2016年8月27日 (土)

『インディアンにハゲはいない。なぜ?』

手元に、『インディアンにハゲはいない。なぜ?』という本がある。上京したての頃に、買い求めたものだ。

紀伊国屋の新宿南館で立ち読みをしていて、見つけたのだ。しかし、何万冊も本が並んでいて、どうしてこれを手に取ったのかは、今ではさっぱり分からない。

ところで、一目惚れって、関係のないものと自分とを結び付ける類まれな能力ではないだろうか。何万通りもの選択肢があった時に、何かを選ぶ為にはそうした没入が必要だ。

そんなに大げさな話だろうかという疑問があって然るべきなのだが、例えば、自分は服をまったく選べない。関心がなさ過ぎて、困るのだ。だから、同じ服を何着も買って、毎日、同じ服を着ている。この10年くらいそうだ。

そういえば、独身の男友達が言っていた。飲み会で結婚の話題になり、僕のことが好きならそれで良いと言っていた。それを聞いて、自分が服を選ぶのと変わらないなという感想をもった。

それだと、結局、何も決められないのではないだろうか。

婚活サイトとか、どうなんだろうね。データは足切りには便利だけど、そんなもので選択をする様になったら、お終いだ。そのうちに、交換可能であることに耐えられなくなる。

幸せになる為には、例えば、郷土愛などがそうだけど、アバタも笑窪が本質で、縁が大切だ。

就活などで悩むハメになるのも、その類の問題ではないのかね。だから、学歴の高い人ほど、ドツボにハマる場合がある。何でも選べるから、何も選べない。本当は何をしたいのかが、分からない。そういう人は、とりあえず整体をやったら良いのです。

ツブマヨ

近所の回転寿司によく行くのだが、今月から、職人が入れ替わった。チェーン店なので、配属が変わったのだろうか。

15時くらいの空いた時間に行ったので、カウンターの中には、60代半ばくらいの新顔の職人さんが一人。握る鮨を食べたら、旨かった。

10分ほど経って、休憩時間になったのか、今度は30代後半くらいの職人さんに交代となった。食べたら、アレ?という感じだった。

その店では、よくツブマヨを頼む。先ほどの職人さんがいる時に、既に食べているのだが、確かめる為にもう一度頼んでみた。やっぱり何か違う。鮨のネタもシャリも同じはずなので、本当に腕次第なんだなあと、少し驚いた。

手に職系の仕事は、長く続けられる。自分もまだまだ上手くなるつもりだ。最近、お腹の施術方法がよく分かった。しかるべき処の捉まえ方がある。

勉強し直さないといけない。新しく資料を漁るというよりも、これまでの臨床経験を振り返って、何をしたら上手くいって、何をしたら上手くいかなかったのかを整理したい。

2016年8月26日 (金)

アンセーニュ・ダングル

近頃、欲についてよく考える。

自分の場合、美味しいご飯があって、お酒を飲めたら、それで満足。いたって俗物だ。だから、変わった欲を持った人を見つけると、本当に変人だなあと感心する。

また、欲望の限界が、行動半径を決めるという事も考える。

例えば、年収が一億円あったとしても、そんなに食べられない。毎日、ご馳走三昧でも、それが一週間も続いたら、納豆ご飯が食べたくなる。

具体的には、加齢の問題がある。人は年を取ると、欲がなくなって来るではないか。

ところで、今日はアンセーニュ・ダングルで打ち合わせがあった。ちなみに、この店のマスターは、浅田彰に立ち振る舞いがそっくりだ。

そこで、若い頃、チュニジアへ旅行に出掛けたという話を伺っていたのだが、世界に何百か国もあって、なぜチュニジア?という話になる。そうした行動も、若いからこそだ。

話としても飛ぶけれど、そうした飛躍がないと、端的に、物事って、決められなくなるのではないだろうか。

今はネット社会なので、尚更だ。無限に選択肢があるかの様な錯覚をしやすい。

とにかく、隣の芝は青く見える。例えば、何らかの習い事の為に、ネットで先生を検索したとする。すると、あっちの先生も良ければ、こっちの先生もよく見える。

そんな中で、この先生が良いという理由は、関係妄想くらいにしか見つからなかったりするのだが、そんなものでもなければ、家から近いとか、月謝とか、それこそタベログ的な何かとか、機械的に処理していくしかない。

