2017年8月20日 (日)

お辞儀

昨夜は板橋へ出張。

渋谷で埼京線に乗り換えたら、駅の構内で国学院大学のポスターを見かけた。綺麗だ。

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たまに企業の謝罪会見でお辞儀の様子を見るけれど、大概、綺麗には見えない。背中も腰も固い。頭だけで体がついて来ていない。

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自分の話はいつも機能主義にオチてしまうのだが、こうしたお辞儀だと、かえって相手を意固地にさせしまうというか、逆に攻撃されやすい。いや、本当に。

2017年8月19日 (土)

永井義男『江戸の生活 ウラ事情』

呼んでしまったのか、100キロ越えの友達が、ギックリ腰で歩行困難になってやって来た。

湿気が強いので腎性の腰痛。浮腫みが酷い。捻って、押さえて、水飲んで、お手洗いへ行ってもらうと、大分、痛みは取れたそうだ。スタスタ歩いていた。

施術をしながら話をしていたのだが、人間の体に保証書が付いているのは40歳まで。顔色も青白く、年々体重が増えている。ある日突然、連絡つかなくなりそうなのが心配なので、痩せたらどうだとダイエットを薦めた。

じゃあ、腎臓に良いものを調べて食べるというので、いや、断食するくらいの方が良いのに、どうして食べるんだ?と尋ねたのだが、カロリー3分の2カットの食品を人の3倍食べたら、意味がないじゃない。

ところで、永井義男の『江戸の生活 ウラ事情』を読んだら、江戸時代の将軍の平均死亡年齢は49、6歳、天皇は48、7歳と紹介されていた。人生50年は誇張ではない。

現代では、栄養と衛生の状態が改善して寿命は伸びたけれど、人の体を見ていると、残念ながら80年以上使うことを想定して設計されているとは思えない。こんな仕事をしていながら、IPS細胞の研究発展を期待するところ。特に、歯ね。

施術をしていても、個人差はあるけれど、60代も後半になると、40代前半と同じ結果を出す為には、3倍くらいの刺激が要る。いや、もっとかもしれない。

こちらも結果を出したいので、元気になってほしいので、クライアントの方にとにかくお願いするのは、水を飲むこと。1日に2リットルくらいは飲んで頂きたいところ。間違っても、施術所で水を売る訳ではない。

人体の水分量は70パーセントと言われているが、老化というのは乾燥なので、筋肉が木っぽい感触になる。そうなると、本当に何をやっても変わらない。本来、施術ではデトックスを促進するが、排尿、排便などの排泄も起こりにくい。

骨密度を気にする方は多いのだが、水分量を気にしても良いかもしれない。アンチエイジングの為の一番の方法だと断言出来る。

ついでに、経験的に、腸の手術をした方が水を沢山飲むのはお薦めしない。浮腫むのだ。負担になるので、加減が必要かもしれない。

また、外食などで味の濃い物ばかりを食べていると、腸が過敏になるからなのか、水を飲んでも吸収しにくい。まず薄味に慣れる必要がある。

自分の食べている物の濃い薄いが分からない場合、耳の後ろを撫でてみる。体に対して、香辛料などが負担になっていると、耳の後ろがベトつく。足裏も同様。つまり、体臭にお悩みの方にも、薄味が効果的。

2017年8月17日 (木)

貸借対照表

健康診断の数値というのは正しいのだが、扱い方に稚拙な場合がある。

例えば、血圧。肥満だと血圧は上がりやすい。それはビルの高層階に配水する為に水圧が必要なのと一緒で、当たり前の話。痩せないまま、降圧剤だけを飲んでも意味はない。むしろ、血行不良で他の症状が出そう。必要な時には使ったとしても、使い続けるものではない。

しかし、肥満を批判している様だが、そうでもない。たまに100キロ越えの友達が施術を受けに来てくれるが、手応えがすごくある。太れるだけの体力があるので、結果も出しやすい。

糖尿病も太っているうちは、割と成績が良い。血糖値にも反映する。ところが、痩せて来るともう難しい。なんとかしたいけれど、やってもあまり変わらない。透析となるといよいよ厳しい。血糖値だけを見ていれば良いというものではないという実感がある。

いぜれにせよ、数字の帳尻を合わせただけでは、それは貸借対照表の不正操作の様なもので、身体の健全な経営とは言い難い。

2017年8月13日 (日)

