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2017年4月

2017年4月28日 (金)

整体教室 5月のスケジュール

〇講座内容

整体をのんびりマイベースに学んで頂くという趣旨の講座です。テーマは特に設けません。体操をしたり、手当療法をしたり、参加メンバーと雰囲気でやることを決めます。季節にあった体の整え方、日常の体の使い方などが学べます。ご参加されるうちに、何時の間にか整体が身に付いていたという方が増えればいいなと願っております。初心者歓迎の講座です。講座の内容は、人への施術方法よりも、自分の体の調整方法が中心です。

〇開催日時

(昼の部)

5月17日(水)14:00~15:00
5月31日(水)14:00~15:00

(夜の部)

5月10日(水)19:00~20:00
5月24日(水)19:00~20:00

*昼と夜で内容に差はありません。

〇開催場所

浜田整体

〇会費

2千円

〇お申し込み方法

浜田整体までメールか電話でお申し込みください。メールで申し込まれる場合は、①お名前 ②電話番号 ③ご希望の講座 をご記入ください。定員があります。

〇持ち物

・動きやすい服装(スカートで参加することは出来ません)
・ハンカチかフェイスタオル(うつぶせになった時に、お顔の下に使ってください)
・靴下(足裏に触れる場合があります)

〇ご案内

・開始時刻の10分前からご入室頂けます。
・更衣室はありません。お着替えをされる方には、お手洗いをご案内しています。
・実習では、なるべく同性同士で組んで頂く様にご案内しているのですが、人数の都合上、難しい場合があります。その時はご容赦ください。

2017年4月27日 (木)

炭酸飲料

昨夜は教室だった。割と、一般常識ではない体の各部位の意味があるので、それをご紹介させて頂いた。

例えば、骨盤内には卵巣と子宮があるけれど、その働きは骨盤の開閉とセットだ。月経時には開くし、排卵時には閉まる。慣れると、見てなんとなく分かる様になる。また、手首は骨盤と関係が深い。そうした関係を理解して、どの様に利用するのかというと、手首を調整すると、骨盤のバランスが整うので、ヒップアップする。講座でも、みなさん上手く行っていた。しばしば月経痛のご相談を頂くけれど、事務職の方は重い場合も多い。それは、キーボードで手首を酷使して、骨盤のバランスを崩しやすいからかもしれない。

講座の後に、オレンジをお出しした。数日前に、ミカンなどの果物を炭酸に皮ごと漬け込むと良いという記事を読んだのだ。フリージングパックにウィルキンソン炭酸水とオレンジを入れて、やってみた。そのまま6時間ほど冷蔵庫に入れておいたのだが、それなりに炭酸っぽい触感になっていた。もうやらない様な気もするけれど、料理屋がデザートに出すのは良いかもしれない。ただのミカンだと思って食べたら、口の中でシュワシュワするので、おもしろい。

時々、炭酸は体に良くないですか?というご質問を頂くのだが、それはそんなに炭酸ばかり飲む人を見た事がないのから、分からない。昔は、炭酸飲料で骨が溶けるという都市伝説があって、陸上をやっている友達などは禁止されていたことを覚えている。多分、迷信。ただ、参加者の方から、健康本を読んだら、炭酸飲料で膵臓が刺激されて、インスリンが分泌されるという趣旨の内容が書いてあったと教わった。どうなのだろうか。

2017年4月26日 (水)

帰省

数日、帰省をして来たのだが、外食が続いたら、右眼が腫れてお岩さんになった。洋食屋のクックでトドメを刺された。旨くて、多くて、安い。オーナーも年なので、何時まで食べられるか分からない。帰省の度に立ち寄ることにしている。開業する時に、この店をモデルにした。多少、不便な場所にあろうが、お店がアレだろうが、料理がちゃんとしていれば人は集まる。