でも、それって、楽しいの?ある種の老化じゃないの?というボンヤリした話だった。

武士の情け

先日、スカートを穿いた時に、膝が綺麗に見える様になりたいですという趣旨のご依頼があった。

美容という単語を繰り返し使ってみるものだ。反応する方も出て来るのだ。

数年前の一時期、インポテンツについてのご依頼が集中してあり、ここは地獄かという感じだったのだが、それを思い出して感動した。

記憶に鮮明なのは、途中で折れるのでなんとかしてほしいというご相談だ。ご予約の10分前に土壇場でキャンセルのご連絡があり、余程、確かに中途半端ですねと返信をしようかと思ったのだが、武士の情けでノーコメントを貫いた。ちなみに、腰椎三番、後頭部、目の裏の辺りが急処だ。

さて、昨夜の研究会で、体の浮腫み取りをテーマにした。足の浮腫みを取ると、膝も綺麗に見える。特に、膝のお皿の上の浮腫みが取れると、形良く見える。

体の各部のリンパは繋がっているので、一箇所を調整すると全身が変わる。足のリンパの張りを取り除いたら、二の腕の浮腫みが取れて細くなる様なこともある。

テクニカルには、どこで交通渋滞をしているのかを見分けるのが重要だ。見かけに騙されずに、本当に負担のかかっている箇所を見つけてやると、効果が出る。

自分で浮腫みを取る為には、湯船に浸かりながら、脛の骨の上をしごいたり、手足の甲の指骨間をしごくなどの方法がある。

2016年8月25日 (木)

個人レッスン

以前、地方へ講座をしに行って、そこに生徒が付いて来てくれたことがあるのだが、終わった後で、何でも教えちゃうんですねと、愚痴られたことがある。

それはそうで、教えてもすぐには出来ないのだから、けちってもしょうがない。

昨日も、遠方から、整体の個人レッスンを受けにお越しになられた方がいらっしゃった。この二日間で、10時間くらいのレッスンをさせて頂いた。

お相手はプロなので、とにかく量をやったのだが、実技で過刺激もいいところだ。特に矯体操法で骨盤を開いたのがトドメになって、昨夜は倒れる様に寝た。

足の裏の硬結を処理する実技を受けたら、痛くてビックリした。思わず地面を叩いてタップをしたのだが、みんなよくこんなの耐えているなと感心した。しかし、効果は抜群で、今朝になって、大量の下痢の排泄があり、体は楽になった。

やはり整体はおもしろい。よく自然治癒力という言葉は聴くけれど、大概はファッションでしょう。実際に効くところがおもしろいのだ。

後ろ手合掌

昨日、サングラスを買いに行って、丸眼鏡を掛けて鏡を見たら、香港映画に出て来るチンピラがいた。

そういえば、しばらく前に、『男たちの挽歌』の作中、獄中でマフィアが、卵の白身をポマードとして使うシーンがあると書いたら、ご覧になった方が、そんなシーンはなかったですとご報告してくださった。早送りで確認すれども、なかったという話だった。じゃあ、2だろうか。

さて、サングラスとは言いつつも、夏の終わりを感じる今日この頃なのだが、大雨が降ってからは体調の落ち着いた方も多いのではないだろうか。雨の後は空気から湿気が抜けるので、体は楽だ。

日本が好きな外国人も、梅雨の時期にはウンザリするというけれど、湿気があると体には負担だ。特に、呼吸器の弱いタイプがそうだ。呼吸器が弱い人は、肩が前に巻き込んだ様な体型をしている。自分で肩を前に巻いてみて、深呼吸をすると、呼吸がしにくいことに気が付くはずだ。

肩を後ろに引いて、胸を開く様にすると、息苦しさも消える。後ろ手の合掌も良いかもしれない。背中で掌を合わせるのだ。そのまま手を動かすと、肩甲骨がよく動く。湿気のない季節でも、普段から呼吸の浅い人にはお薦めだ。気持ちが暗いのも、胸を開くと、少しはマシになるかもしれない。

2016年8月24日 (水)