血圧

諸般の事情により、写真撮影は来月に延期となった。

撮影に合わせてダイエットをしていたのだが、一週間で4キロ絞った。その後、更に痩せて、三週間で6、7キロ体重を減らした計算になる。ここまで減らしたのは10年ぶりくらいだ。

しかし、それは、そのくらい減る余地があったという話であって、威張れはしない。

今回、腎機能を亢進する調整を自分に施したのだが、血流が良くなるので、ほっておいても痩せる。体温も高くなる。

そして、当たり前なのだが、腎機能が亢進すると、血圧が上がる。しかし、これは盲点だった。

昨日、体育館に稽古に出掛けけたのだが、そこの測定器で血圧を測って驚いたのだ。上が136で下が99。立派な高血圧ではないか。なんだか眼圧が高いとは思っていたのだ。一月ほど前に、区民プールの測定器で測った時の記録を確認したら、上が118で下は68。普通だった。

それで、昨夜、今度は腎機能を抑制する調整を自分に施した。先ほど、また体育館に出掛けて血圧を測って来たのだが、上が124で下が79だった。まあ、そんなものだろう。

血圧のメカニズムが大分、把握出来たので、それは良かった。後、4、5キロは絞るつもりなのだが、どうしようかな。

2017年8月 9日 (水)

SJOコーヒー

昨日は定休日。鎌倉の由比ヶ浜に海水浴へ出掛けた。

台風の影響で遊泳禁止。人もまばらだった。

毎年の恒例行事にしているのだが、海はアウェイ。砂浜はエグザイル風味の細マッチョと茶髪褐色の女の子で溢れていて、彼ら彼女らのものだ。そういえば、臍ピアスを見なくなった。腹部操法をして手に当たることも多かったのだが、最近はそういうこともないものね。

ところで、中学は水泳部だったのだが、海で本当に役立つのは背泳ぎだと言える。視界を確保しやすいからだ。正確に言うと、水球部だったのだが、水面に浮き続ける巻き足という技術もある。これも有用。意味不明なのが、バタフライ。

しかし、海へ入って監視員に怒られたので、泳ぐ機会もなかった。砂浜でふて寝すること一時間、いい塩梅に日焼けした。

帰りに、SJOコーヒーへ寄った。初めて入ったのだが、愛想のないマスターがネルでコーヒーを淹れる様子を眺めて、ホウッと目が止まった。美しい。型が出来ている。きっと彼を押しても、ビクとも動かないだろう。

コーヒーは旨かった。毎年の楽しみが増えた。

2017年8月 8日 (火)

Siri

昨夜は三軒茶屋で、小原先生とご飯。

ネットの普及で、近い将来、今ある仕事の何割かはなくなると言われているが、手技の世界はどうでしょうかという話題。

人は機械にはコミュニケーションを求めないし、人にかしずかれて喜ぶので、あまり関係ないのではないですかという話をしていた。Siriに、君のことが好きですと話しかけたら、またまたほかのApple製品にもそう言っているんじゃないですかという返事のある訳だが。

しかし、どうだろうか。現状でも、シャッター通りは、ドラッグストアと接骨院だらけ。仕事がなくなると、大挙して手技業界に人が入って来るかもしれない。好きでなければやりそうにもない仕事だが、そうした形で人が急に増えたら、雰囲気が荒れそうだ。愛がないのは嫌だね。

あまり安易に考えない方が良いんだけどね。仕入れのない代わりに、勉強が要る。昨夜は、10年後の廃業率が90パーセントの業界だという話を伺った。

2017年8月 6日 (日)

スティーブン・セガール

この数年、サンチンという空手の型を続けている。型はいくつか知っているが、ほとんどそれしかやらない。

整体の呼吸法とも感覚が似ている。呼吸で体に内圧を加えるので、タイヤの様な体になる。内側からパンと張りが出るので、皮膚がつまみにくくなるくらい。重心が落ちて、ゴツくもなる。突かれても、蹴っ飛ばされても平気。ちょっと人を突いたら吹っ飛ぶ様になる。

そんな話を友達としていたら、お前は何時、誰から襲われるんだ?スティーブン・セガールか何かなのか?と笑われた。確かにそうだ。あっさり説得されてしまった。

それで、サンチンの呼吸の逆をやったら、一気に空気が抜けた。体が薄っぺらくなって、シャツが余るったらありゃしない。元々は華奢なので、これが本来のサイズなのだろうが、裸でいるみたいで落ち着かない。それにしても、体が軽い。

