないという話をしていたのだが、やっぱり一人、噴き出している人がいた。

いやあ、色んな方と会うので、なるべくチャンネルを合わせる様に気を付けてはいるのだが、どこら辺に周波数帯があるのか、未だによく分からない。

真面目な方が多いので、真面目な話をすれば良いのかというと、どうやらそうでもないみたい。ご本人の体の話をしても、どこか関心なさそうなのが不思議。

むしろ、文化的な話をさせて頂くと反応が良い。そして、カルチャーセンター路線で、数回、間は持つのだが、割と飽きられてしまう。

本当は分かっている。自分は無添加食品やスピリチュアルな話はしないし、出来ない。ライフスタイルの違いなのだ。でも、それはイケアとニトリの違いの様なもので、大差がないぞ。

勿体ないと思うのだ。先入観なしに来て頂いたら、もっと実際的なところで、お役に立てるのに。

2017年8月28日 (月)

生活習慣病

先日、クライアントの方から、どの様な方が良くなりますか?とのご質問。

それは素直なタイプが良くなるのだ。

しばしば生活上のアドバイスをさせて頂くのだが、本当は人様の生活に口など出したくはない。正直、施術で済んで、お蔭様で良くなりましたと言って頂く方が気分は良い。

しかし、それでは済まないから、口を出す。特に、症状の原因が生活習慣にある場合、しょうがないじゃない。

ご質問の方は重度のアトピーでお悩みだったのだが、随分と改善した。実は、施術よりも、断食の効果だ。

デトックスを促進すると、肌は綺麗になる。その為にお腹を押さえることを繰り返したのだが、効果はなかった。それで、断食をお薦めさせて頂いたという経緯がある。

それは大正解だった。体質が変わって、下痢をする様になったのだ。その度にお肌は、綺麗になっていった。

要するに、素直に耳を貸してくださったからだ。お薦めしても、やらない方が多い。

でも、それは勿体ない。アドバイスも施術のうちと考えて頂きたい。

例えば、断食には過剰な健康志向というか、イデオロギーを感じる人もいそうだけど、そうではない。むしろ、自分自身は飲み食いが好きなので、方法論としては好まない。ただ、必要悪なのだ。逆に、栄養失調が原因の症状には、食べることをお薦めするくらい。

これは食べ物に限らない話で、水を飲んでくださいとか、眼を休めてくださいといった類の生活上の注意は、その人の体に合ったことを言っている。

だからこそ、施術者は、的確にアドバイスをしなければいけない。その際、なるべく具体的にお伝えする様に気を付けている。解釈の余地があってはいけない。迷うし、間違える。

狼中年

物体は固体、液体、気体の三種類。

先日のダイエット講座。参加者の方に人体はそのどれだと思いますか?とお尋ねしたところ、そのどれでもあると満点の回答があった。

そうなのだ。骨や筋肉は固体、血液は液体、ガス交換は気体。

そして、固体よりも液体、液体よりも気体の方が、物体として変化がしやすい。講座は、固まった体をほぐして流れを良くして、呼吸法で痩せるという構成だった。

大分、痩せたので、体が軽い。しょっちゅうそんなことを言っているので、狼中年なのだが、空手の稽古に出掛ける度にダイエットを止めていた。

痩せた状態で突かれると、やたらに痛いのだ。それでまた体重を増やしてということを繰り返していた。

それにも飽きたので、体重が落ちても、威力の落ちない体の使い方を研究した。しばらく前に、腹を突かれても大丈夫だったので、思い切って体を絞ることにした。変なゴツさはなくなった、はず。

2017年8月26日 (土)

三段論法

数年ぶりに熱が出たという方がいらしていた。

辛いとおっしゃるので、施術者から見たら、それはやっと熱を出せるお体になったということですという話をさせて頂いた。何年か通われている方だけど、ガンが小さくなって来たというくらいなので、そういうものなのだ。