斎須政雄『十皿の料理』

結構前の話なのだが、斎須政雄さんの『十皿の料理』を読んだ。

一皿ごとの料理にまつわるエピソードがおもしろかったのと、暑苦しいくらいの料理への情熱に触れて、コードドールに食べに行ってみたくなったのだが、そういえば、まだ行っていない。

その本で知ったのだが、シェフの得意料理をスペシャリテというそうだ。それで、自分のスペシャリテはなんだろうなあと考えてみた。

地味だけど、体の深部の呼吸を操作するのは得意だ。ミリ単位でやるし、手技でどうにもならない事も、それがあれば何とかなる。

自分の身体の中をしつこく観察し続けたら、出来る様になるのだが、人に教えようとしても、練習以前に興味すらもたれないという。心臓なども、結構、随意になることが分かっておもしろいのだが。

メカニズムとして興味深いところで、自分の身体で出来ることは、なぜか人の身体でも再現が出来る様になる。

手技をやる人が興味をもつテクニックではないのかもしれない。ヨガをやる人にでもご紹介したら、おもしろがってもらえるだろうか。そのうちに、講座にしよう。

2016年8月23日 (火)

不定愁訴は眼で改善

現代人には一般的な傾向として、二つの不足と過剰があって、それは具体的なものだ。

不足は、運動不足と水分不足。

過剰は、眼の使い過ぎと食べ過ぎ。あと、人によっては、自意識過剰。これは冗談だけど。

おそらく運動不足は理解されやすいし、成人病を例にするまでもなく、食べ過ぎの弊害には疑問はないはずだ。一番、共感されないのは眼の使い過ぎかもしれない。

文字通りの盲点で、肩凝りは想像がしやすいだろうけれど、生理痛や指の痺れ、腰痛など、現代の不定愁訴の多くは眼の疲労によって起こっている。

スマフォやパソコンをずっと見続ける生活なので、それはしょうがない。便利な道具を否定するのではなくて、使ったら手入れをする必要がある。

一番簡単なのは、耳の縁を引っ張ること。元々はモンゴルにおける白内障の療術だったと伝えられている。眼が疲れると、眼球は固くなって、飛び出た様になるのだが、耳の縁を引っ張ると、眼球は柔らかくなる。

疲れていると、眼の細かい動きが出来なくなるけれど、そうした動きも改善する。特に、耳殻の上部が硬くなっていると、疲れの程度としては重い。引っ張る時のコツは、痛い様にすること。力は要らない。角度にコツがある。

2016年8月22日 (月)

秘伝

「体が良くなったら?」「相手の体が良かった」

「体が良くならなかったら?」「相手の体が良くなかった」

週に一度くらいには、芳田さんと同じやり取りをする。最高の秘伝として、教えている。

しばしば、クライアントの方から、先生のお陰で良くなりましたとおっしゃって頂くのだが、お体が良かったからですとお答えさせて頂くのが常だ。

謙遜ではなくて本心だ。なぜなら、例えば、40代の厄介なご病気が良くなったとしても、80代だったら、若い人なら何でもない様な腰痛にだって一苦労をする。

腕自慢でも、そんな当たり前のことを忘れると、足元をすくわれる。勿論、一定水準以上の仕事が前提の話で、施術者が下手なのは論外。

施術で、体操や食生活のご提案をさせて頂くのは、結果を出したいからだ。そして、点数のうちの半分はクライアントの方の持ち点なのだ。体の持ち主は誰だろうか、という話なのだ。

2016年8月19日 (金)

夏の体調不良

炎天下を歩いていると、修業時代に工事現場でアルバイトをしていた頃を思い出す。

何時の夏だったか、スコップでひたすらに穴を掘っていた。確か、世田谷線は上町の現場だ。水道管の工事なのだが、管を傷つける訳にはいかないので、重機ではなくて、スコップで作業をしたのだ。

ある筈の場所に水道管が見つからなくて、一日かけて掘った穴をまた埋めろと言われて、笑ってしまったものだ。

現場の人間は荒いので、ヘルメットをぶっ叩かれながら仕事をしたものだけど、鍛えられたのは良かった。物怖じはしなくなる。

そういえば、〇×空港の近くのホテルでやった解体の仕事がおもしろかった。備品が手つかずで残っていたのだが、雇い主がボーナスをくれると言うのだ。要するに、好きなものを持って帰って良いという意味だ。