ところで、しばしばボディビルをやる様な方を見る機会がある。薄着の方が多いのだが、この仕事を始める前は、体を見せたいのだと勘違いをしていた。

触って分かった。腕など押さえると、指が沈むのだ。これはもうアレだ。着ぐるみを付けている様なもので、薄着なはずである。

TALK IS LOFT 新宿ロフトプラスワン事件簿

何週間か前に、『TALK IS LOFT 新宿ロフトプラスワン事件簿』 の刊行イベントに行って来た。平野悠、園子温、高須基仁、鈴木邦男、等々、豪華な面子だった。

オーナーの平野さんも70歳なのだそうだ。安倍政権にも原発にも興味がない、もうすぐ死ぬんだから、過去しかないとのコメント。本を買ってサインをして頂いたら、造反有理とあった。首尾一貫している。他に類を見ないこの店は、彼の稀有な人格なくして成立しなかったのは間違いがない。

この店には20代の半ばくらいまで、週に1、2回は通った。野村沙知代の水着ショーをやる様なお店で、地方から出て来た自分にはとにかく刺激的。リアル朝まで生テレビ、いい年の大人が取っ組み合って議論しているのを眺めるのも楽しかった。

常連客の友達も沢山出来たのだが、漏れなく変人なので、ここで鍛えられた。大学で身に付いたものは何一つとしてないが、この店では多いに学んだ。

当時は映画を見るよりも安かったので、学生には有難かった。チャージが600円で、ワンドリンク制。ウィスキーを頼んで、終電まで粘るのがパターン。

非日常の場所として愛していたのだが、何年かして、なんとなく飽きたことも思い出す。非日常も当たり前になると、日常に堕してしまう。

だんだん足が遠退く中、日常の中に非日常を見出す方が、楽しい人生になるんじゃないだろうかなんてことをよく考えた。

講座再考

先日、佐々木先生と飲みながら、教える時に過剰な情念が入ってはいけないという話をしていた。まあ、一方的に話していただけだが。

語弊はあるかもしれないが、施術は製品なのだ。仕事としてやっている。一方、講座には、自分自身が整体に対して持っているロマンが投影されていて、それは下手をしたら教える側のエゴ。相手の為にならないというか、端的に、需要と供給がズレやすい。

しばらく前に、とあるご主人の体調があまりに優れないので、奥様に簡単な施術方法をレッスンさせて頂いた。そうしたら、万全とはとても言えないが、驚くくらいに効果が出ていた。何年も勉強した人よりも上手い。それで、教えるということをすごく考えさせられもした。

正直、お手当として教えても、そこまでの結果は出ない。目的をハッキリと提示する必要を感じた。

具体的なもの以外には価値はない、と言ってみよう。現実生活の役に立たないジャンルほど精神論に走るけれど、自分は整体を実用的な生活用品として捉えている。

そんな訳で、今月から講座のスタイルを変えてみることにした。

8月の講座予定

8月の講座予定

宗旨替え

そういえば、思い出した。昔、蘭の花が欲しいという人に、枯れる物もつまらないだろうと、電子調理器のルクエを送ったら、ひどくガッカリされたことがある。

今、施術所には胡蝶蘭があるのだが、意外に場が華やぐので、自分が間違っていたなあと反省した。花には価値を認めていなかった訳だが、良い勉強になった。

勉強といえば、今日、いつもいらっしゃる方の施術をしていたら、ちっとも体が変わって行かない。どうしたのだろうかと疑問だったのだが、金曜日に妙なワインをお飲みになられたというお話だった。

なるほど納得して、中毒の調整法を試したら、張っていた腎が弛んでいくではないか。

正直、普段の食生活では、添加物の有無などは気にしない。今回、その影響を目の辺りにして、宗旨替えをしてしまいそうだ。

健康オタクにはやたらに施術が利くのだが、ああ、そういうことかとも納得した。真水に墨を落とすが如し。

2017年8月 4日 (金)

足湯

胡蝶蘭をエアコンの下に置いたのだが、やはり少し弱る様だ。預かりものなので、枯れさせる訳にもいかない。胡蝶蘭について調べてみた。

元々、熱帯の植物なので、暑さには強いのかと思いきや、山の上の植物だそうで、涼しくしておく必要があるそうな。直射日光にも弱いので、カーテン越しくらいの光が望ましいとのこと。少々、気難しい。

ところで、近頃、胃腸のトラブルのご相談が多い。季節的に、夏バテで胃腸が疲れやすいのだ。勿論、エアコンも要因で、冷えて胃腸に来る場合もある。首の痛みや急性の下痢なども、冷えが原因。