無病息災が健康ではない。疲れたら、それ相応の反応をするのが良い体。

例えば、筋肉痛。腕を使って筋肉痛になったとして、それは不健康だろうか。中年になると、運動をした2日後に筋肉痛になったりするけれど、若いと反応が早い。

また、悪い物を食べて、それを排泄する為にお腹をくだしたら、それは不健康だろうか。辛いのは間違いないけれど、下痢をしない方が不味いことにならないだろうか。

三段論法的に、風邪も一緒。疲れたら、引いた方が良い。季節性の風邪なども、しばしばまず子どもから引いて、最期に引くのは体の鈍った親の方だったりする。

ただ、風邪を舐めている訳ではない。風邪をこじらせて亡くなる人もある。そういう話でもない。同様に、肉離れするほど激しい運動をお薦めはしないし、食べ物の傷みやすい梅雨の時期に、わざわざ生牡蠣を食べることはない。クーラー点けっぱのうたた寝で、風邪を引くのはただの不注意。

2017年8月24日 (木)

飲み過ぎの人の為の講座

昨夜は飲み過ぎの人の為の講座。

折角なので、参加者の方々には実際にお酒を飲んで頂いて、体がどの様に変化するのかを体験して頂いた。

飲むと肝臓がふんわりした感触になるし、その後で水を飲むと引き締まることを確認した。ここまで実践的な講座はないだろう。

実技では、肝臓の押さえ方を覚えて頂いたのだが、術後には肝臓に弾力が出る。酔いが醒めて、涼しくも感じられる。二日酔いになりやすい人は、これをやっておけば良い。

内容が脱線して、赤くなった眼球を白くしたり、肌のくすみを取ったり、唇の形を整えたり、色々やった。

講座の最期に、もう一度、飲んで頂いたのだが、同じウィスキーなのに香りと味が強く感じられるというので、驚かれていた。

体を調整すると、味覚が鋭くなるのだ。量をガバガバ飲む人は、体が鈍くなっているので、味も分からないまま飲んでいるというまとめをして終えた。

休業のお知らせ

9/2(土)~9/5(火)までお休みにさせて頂きます。9/2(土)は14:00まで営業しております。営業再開は9/6(水)です。

2017年8月23日 (水)

マリオネットライン

先日、マリオネットラインというのを初めて伺った。

唇の下の両脇のラインをその様に言うそうな。それを消して欲しいというので、ちょっと後頭骨を上げたら、それでラインは消えた。

最近、美容がかなり得意になりつつある。保ちも良い。理論的なことを学んだことが大きい。

この2年ほど裏メニューにして、データを取っていたのだが、そろそろ表看板にしても良いかもしれない。大体の需要も分かったので、別にホームページでも作ろうか。

おもしろいもので、腰痛をよくしてもそれなりの反応なのだが、美容だとやたらに感謝もされる。場も華やぐので、施術者としては気楽だ。

同時に、非常に勉強になる。先日も肋骨を広がっているのを縮めたのだが、仙骨をちょいちょいやったら、30秒もかからないではないか。普段、いかに無駄なことをやっているのかが分かる。

美容では具体的なことしか頼まれないので、無駄手が一つもない。普段の施術もその様にするべきだ。構成力が飛躍的に向上するので、美容の仕事はどんどんやった方が良い。

というよりも、説得力。一目で分かるくらい変わるものに、疑問の余地はない。痛みがなくなるとか、体が軽くなるなどの感覚的なものよりも、視覚的なものを提示した方が話は早い。それは意外と、施術者にとってもそうだ。

2017年8月20日 (日)

お辞儀

昨夜は板橋へ出張。

渋谷で埼京線に乗り換えたら、駅の構内で国学院大学のポスターを見かけた。綺麗だ。

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たまに企業の謝罪会見でお辞儀の様子を見るけれど、大概、綺麗には見えない。背中も腰も固い。頭だけで体がついて来ていない。

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自分の話はいつも機能主義にオチてしまうのだが、こうしたお辞儀だと、かえって相手を意固地にさせしまうというか、逆に攻撃されやすい。いや、本当に。

2017年8月19日 (土)

永井義男『江戸の生活 ウラ事情』

呼んでしまったのか、100キロ越えの友達が、ギックリ腰で歩行困難になってやって来た。

湿気が強いので腎性の腰痛。浮腫みが酷い。捻って、押さえて、水飲んで、お手洗いへ行ってもらうと、大分、痛みは取れたそうだ。スタスタ歩いていた。

施術をしながら話をしていたのだが、人間の体に保証書が付いているのは40歳まで。顔色も青白く、年々体重が増えている。ある日突然、連絡つかなくなりそうなのが心配なので、痩せたらどうだとダイエットを薦めた。