ある同僚は壁に掛かっていた絵を持って帰った。これは値打ちものだというので、バカだなあと鼻で笑って、自分は厨房へ向かった。そこで未開封の菊正宗を見つけて、数本持ち帰った。

家に帰ってから飲んだのだが、一番のバカは自分だった。未開封なのに傷んでいたのか、お腹をくだしたのだ。一週間、本当に足腰が立たなくなって、あれほど辛い経験はなかった。

今だったら、足の指骨間をしごく。お腹の張りが取れて楽になるのだ。近頃、連日の暑さで体調不良の方も多いのだが、ここに出ている。お腹の不調、風邪、ぎっくり腰、関節の腫れ、全てこれだ。

500731

今の20代は、もうポケベルのことは知らないのだろうな。

携帯電話以前の通信端末で、数字だけを送れるのだ。ほとんど暗号。0833でおやすみ、3470でさよなら。

中高生の頃、流行っていて、公衆電話には高校生が列をなしていた。実は、ポケベルの仕掛け人がいらっしゃっていて、みんなこの方の掌の上で踊っていたのかと、感慨深いものがある。

当時の話を伺うと、すこぶるおもしろい。マスコミに発表をしても、なにせ未知の道具だ。記者からは、何の役に立つのかと、質問をされるのだそうだ。応えて曰く「不倫」。50万枚を売り上げた『ポケベルが鳴らなくて』は、この瞬間に誕生したのだ。

さて、整体が何の役に立つのかというと、何の役にでも立つ、ことを目指している。ほとんど強迫神経症。

昨夜の研究会で、ビキニラインの骨の飛び出しを引っ込める手技をレッスンしたのだが、以前はこんなの何の役に立つのだろうかと疑問だった。ところが、水着を着た時に、骨が飛び出すのが嫌ですというご相談があって、初めて陽の目を見たのだった。

2016年8月18日 (木)

闇鍋

昨夜は講座があって、背骨を整える為の体操をレッスンさせて頂いた。

体のことは24個の脊椎を見たら、分かる。例えば、胸椎123番の指3本外側は、眼の場所だ。そこが硬くなっていると、眼が疲れているのだ。眼が疲れると、眼球は固くなって飛び出た様になるのだが、該当の脊椎を調整すると、それで眼球は柔らかくなる。

施術では脊椎の硬直を弛めるのだが、体操はそれをご自分でやって頂くという趣旨になる。汎用性が広くて、メリットの大きい体操だ。みなさん、上手にされていた。

講座の後に、打ち上げにお誘いしたのだが、マキノ出版のNさんとご一緒させて頂くことになった。これから出掛けるというところで、自由が丘の夜の帝王Sさんから、食事のお誘いの連絡を頂いたので、三人で同席することになった。お二人は初対面。妙な組み合わせだ。

駅前で待ち合わせて、べったこへ移動したのだが、そこは病んだ中年男性2人が恋愛論を語り合う魔境だった。出版社で恋愛相談をご担当されていたこともあるNさんから、今朝になって、滅多に聞けない貴重なお話でしたというメールを頂いて、盛大に笑った。

2016年8月17日 (水)

情熱

昨夜は、友人とその彼女が遊びに来ていて、久しぶりに朝まで飲んでいた。

その友人とは20歳くらいからの付き合いなのだが、当時はお互いに暇だったので、よくファミレスで話をしたものだ。ドリンクバーだけで30時間、話をしていた事もある。よくもまあ、そんなに話すことがあったものだけど、若いと見聞きするものが新鮮だ。

ところで、今日は梁川先生と小笠原先生に個人レッスンにお越し頂いたのだが、10年くらい続けた同業者がしばしば廃業するという話を伺った。

つまり、飽きるのかもしれない。個人でやっていると、自己完結をして、同じパターンの繰り返しに陥りやすい。それはジワジワと効いて来る毒の様なもので、少しづつダメになっていても自分では気が付きにくい。

解毒薬は、例えば、知らないジャンルの本を読むこと、行ったことのない場所へ足を運ぶこと、新しく人と知り合うこと。退屈をしていてはいけない。情熱はお湯の様なもので、常に火にかけていないと冷えてしまう。

2016年8月16日 (火)