朝起きたら、寝違えていたというケースもしばしばなのだが、それは寝汗で冷やしている。この時期はなるべく布団を干して、寝具のコンディションを整えておこう。

調整の方法としては、足湯が効果的。脛に胃経が通っているので、膝下までを温めるとお腹の調子が良くなる。

ついでに、塩を舐めると、暑さに耐えやすくなる。発汗で塩分不足になっていると、甘みを感じる。

ただ、この1、2日は涼しい。タイミングを少し外しているかもしれない。

胡蝶蘭

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咲き誇る胡蝶蘭。美女と一緒にいる様な緊張感。

元々は日野自動車の社長室に飾られていたそうなのだが、流れ流れて、うちでお預かりすることになった。

花の枯れる様な整体院だと、悲しい。気を通している。

夕日が丘三丁目

先日、食い逃げをしてしまった。

武術の稽古の後、やきとり屋に寄ったのだが、会計を済まさないままに帰ってしまったのだ。

電車に乗ってから気が付いて、慌てて引き返した。

店長に謝ったのだが、あまりに自然だったので声を掛けそびれたということだった。これで達人の仲間入りか。食い逃げの。

借りが出来たので、最近は夕日が丘三丁目ばかりに行くことにしている。

レバーを必ず頼む。あとは、時間が遅いと品切れになりやすいのだが、自家製味噌の焼きおにぎりが旨い。

稽古は薙刀の型の順番は覚えたので、後は中身をつくる段階。長物を扱うと、木刀を軽く感じる。型の構成は上手く出来ているものだ。それも、事後的に意味が分かる様な感じ。

剣術が基本なのも、なんとなく理由が分かって来た。両手で構えるので、身体の中心を守る感覚が出やすい。その感覚を他の技術に還元しながら、稽古をしている。

2017年8月 2日 (水)

一息四脈

発熱したお子さんがいらしていた。

人見知りのお年頃。大泣きのところ、僕が触れてピタリと泣き止んだとしたらロマンだが、そんなことは一切なかった。

近頃、お子さんの風邪が流行っているのだろうか。先週から同様のご相談が多い。決まって、脈と呼吸を見てくださいというご案内をする。

まず脈の回数を1分間測る。つぎに呼吸の回数を1分間。正常な状態であれば、脈を呼吸で割ると4になる。それを一息四脈と呼ぶ。

お子さんだと高熱になる場合も多くて、当然、脈は速くなるが、呼吸で割って4ならば良し。

体調が悪いと、それが一息三脈、一息二脈になる。施術者の感覚としては、三だとそんなものでしょうで、二だとかなり心配。

ある方は、慣れました、一呼吸の間に脈を見れば良いとおっしゃっていたのだが、それだと正確さに欠ける。見た拍子に鼻などむず痒かったらノイズになるので、やはり1分間づつくらいは測った方が正確。

しばしばソファから落ちたという類のご相談も頂くのだが、後頭部を打っていると、途端に一息二脈くらいにはなる。正確には、千鳥の脈。やはり、頭の打撲は恐い。元気そうに見えても、時間差で体調を崩すこともある。

ただ、正直、ソファから落ちたというご相談で、実際に見て脈の乱れていたことは一度もない。

本式に後頭部を打っていると、下腹は船底状に凹む。船底という表現が分かりにくかろうが、特徴的なので、一度見たら、次からは分かる。これは後頭部の打撲についての話で、熱で凹むという話ではない。

脈と呼吸の観察は、本当は元気なうちに練習をしておくべきで、本番でいきなりやるのは無理がある。あとは、自己責任でやってみたら良いです。基準があると、心強い。

2017年7月30日 (日)

歯周病を自分で治す最強療法

マキノ出版様刊行のムックに記事を再録頂きました。モニターの方、編集部の方にはお世話になりました。

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2017年7月29日 (土)

取り立て

テンションが高いとか、低いという表現が、慣用句でしばしば使われる。

興奮過度な社会なので、テンションの高いことが推奨されて、低いことを責められもする。

しかし、テンションは高ければ良いというものではない。

施術上の観点からは、人は興奮していると痛みやトラブルには気が付かないということが言える。つまり、気が付いていないだけ。

急なトラブルのご相談を伺う機会は多いのだが、どうだろうか。コップの水が溢れた瞬間に目が行くだけでしょうというのが、正直なところ。

疲れるとテンションが落ちるので、それまでにもあったトラブルが表面化して来るというのが、ほとんどの症状の実態。

だからなのか、テンションが落ちるのを嫌う人は多い。飲み食いでテンションが落ちるのを食い止めているというのも、よくあるケース

それも、働き続ける為のカンフル剤として必要なのかもしれないが、長期化すると麻痺に近い。だから、カンフル剤が切れたり、神経のキャパを越えると、潜在していたトラブルが一気に表面化する。