眼が腫れるのも、目ヤニが沢山出るのも、どちらも肝臓の疲れが原因。触ったら、やはり固い。数回、押さえたら、それで大分、マシになった。肌の黄味も取れた。

今回はスケジュールに余裕があったので、ヘソクリを回収して来た。上京する時に、実家近くに埋めておいたのだ。子どもの頃に近所で砂遊びをしていたら、誰かの埋めた500円玉が十枚ほど出て来たことがあった。以来、そういうものだと思っている。ちゃんと見つかったので、埋め直しておいた。今度は公園。生きていたら、20年後くらいにまた調べてみよう。

街をブラブラと歩いたのだが、北陸の顔だちがあるなと思った。九州の人の顔だちが濃い目だとすると、北陸は目が細くて、鼻の高い人が多い。割と、無表情でキツメの顔だちにも見える。醤油顔というと、死語だろうか。ファッションは空の色に合わせるなとも思った。京都のファッションは原色というか、紅葉めいた色遣いに見えるのだが、石川県はくすんだ色の中に派手さがある。大体、曇天なので。

連休中の営業について、問い合わせを何名かの方から頂いたのだが、通常通りの営業を予定。

2017年4月22日 (土)

世代論2

しかし、団塊くらいだとコミュニケーションの基本がマウンティングなので、プロレス的にそれを受けられるかどうかで、コミュニケーションの成否が決まるという身も蓋もない感想がある。いやあ、異論はあって然るべきなんだけど、本当にそう。逆に、こちらからも仕掛けないと、歯応えがないと見なされて、相手にもされないという。知っている、知らないが価値判断の基準になるので、これはある種の教養主義かもしれない。そのルールはお付き合いをさせて頂いて、よく分かった。

2、30代だと、どうなんだろうね。本当によく分からない。承認欲求の強い方が多いので、ちょっとキツイよなあと思わなくもないのだが、身に覚えもあるので、これは世代よりも年代の特徴かもしれない。また、自分もそういうものが期待される年齢になって来たということだろうか。親分肌ではまったくないので、ガッカリされ続けている様な気もする。そして、世代的には価値相対主義が浸透しているので、知っている知らないのゲームを仕掛けると、ネット世代にはバカだと思われてしまう。ググれば済むもんね、という話。だから、中高年は気をつけましょう。技術のイノベーションで、価値観が激変することには腹立たしいけれど、例えば、バブル時代にブイブイ言わせた世代が、若い人相手に海外旅行に出掛けた回数でマウンティングしようものなら、深刻にセンスが悪いと判断されることでしょう。

結論は、団塊も今の若い人も、コミュニケーションのコストの高いところがよく似ている。ベクトルが逆なだけ。団塊は教養主義だし、若い人は経験主義。だから、観光地でもお店の料理の写真でも、ちょっと検索したら、同じものが手に入るのに、わざわざ自分で写真を撮る。体験にくっついたものだからこそ、価値があるという話。写真の喩えで言うと、団塊はみんなが羨む様な特別な写真を撮りたがるけれど、若い人にとっては、特別な写真などネットに転がっているので、むしろ、他人にとってはつまらない一枚の写真であったとしても、自分だけの体験だからこそ、それには価値がある。

これからは、年下が増える一方なのだ。対応が出来ないと先細る一方なので、欲望のあり方について、クドクドと考えた。

2017年4月21日 (金)

世代論

団塊世代のことを書いたら、なぜか反響が多かった。

やはりその世代の男性だが、元・長距離選手の知人がいる。駅伝にも出ていた様な方だが、お話を伺っていて、最近の選手は速いが、水ばかり飲むので弱いというコメントが印象的だ。

それは、症状についても同じスタンスなのだ。典型的なのは、医者はこう言っているけれど、俺はこう思うという話が長く続くので、なかなか施術に入れなかったりする。

そうした理屈はもういいので、とにかく毎週来てください。何回か続けてやって、良くなったら、それ以上は薦めたりもしないので、というのが正直なところ。口よりも手を動かす仕事なので、その範囲では、とても親切なつもりだ。