台風時の営業について

明朝、台風が来るそうなので、キャンセルされる場合は、お気遣いのない様にされてください。

シンゴジラ

久しぶりに二子玉川へ出掛けた。20代には頻繁に足を運んだし、住んでいたこともある街なのだが、その変貌っぷりに驚いた。

当時は高島屋を取ったら、ぺんぺん草も生えない様な街だったのだ。なんというか、東京の虚飾性を体現した様な街だと感じていた。

今では、ライズに蔦屋家電、賑やかでいいじゃないか。住みやすそうだ。15年遅いよと、恨み節もなくもない。風呂なしアパートに住んでいて、二子玉川に残った最期の銭湯が潰れるのに合わせて、自由が丘へ引っ越したのだ。

二子玉川には、『シンゴジラ』を観に行った。

劇中、ゴジラの侵攻によって、港区、目黒区、世田谷区は壊滅。二子玉川の破壊は描かれなかったけれど、ご近所の武蔵小杉周辺の橋は真っ二つになっていた。

放射能を身に帯びたゴジラは、当然、原発のメタファーだ。怪獣映画の様なポリティカルフィクション。

コントの様な政治劇も展開されるのだが、まあ、見事な自民党顔をキャストに揃えたものだ。ヤクザ映画とキャストが被るのはしょうがないのだろうか。

選挙の時期に、ポスターの顔のタイプを見たら、政党名を確認しなくとも所属が分かるというのは、日本の政治の豊かさなのか貧しさなのか。どちらだろうね。

一つ言えるのは、現在の自民党を用意したのは、間違いなく民主党だという事で、親鸞が悪人正機説で言いたかったのは、こういう事だという気もする。

映画は傑作だった。これは劇場で見ないと、しょうがないでしょう。

述べて作らず、信じて古を好む

空手の型をやり直していた。サンチンの型をやって、鼠蹊部の動きを再確認した。足だけで動くと遅くなるので、鼠蹊部と連動させた方が速く動ける。体のことは古典に学んだ方が効率が良い。

最先端科学とは違って、大抵のことは過去にやり尽しているからだ。音楽などもそうらしい。クラシックでなかなか新曲が定着しないのは、そうした理由もあるそうだ。

勿論、整体もそうだ。昨日、学生の頃の友達と久しぶりに会ったのだが、顔が浮腫んでいるので、ホームページの写真をそろそろ変えた方が良いのではないかと、失礼なことを言うのだ。

それで、久しぶりに脊椎行氣をせっせとやったら、若返った。肌に張りが出るので、ビックリした。あれこれと技法的な研究はするのだが、既にある材料を使った方が手っ取り早いというのも確かだ。

整体は素材が良いので、現代向きにパッケージを変えたら、それで十分だ。

2016年8月13日 (土)

田原総一郎×佐藤優×宮崎学

宮台真司さん繋がりで、田原総一郎×佐藤優×宮崎学のラジオ番組を聴いた。

いやあ、宮崎学さんがやりにくそうだ。佐藤優さんの戦闘力には恐るべきものがある。情報のディテールの密度が違い過ぎるので、太刀打ち出来るはずがない。

こういうタイプの人間を敵に回してはいけない。外務省に恨み節で、外務官僚の性癖を実名と写真を付けて、週刊誌で公開する様な恐い人だ。当社比で、町山智浩さんの3.5倍くらい陰険だ。

そういえば、引っ越して気が付いたのだが、宮崎学さんが2001年に参院選に立候補した時のポスターを持っていたはずなのだが、どうやら失くしてしまったらしい。傑作な内容だったので、残念だ。ほとんどアウトサイダーアート。アウトサイダーの意味が異なるけれど。

夏期休業のお知らせ

2016年8月30日(火)~9月9日(金)まで、お休みにさせて頂きます。営業は9月10(土)からです。

宮台真司さん

この数年、生活から失われたものがある。宮台真司さんだ。20代の前半、よく彼の本を読んだし、講演会に通った。

2001年だっただろうか。友達が大学の授業に潜っていたのだが、打ち上げに誘ってくれた。確か、森達也さんの『A2』の上映会の打ち上げだ。

立食パーティだったので、ご本人と直接に話す機会に恵まれたのだが、そこで失礼なことをしでかしてしまった。和やかな会話が続いていたのだが、中沢新一さんはオウムに絡んで失敗しましたねという話を振ったら、サアッと遠くに去って行った。その去り方が見事だったのを覚えている。