なるべく穏当に済ませたいものだ。

だから、整体の体操には、神経のテンションを落とす様なものが多い。しばらく続けると、体に潜在していたトラブルが浮いて来る。怠くなったり、古傷が浮いて来たり、下痢などの排泄があったりといった様な体の変化がある。

それらの変化は好転反応と呼ばれている。誰にでも起こる訳ではないけれど、体に溜まっているものがある場合、むしろ、起こった方が良い。

人のことは笑えない。自分もアルコールでテンションを無理に上げているという自覚がある。飲むのを止めて、テンションが落ちる様な体操をやったら、やたらにお腹が下る。2日間で、お腹周りがえらく薄くなってしまった。

便利なのは、好転反応でお腹をくだすと、痛みはほとんどないところ。穏当に済む。

借金は取り立てられる前に、計画的に返済した方がマシという話だった。

沢田研二

昼休み、開業相談を受けている方から、エリアの雰囲気を見て欲しいという依頼を受けて、都内某所へ足を運んだ。

駅から徒歩5分以内で、この通りは良い、ここはダメだと自分の好みを列挙して来た。あとは、陸橋を渡らせるのは来る人に不親切なのでダメ、坂道もダメ。道行く人の年齢層が意外と若いので、それ向けにやったら良いだとか、具体的なアドバイス。

スーツで仕事をしようかなとおっしゃるので、ヤーサンにしか見えないので止めた方が良いですとお伝えしたら、それ役で映画に出演されているというので笑った。

100パーセント、言う通りにするとおっしゃるので、それはしない方が良いですともお伝えさせて頂いた。キャラクターが違うからだ。いや、それを踏まえて、アドバイスをすれば良いだけの話か。

座右の銘は、いい人いい人どうでもいい人。10人いて10人みんなに好かれようとしても、誰にも好かれない。実際には、10人のうちの1人に好かれたら、それでやっていける。自分のスタイルを通すべきだ。

そうした意味では、僕が間違っていた。今日の方も、いっそ真っ白なスーツで仕事をするのも素敵かもしれない。お似合いになりそうだ。

お鮨をご馳走になって、帰って来た。

そういえば、沢田研二は凄い。恰幅が良くなってかつての面影はないけれど、全国ツアーには未だに何万人も集まるそうだ。

2017年7月27日 (木)

山口二矢×浅沼稲次郎

ビフォアシリーズは、カップルの出会いと熱愛、結婚生活を描いた三部作。

ヨーロッパ、大陸横断鉄道で隣り合わせた観光客の男女が意気投合。途中下車をして、一晩中、ウィーンの街を歩き回るのだが、翌朝、連絡先も交換せずに別れる。それが、『ビフォア・サンライズ』

後年、小説家になったアメリカ人男性が、その一夜の恋を作品にするのだが、フランスでのファンとの交流会にフランス人の彼女が現れて、というのが『ビフォア・サンセット』

最終作の『ビフォア・ミッドナイト』では、冷え切った結婚生活が描かれているというのだが、恐くてそちらは見ていない。

ところで、火曜日にゴールデン街で飲んでいた。友達の彼女がホステスをやっているというので、一緒に訪ねたのだ。

一年に一回くらい、三人で会う機会がある。かえって関係性の変化が垣間見えて、興味深い。

3年ほど前に会った時には、鈍器で額を割られた翌日だった。ちなみに、割られたのは彼氏の方だ。今回、ビール瓶でしたよねと確認したら、傘だというので、しっかりした造りの傘ですねとコメントさせて頂いた。

持論なのだが、人間関係において、似た者同士は長続きしない。馬が合うのも早いが、飽きるのも早い。似たところで惹かれ合って、違うところで結びつくのではないでしょうか。喧嘩するほど仲は良し。カップルに幸あれ。

