プロフェッショナリズム
最近、僕のところにはダンサーやスポーツ選手など、職業は様々だが体のプロが訪ねて来る様になった。
プロは体への意識が高い。プロにとっては体が資本なのだから、それは当り前の事だ。野口整体への関心も持ちやすいのだろう。
そういった人達と話をしていると、体の中心が取れないといった様な抽象的な表現をするのがおもしろいところだ。僕は哀れなほどの運動音痴なので、そういった体のプロとの間に共通言語を持てるのが何だか不思議でもある。
実際に体をみてみると、足首の動きが悪かったり、股関節が硬直しているという事があるのだが、そうした体の硬直したところを調整すると、整体を受けた方からは、足の親指に体重が乗る様になって重心が安定したという様な感想を頂く事がままある。
しかし、そういったプロの方たちの体の状態が悪いのかというと、まったくそんな事はない。整体をする側からすると、実に弾力のある背骨をしていて、まるで高級車のメンテナンスをしている様な気分にもなるのだが、プロは体への意識が高いので、ちょっとした異常に対しても自覚的なのだ。プロのプロたる所以であろう。
体に対して意識を持つという事が、健康への最初の一歩である様に思う。疲れている人に限って、俺は疲れていないと言うではないか。疲れに自覚的でさえあれば、疲労が蓄積する前に上手に休みをとれるものだ。プロに限らず、多くの人に自分の体と対話をする事を薦めたい。野口整体はその最良の手段のひとつである。




最近のコメント