じゃあ、腎臓に良いものを調べて食べるというので、いや、断食するくらいの方が良いのに、どうして食べるんだ?と尋ねたのだが、カロリー3分の2カットの食品を人の3倍食べたら、意味がないじゃない。

ところで、永井義男の『江戸の生活 ウラ事情』を読んだら、江戸時代の将軍の平均死亡年齢は49、6歳、天皇は48、7歳と紹介されていた。人生50年は誇張ではない。

現代では、栄養と衛生の状態が改善して寿命は伸びたけれど、人の体を見ていると、残念ながら80年以上使うことを想定して設計されているとは思えない。こんな仕事をしていながら、IPS細胞の研究発展を期待するところ。特に、歯ね。

施術をしていても、個人差はあるけれど、60代も後半になると、40代前半と同じ結果を出す為には、3倍くらいの刺激が要る。いや、もっとかもしれない。

こちらも結果を出したいので、元気になってほしいので、クライアントの方にとにかくお願いするのは、水を飲むこと。1日に2リットルくらいは飲んで頂きたいところ。間違っても、施術所で水を売る訳ではない。

人体の水分量は70パーセントと言われているが、老化というのは乾燥なので、筋肉が木っぽい感触になる。そうなると、本当に何をやっても変わらない。本来、施術ではデトックスを促進するが、排尿、排便などの排泄も起こりにくい。

骨密度を気にする方は多いのだが、水分量を気にしても良いかもしれない。アンチエイジングの為の一番の方法だと断言出来る。

ついでに、経験的に、腸の手術をした方が水を沢山飲むのはお薦めしない。浮腫むのだ。負担になるので、加減が必要かもしれない。

また、外食などで味の濃い物ばかりを食べていると、腸が過敏になるからなのか、水を飲んでも吸収しにくい。まず薄味に慣れる必要がある。

自分の食べている物の濃い薄いが分からない場合、耳の後ろを撫でてみる。体に対して、香辛料などが負担になっていると、耳の後ろがベトつく。足裏も同様。つまり、体臭にお悩みの方にも、薄味が効果的。

2017年8月17日 (木)

貸借対照表

健康診断の数値というのは正しいのだが、扱い方に稚拙な場合がある。

例えば、血圧。肥満だと血圧は上がりやすい。それはビルの高層階に配水する為に水圧が必要なのと一緒で、当たり前の話。痩せないまま、降圧剤だけを飲んでも意味はない。むしろ、血行不良で他の症状が出そう。必要な時には使ったとしても、使い続けるものではない。

しかし、肥満を批判している様だが、そうでもない。たまに100キロ越えの友達が施術を受けに来てくれるが、手応えがすごくある。太れるだけの体力があるので、結果も出しやすい。

糖尿病も太っているうちは、割と成績が良い。血糖値にも反映する。ところが、痩せて来るともう難しい。なんとかしたいけれど、やってもあまり変わらない。透析となるといよいよ厳しい。血糖値だけを見ていれば良いというものではないという実感がある。

いぜれにせよ、数字の帳尻を合わせただけでは、それは貸借対照表の不正操作の様なもので、身体の健全な経営とは言い難い。

2017年8月13日 (日)

血圧

諸般の事情により、写真撮影は来月に延期となった。

撮影に合わせてダイエットをしていたのだが、一週間で4キロ絞った。その後、更に痩せて、三週間で6、7キロ体重を減らした計算になる。ここまで減らしたのは10年ぶりくらいだ。

しかし、それは、そのくらい減る余地があったという話であって、威張れはしない。

今回、腎機能を亢進する調整を自分に施したのだが、血流が良くなるので、ほっておいても痩せる。体温も高くなる。

そして、当たり前なのだが、腎機能が亢進すると、血圧が上がる。しかし、これは盲点だった。

昨日、体育館に稽古に出掛けけたのだが、そこの測定器で血圧を測って驚いたのだ。上が136で下が99。立派な高血圧ではないか。なんだか眼圧が高いとは思っていたのだ。一月ほど前に、区民プールの測定器で測った時の記録を確認したら、上が118で下は68。普通だった。

それで、昨夜、今度は腎機能を抑制する調整を自分に施した。先ほど、また体育館に出掛けて血圧を測って来たのだが、上が124で下が79だった。まあ、そんなものだろう。

血圧のメカニズムが大分、把握出来たので、それは良かった。後、4、5キロは絞るつもりなのだが、どうしようかな。

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