Eライン

先日、ハンサムにしてほしいというご依頼を頂いた。

それは美容院で綺麗にしてほしいと頼む様なもので、もっと具体的な話はありませんかと振ったところ、顔を変えたくてというコメント。ちょっとボンヤリしている。

それでエステティックラインを確認した。鼻先から顎にかけて指を当てて、その先端が一直線になっているのが、整った顔の条件。

顔の造作はパーツよりも、配置が重要。その辺りの整理がいくつかある。例えば、鼻の下と上唇の間は狭い方が良いそうな。その比率は、鼻下から唇の間:唇の間から顎の間=1:2。他にも、目頭から目尻:眉の間:目頭から目尻=1:1:1、等々、よく言われる黄金比がある。

ただ、理論に走ると運用が難しいので、自分の場合、顔の左右のシンメトリーと、エスティックラインを整えるやり方を採用している。

それで、クライアントのお顔を拝見すると、右側が縮んでいたので、顎を調整して改善。次に、鼻を高くする様な施術をさせて頂いたのだが、施術後には目元がパッチリ、爽やか系のお顔になっていた。

写真が必要な場合はこれを使いたいとおっしゃるので、何枚かの写真を撮らせて頂いた。男性から頼まれる機会は少ないので、なんとなく楽しかった。

大概のご要望には対応が出来る様になったので、課題は施術の保ち。長保ちさせる技術を研究したい。

2017年7月25日 (火)

モデル募集*募集は終了しました。

〇募集概要

ホームページ用の写真モデルの募集です。現在、10年前に撮影したものを使用しているのですが、さすがに詐欺になりつつあります。撮り直したいので、モデルを募集させて頂きます。

臨場感を大切にしたいので、施術をそのまま撮影することを希望しています。難しいことはありません。普通に施術を受けて頂いたら、結構です。お体についてのお悩みをご相談ください。症状、美容、等、幅広く承ります。手技にご期待頂けることのほとんどに、対応が出来ます。

勿論、お代を頂くことはございませんので、それを以って、謝礼とさせて頂きます。また、ご迷惑でなければ、お食事くらいはご馳走させてください。

ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。初対面、ご面識のある方、どちらも歓迎です。何卒、宜しくお願い申し上げます。

〇ご応募方法

浜田整体まで、メールか電話でご連絡ください。スケジュールを相談させてください。

2017年7月22日 (土)

量子論

中国の研究チームが、宇宙空間に光子を量子テレポーテーションさせる実験に成功したというニュースが話題。

人体でそれが実現するのは、300年くらい後なんじゃないかという気がしないでもない。しかし、それでも、随分とSFチック。

量子論といえば、人体にもそうした仕組みがある。例えば、手首を調整すると、触ってもいない足首が調整されるのだ。手技では定石。いやまあ、こじつけたダジャレみたいなものだが。

ただ、純粋に量子論みたいな現象もある。関係性の強い二人の人間がいて、何キロ離れていようが、片方の人間を調整したら、もう片方の人間にも同様の効果が出るみたいな現象は確かに観測されるのだ。そもさん、せっぱ。

大分、ロマンティックというか、オカルティックな話だけど、確かに生じる現象に目を瞑る方が、余程、オカルティックというものでしょう。

水操法

水操法をやった後に、昼食にササミのヒレカツを食べたのだが、肝臓が普段の何倍も張るので、やはり肝臓に栄養をプールさせる用途らしい。

肝臓の弾力がついたら、お尻が上がって小さくなった。若いと、肝臓にレバ刺しみたいなプリプリとした弾力があるものだ。内臓に力があると、骨盤は閉まる。

つまり、内臓に力がないと、お尻は垂れる。典型的なのは、産後に太るケース。実際には、栄養失調だったりする。

子育てで忙しいので、食事を納豆ご飯やウドンの類で手早く済ませてしまう方も多いのだが、そんな生活が長く続くと栄養失調。肝臓はペソッとした感触になる。

ただでさえ産後の体は、朝鮮人参を育てた後の畑の如しなので、滋養のあるものを量より質で摂った方が良い。産後半年くらいで抜け毛の増える方も多いけれど、栄養状態が良いとそれも少ない。

卒乳を済ませているのなら、実はお酒がお薦め。体を戻すのに、手っ取り早い。

また、食べ物で効率が良いのは豚肉。栄養が足りていないと、やたらに甘いものばかり食べたくなるのだが、豚肉を食べると、自然、その欲求も小さくなる。

ついでに、出産を機に、何年も不眠でお悩みになる方も多い。これも栄養不足が要因。単純な話で、お腹が空いていると、眠気は来ない。

家族の食事優先で、自分の食事が雑になり過ぎ。一定期間、とにかく量より質で摂ってみる。割と、評判は良い。

しかし、今後はそんなうるさいことも言わないで、水操法をやるだろう。黙っていても良くなるのなら、それが一番。お互いに楽。

そういえば、名前の由来を知らない。なぜ水?