久しぶりにラジオを聴いてみたら、パンスペルミア説とか、ジュリアン・ジェインズの話をしていた。なんだろうね。宮台さんは変性意識によく言及するけれど、オカルトに抵抗の弱いところが見受けられなくもない。ジュリアン・ジェインズがおもしろいのは、当たり前だとしても。

ギャップが魅力。ロジカルに透けて見えるロマンが、彼のカリスマの正体だろうか。やはり六種にしか見えないな。

立ち読み

本屋で立ち読みをしている人の後ろを通ると、後ろに目があるみたいに、スッと避ける。老いも若きも普通にする。

実は、もの凄くレベルの高いことをしているのではないだろうかと、この2年ばかり考えていた。結局、立ち読み中はリラックスしているので、体が固まっていない。だから、外部への対応力がある。

逆に、力んで体が固まると、一つの動作しか出来なくなって、対応力を失う。例えば、コップを握り込むと、もう素早く放すのは難しいけれど、軽く触れていると、コップを支えつつも放すのも簡単だ。

選択肢を残しておくというか、前足を一歩踏み出して、接地する前に方向を変えるみたいな体の使い方をしていると、対応力がついて来る。人の動きと呼吸に合わせやすくなるので、手技も上手になるとは、言っていない。

2016年8月11日 (木)

シミ取り

肌には臓器の疲れが反映される。

例えば、肝が疲れていたら肌は黄ばむし、腎が疲れていたら黒づんで来る。ニキビなども肝の負担から出来る。また、口角炎は泌尿器の疲れだし、口内炎は腸の疲れだ。

そうしたメカニズムを逆利用して、美容へ応用している。肌を白くしたり、黄ばみを取ったり。評判は良い。

この間は粉瘤を取ってくれというので、やってみたら、2回の施術でほぼ無くなった.。若い人の出来立てのものだったから効いたのだが、手術も薦められていたそうだ。

ただ、シミについては、メカニズムが分からなくて研究していた。自分の体で実験をしているのだが、難しい。水イボを取るやり方を試してみたら、イボなどないのに、顔と足の皮膚がベロンと剥がれてビックリした。しかし、それでも、シミは消えなかった。

最近、やっとこれをやれば良いという場所を特定しつつあるのだが、意外な場所だったのでショックだった。新宿駅は西口、闇市の雰囲気残す思い出横丁のゲテモノ料理屋にて、豚のこれが食べられますね。

2016年8月 9日 (火)

居着き

最近、体の居着きをテーマにしている。

例えば、立ってお辞儀をした時の膝。固まって、動きの自由が失われやすい。例えば、遠くのものを取ろうとして、伸びきった腰。自分の間合いが分からないと、そうなりやすい。

居着きは呼吸とも関係が密接だ。胡坐から立とうとすると、ウッと呼吸の詰まる瞬間がある。この時、体には全く力が入らない。体の使い方としては不味い訳だ。

日常の動作を見直すのが大切。簡単なのは正座。あの不自由な姿勢をしながら、どれだけ自由に動けるのかを工夫する。腰を伸ばし切って座る人も多いのだが、それだとすぐに足は痺れてしまう。体を固めてはいけない。

2016年8月 8日 (月)

足指

ここのところ、棒術を習っていた。

剣術よりも性に合うのだが、リアルなところが良い。剣術は木刀でやるけれど、棒術は実際に使うもので稽古をするので、臨場感が高い。ヴァーチャルリアリティとしてのリアルだとしても。

昨日、トカトントンと稽古をしていたのだが、跳ぶ動作が難しい。足が固まりやすいのだ。特に、足の裏がベタッと地面につくと、足首が固まって動けない。猫っぽい立ち方を工夫してみた。

ところで、足をあまり使っていないと、足指が縮む。おもしろいもので、足指を引っ張るだけで、かなり足の動きは良くなる。また、足指が縮むと、足の甲の指と指の間が詰まる。ここを広げるのも、効く。ついでに、足全体の浮腫みも取れる。

先ほど、フランスでご活躍されているバレエダンサーの方にお越し頂いたけれど、足指が伸びて、五指が綺麗に分離していた。

2016年8月 2日 (火)

デコルテ

デコルテを整えてほしいというご依頼があったので、施術をさせて頂いた。恥骨を調整したら、綺麗に鎖骨の窪みが出た。

手技療法の定石として、上半身を変える為には下半身を調整するし、下半身を調整する為には上半身を調整する。例えば、不思議なもので、手首の関節を締めて細くしたら、足首が細くなったりもする。

古い療術には、この類のノウハウが沢山ある。おまじないではない。足首の捻挫を手首で調整したりもするし、実際に効く。人体にはまだまだブラックボックスが多いので、一般には知られていないメカニズムを利用した隙間産業の様なものかもしれない。

一方、当たり前のことをやっているだけだとも言える。例えば、家の土台が沈んで屋根が傾いている時に、屋根だけを直してもしょうがない。むしろ、土台が重要だ。例えば、自動車の修理だって、車の足回りに違和感があったら、サスペンションの油圧を見たり、フレームを見たり、複雑な判断があるはずだ。

胃が悪い時に胃だけを見たり、腰が痛い時に腰だけを見るなんていうのは、体のことを知らない人のやる事だ。はたして、人間の体は建物や自動車よりも単純に出来ているだろうか?

2016年7月31日 (日)

喜一

先日、恵比寿の喜一で鮨をご馳走になった。

そこで友人と話をしていたのだが、20代は炭鉱のカナリアだ。ちょっと用法を間違えているけれど。おもしろいものに反応するのは、常に若い世代だ。だから、クライアントから若い人が少なくなると、自分はもうおもしろくはないのだろうなあ、なんてことを考える。

同様の理由で、マニア・オタクが1割は来ていないとダメだ。なぜなら、センスエリートだから。芸人の寄席などに行くと、売れていないうちが一番おもしろいけれど、客席の前の方にいるものだ。演者がさじ加減を覚えて、少しつまらなくなって来ると、不思議と売れ出すのだが、その頃には彼らはもういない。そして、その芸人が飽きられる日も近い。しかし、増え過ぎると、それもまたダメだ。仕事としては破綻している。話が脱線した。

何がおもしろくて、何がつまらないのかを考えてみると、自分の知らない世界を知るのはおもしろいし、事実の再確認はつまらない。芸人だけではなくて、料理だって、映画だって、整体だって、何だってそうだ。そんな中で、蟲ソムリエへの道さんは規格外におもしろい。こんな世界があったなんて。

2016年7月30日 (土)

最も効率の良いリラックスの方法

母校の星稜高校はマンモス高校で、1学年に17クラスあった。生徒は1学年、800人近い計算で、同窓生だからといって、顔も知らないという事がままあった。

在学中に、講堂が出来た。椅子を完備した1300人は軽く入るという大きな施設で、学園祭ではライブ会場として使われたものだ。当時、ボン・ジョヴィが流行っていて、そのコピーバンドが何組も出ていた事を思い出す。

その講堂は新年度になると、新入生の部活動の勧誘にも使われたのだが、各部の代表が、講堂に集められた1000人近い生徒と教師を相手にして、パフォーマンスをするという派手な行事だった。

親しくしていた後輩が、応援団の団長だったのだが、確か、野球部だかサッカー部だかの試合で、応援団が出払っていて、なぜかメンバーでもないのに、そのパフォーマンスの代役を頼まれたことがあった。応援団の活動なんてサッパリ分からないのに、普段、先輩風を吹かしていたので、断れなかった。

それで、大勢を前にして、舞台で1人、話をするハメになった。当たり前なのだが、緊張して、ボ、ボ、ボクはという感じだったのではないだろうか。正直、あまり覚えてはいない。正装だからと、タスキとハチマキを付けさせられたのは覚えている。自意識過剰な高校生には、最早、拷問であった。

ところで、クライアントの方から、緊張しやすいので、どうしたら良いでしょうかというご相談を頂く機会がある。どうしたら、良いだろうか?