門脈

昨夜、水操法を研究しながら酒を飲んでいたら、妙な酔っ払い方をした。

いつもよりも回って、ソファに座るなり寝てしまった。気が付いたら、朝。いつも飲んだら、うたた寝するじゃないかという話もあるのだが、普段にはない酔い方だった。

体感を思い出すと、手足が冷えて、背中が寒い。お腹だけが温かくなった。ビュッフェで限界まで食べると、背中が寒くなるが、近いのは食べ過ぎの状態だろうか。

水操法は門脈を調整するというのだが、門脈は腸から肝臓への血管。作用を検討すると、栄養吸収を促進するのかもしれない。用途は栄養失調気味の人が対象だろうか。

ちょっと自分の体で試してみるとしよう。変な遊びだ。

日中、小さな地震があった。

丁度、クライアントの方の脈を見ているところだったのだが、綺麗に乱れるのでおもしろかった。左右の脈を一緒に見ていたのだが、左の脈だけが乱れた。仕組みが興味深い。

脈には体調が現れる。血圧は常識なのだが、身体の左右の脈を見比べると、分かることが多い。また、施術では、要所の血管に操作を加えて、左右の脈を揃えることも行う。受けると血が通うので、独特の酩酊感がある。

要するに、トラブルの出やすい場所は、血行が悪くなっているという話。

この数日、アキレス腱から踵にかけての部位の調整法を工夫していたのだが、結局、それも筋肉や骨をやるよりも、踝周辺の血管にアプローチをする方が、結果は良かった。血が通うと、アキレス腱が弛む。これは手技研。

そういえば、整体操法には、門脈にアプローチすると称する水操法という手技があって、長らく謎だった。大静脈なら見つけやすいけれど、門脈の場所など分からないというのが正直なところ。

先日、それがやっと分かった。静脈瘤に適用するというので、ビフォア/アフターを比べたら変化が明瞭だった。体感的には、手足が冷えて、お腹だけが温かくなる。応用範囲が広そうなので、裏技にストックしておこう。

2017年7月19日 (水)

研究開発

先日、足裏マッサージをされているご一行が、整体の勉強にいらしていた。

足に関係した手技をレッスンさせて頂いたのだが、最近は自分も足ばかりやっている。

特に足首から先。筋肉が薄くて、流れの滞りやすい部位。整体でも指骨間はやるのは定石だけど、意外と足首の根元が重要。ここの癒着を取ると、やった側の足だけ温かくなるくらいの効果がある。

足については、目下、踵の調整法を工夫している。アキレス腱を含むこの部位が、仙腸関節を調整する決め手になるという見込みがある。

踵は仙腸関節、後頭骨と連動するが、脳梗塞をやっていると、この部位がカチカチに固まっている。

今、使っている手技だと、ほぐすのに時間が掛かるので、手っ取り早い方法が欲しい。アキレス腱をほぐすと頸椎筋も弛むのだが、押さえるよりも、動かす手法の方が効率が良さそうだ。その辺りを研究すると得る物もあるだろう。

2017年7月16日 (日)

需要と供給

昨日、初めていらしたパワフルな経営者の男性がおもしろかった。

以前、受けた整体はアクロバティクに背中を反らさせるので、背骨が心配だったとご不安を述べられていた。ウチは五反田辺りのその筋のお店ではございませんのでとコメント。

病院でも原因不明だとおっしゃるので、それには、ウチは病院、拝み屋さんの次にいらっしゃる方も多いですよとのコメント。悲しいかな、ノンフィクション。

施術後に、動いてみてくださいとご案内したところ、軽く触ったのだけなのに動ける様になった、不思議だというご感想を頂いた。

体力のある方は壊し方も激しいのだが、そうした方は改善もしやすい。壊すだけの体力があるからだ。

症状は体質によって、エネルギー過剰の実症、不足の虚症に分けられる。技術的にはどちらも得意なつもりだが、性格の相性的には実症が得意かもしれない。ギラギラした方には気に入られるのだ。自分も話していて楽しい。