まあ、息を吐くことだ。緊張すると、息を詰めるものだからだ。息を吐くとリラックスがしやすい。口を大きく開けて、ユックリと長く、ハアーッと息を吐いていくと、身体の無駄な力みが抜けていく。

なんというか、メンタルの問題をメンタルで解決しようとするのは、借金を借金で返済しようとする様なものだ。はなから、無理筋なのだ。落ち着こうと思ったところで、かえって緊張するのがオチだ。メンタルには実体はないので、それよりも、呼吸をコントロールした方が遥かに効率的だ。

学校で、職場で、初々しいデートで、決して平和とは言い難いご家庭で、泥沼の修羅場で、とにかく息を吐こう。

背骨を整える会

〇内容

仕事柄、背骨に親しむ機会は多いのですが、背骨の良し悪しというのは歯並びと似ているかもしれません。

出っ張っていたり、曲がっていたりするのですが、みなさんは普段、そんなことを気にして、暮らしてはいないはずです。

でも、美容上、健康上、背骨は大切なのです。きっと歯並びと同じくらい。なぜかというと、姿勢の美しさに大切なのは勿論ですが、背骨から分布している自律神経が、内臓をコントロールしているからです。

背骨を整えることで、姿勢が美しくなったり、お腹が元気になるといった効果をご期待頂けます。この講座では、背骨を整える為の体操をご紹介させて頂きます。体幹トレーニングとしても有効です。また、脱線して、背骨に限らず、骨格を綺麗にする為の体操をご紹介させて頂くかもしれません。

〇スケジュール

8月17日(水)18:30~19:30(18:20~ご入室頂けます)

〇会費

3千円

〇持ち物

・ハンカチかタオル(うつぶせになった時に、お顔の下にお使いください)
・清潔な靴下(足の裏に触れる場合があります)
・動きやすい服装(正座をする場合があります)

〇お申し込み方法

浜田整体まで、電話かメールでご連絡ください。

メールでお申し込みになられる場合は ①お名前 ②ご希望の講座 ③電話番号 をお伝えください。

ダイエット呼吸法講座

〇内容

ダイエットに挑戦して、挫折したご経験はないでしょうか?

食事制限や運動など、様々なダイエット法が流行っては消えていきます。しかし、そうした努力が続けられるのであれば、そもそも太らない様な気もします。

努力なしに続けられる様な方法が求められています。そこで、今回、ご紹介させて頂くのは呼吸法を使ったダイエットの方法です。

ロングブレスとはやり方が異なります。呼吸の内圧を使います。内圧といってもよく分からないかもしれませんが、丁寧にレッスンさせて頂くので大丈夫です。風船の空気を抜く様に、体がしぼんで行きます。浮腫みなどでお悩みの方にも、お薦めです。

おそらくこれ以上、楽な方法はありません。ダイエットにご興味のある方には、一生の財産となることでしょう。

〇スケジュール

8月11日(木)14:00~15:00 (13:50~ご入室頂けます)

〇会費

5千円

〇持ち物

・ハンカチかタオル(うつぶせになった時に、お顔の下にお使いください)
・清潔な靴下(足の裏に触れる場合があります)
・動きやすい服装(正座をする場合があります)

〇お申し込み方法

浜田整体まで、電話かメールでご連絡ください。

メールでお申し込みになられる場合は ①お名前 ②ご希望の講座 ③電話番号 をお伝えください。

2016年7月28日 (木)

ゆうじ

月曜日、渋谷の焼肉ゆうじで、生徒の方の独立祝いをさせて頂いた。

この店では手荷物を入れる為の袋が用意されているのだが、炭火の網から煙が沢山出て、店内は火事現場の様になる。肉の刺身とテールスープが特に旨い。

整体院のチェーン店の店長をされていた方なので、その辺りのノウハウについて伺ったのだが、求人の話がおもしろかった。

人材コンサルタント会社に従業員を探して貰っているそうなのだが、近頃ではダブルワークという条件に反応が良いのだそうだ。

典型的なのは、メンテナンス系とリラクゼーション系の両方の店舗で働いて、リラクゼーションの店舗で収入を確保しながら、メンテナンス系の店舗で技術を学ぶというものらしい。

しかし、人を雇って一から教えるというのは、大企業がやれば良いことであって、個人事業主に必要なのは即戦力だなんて話をした。

2016年7月26日 (火)

百聞は一見に如かず

セーラー服と機関銃

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