先日、別の方から、ここに来るだけで脳波が落ち着くというご感想を頂いた。おそらくそれも、自分がダウナー気質なのがその理由。一緒にいるとテンションが落ちるので、それが気持ち良いのだ。逆に、こちらはアッパーな方とご一緒させて頂くと、テンションが引っ張り上げられるのが心地良い。

需要と供給というか、なんというか。人間同士の相性には、会話の中身以前のものがあるという話。

歩幅

施術を受けに来た方から、姿勢のご相談。

顎の出る姿勢を直したいというご質問だった。背筋を伸ばして、顎を引けば良いですかとおっしゃるので、いいえ、そうではありませんとコメント。

歩幅を広くすると、自然と背筋は伸びるので、顎は出ない。建物と一緒で土台が大事。つまり、足。

とにかく歩幅の狭い人が多い。立っても、歩いても、座ってもそう。自分の体のサイズを把握していない。

でも、生活が原因かもしれない。電車の椅子に座っていたら、小さくなるしかない。人口過密の都市生活の弊害。

肩幅よりも少し広いくらいの歩幅で立てば、それだけで腰は楽。歩く時も気持ち大股に。膝も上がりやすくなるので、階段が上がりやすくなる。

2017年7月12日 (水)

箱根湯寮

昨日は休み。天気も良かったので、箱根湯寮へ出掛けることにした。先日、お薦め頂いたのだ。

新横浜から新幹線に乗って、小田原でまた箱根登山鉄道に乗り換え。箱根登山鉄道の車内は、乗客の半分以上が外国人だった。登山道具を持つ人も多かったのだが、ブームなのだろうか。

最寄り駅の箱根湯本には、90分くらいで着いた。駅から送迎バスが出ていて、アクセスが良い。箱根は10何年かぶりだ。暑い割に湿気がないので、気持ちが良い。

山の中で露天風呂に浸かるのも良いのだが、ここの名物はロウリュウというサウナ。フィンランド式のサウナで、熱した石にアロマ入りの水をかける。すると、水蒸気が出て、空気が一気に熱くなる。

そこを従業員が大きな団扇で煽ぐ。最早、熱風は熱いというよりも痛い。悪いところの皮膚が痛くなるというのだが、確かに、局所的に痛くなるのでおもしろかった。

客が室外へ続々と出ていく中、我慢大会で最期まで粘った。出るなり、水風呂に頭まで浸かった。ちょっとない経験で、身体がビックリした。

ロウリュウが終わった後に、露天風呂でボンヤリしていたら、急に中学生の頃を思い出した。

水球部だったのだが、真冬の屋外プールで練習をしていた。水球はプールの床に足をつけてはいけないルールがあるので、コンクリートの塊を抱かされて、水中に浮いている練習をよくさせられていた。水温が低いので、当然、足がつる。それでも我慢。前世では、東京湾に沈められて亡くなってますねみたいな感じ。あれもちょっとない経験だったなあ。

温泉施設の食事は期待出来ないことが多いのだが、ここのは旨かった。食堂に炉端があるので、鮎を焼いて、日本酒を一合。

2017年7月 7日 (金)

個性尊重の教育

昨日の研究会では、一人一人の身体の使い方の癖を取ることをテーマとした。

人それぞれ、体の動かしやすい部位があるので、ついついそれに頼ってしまう。身体の使い方も、その為に合理化されている。

Sさんは肩甲骨が利くので、肩甲骨が使いやすい様な遠い間合いを取るし、Wさんは首の力を使って何とかしようとするので、それに合わせて腕を伸ばし切るのが癖になっている。

体の使い方は、テコの原理で説明が出来る。理想的には、掌は作用点で、腰腹は支点、足が力点になる。

ところが、動かす部位が力点になってしまう。それが個人の癖。腰を力点にする人は多くて、反り腰で傷めてしまう。身体の柔らかい人が腰痛になるのは、このパターン。ついでに、首の後ろを支点にするので、凝りやすい。

型稽古では、慣れ親しんだ体の使い方を手放して頂く必要がある。すると、どう動いたら分からなくなるので、一旦、下手になる。それが難しいので、人によっては何年も掛かる。自分も、頭から突っ込む癖を取るのに苦労をした。

型稽古は、人を文字通り型にはめる。それ以外の動きを許さない。窮屈なのだが、それによって上達していくシステム。最初から尊重される個性など、ない。押し潰して、すり潰して、それでも残るものが個性で、それはその人のスタイルになる。

転じて、個性尊重の教育というのは、意味不明。教育のサービス化というものではないでしょうか。

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