ただ、矛盾する様だけど、最初にどっぷり付き合った方とは、その後、良い関係になりやすい。やはり聴くのも仕事だ。でも、よくテレアポなどの業界で説かれる傾聴は、向いていない世代だと判断せざるを得ない。むしろ、会話のキャッチボールよりもピッチング。多少、キツくとも、本音で話さないと信用されない。その点、企業にお勤めの方は、そうしたちゃぶ台返しが使えないから、やりにくいだろうね。

逆に、今の20代にこれをやっても、上手くいかない。30代も怪しい。義理人情のセンスは、もう通用しないしね。違うコミュニケーションのマナーがありそうな気がするのだが、正直、まだ掴めない。まだ割と若いのに、完全にオッサンの言い様なのが、悲しい。

傾向として、コミュニケーションの濃密さを向こうから求めて来る割に、踏み込むと引く。でも、自分が悪い様な気もする。人の弱点を見つけるのが性分になっているので、気を付けないと、それで黒ひげ危機一髪をやってしまう。自重して、人の良いところを見る様にしよう。

整体講座 「更年期」

自由が丘にあるアロマ・ハーブショップのグリーンフラスコさんで、更年期をテーマにした講座を行わせて頂きます。奮ってご参加ください。

内容、お申し込み等の詳細はこちらまで。

2017年4月20日 (木)

団塊世代

近頃、施術を体の状態の悪い人に合わせ過ぎていると反省している。技術が荒れてきている様にも感じる。調整をし直そう。

こうした仕事では、相手の体の自然治癒力を信頼するというか、ある種の生命信仰が必要だ。新陳代謝を促進する技術なので、必要なことをやったら、後は相手次第。よく腰痛と同時に便秘でお悩みだというご相談を頂くが、こうしたケースでは、排泄があると、腰痛も改善する。

しかし、団塊世代は難しい。気取ったことを言っていたら、まったく効きませんでしたみたいな結果になりやすい。それだけコンディションの悪い方が多い。上の世代の7、80代には、かえって効くので、世代の特徴だと判断している。当社比で、30代半ばの8倍くらいの刺激を使ってもそうなのだ。代謝が落ちているのか、このくらいの刺激で変わるだろうという見通しが、かなりズレる。世代の差よりも個人差の方が大きいはずだけど、やはり傾向としては間違いない。

だから、通って頂きたい。他の世代には月一くらいをお薦めさせて頂くのだが、団塊世代の方には毎週来て頂きたい。また、自覚していない方ばかりなのだが、他の世代に比べて、要求水準も高いのだ。それにお応えさせて頂く為には、そのくらい見ないと間に合わない。先日、同業者と同様の話をしていたら、それは自我が強くて変わらないのではないですかと真顔で言われたのだが、割と笑えなかったりもする。

パターンがあって、退職をして半年くらい経って、体調を崩すという方が多い。丁度、神経の緊張が抜けて来るくらいのタイミングなのかもしれない。決まって急に体調が崩れたというお話を伺うのだが、長年の勤続をされて、溜まりに溜まった何十年か分の疲労がまとめて表面化しているのであって、急ではない。悪い様にはしないので、骨休めに来て頂きたい。

2017年4月17日 (月)

ドラえもん

昨夜は小原先生に三軒茶屋のお店に連れて行って頂いた。いやあ、凄いね。自由が丘はランチは過当競争で素晴らしいのだが、居酒屋のレベルでは三軒茶屋が2ランクは上だ。安くて旨い。

そこで、人を雇うという話をしていたのだが、給与を高くしても、良い人が集まらないという話を伺った。自分探し系の人ばかりが集まるので、仕事でやってもらうのは難しいというお話でもあったのだが、よく分かる。おそらく責任を負うのを嫌う人が多いのだ。腰痛でも何でも、お金を頂いて、結果を問われることにプレッシャーを感じるはずだ。だから、アシスタントという形にして、アジャストは自分がするという仕組みにして、責任を引き受けてあげたら、働きやすいんじゃないですかという話をさせて頂いた。あとは若い人を雇うのなら、趣味でも仕事でも、Facebookに載せてウケるかどうかという基準で選ぶ傾向が見受けられる。例えば、条件が悪くても、お洒落なカフェで働いているという自己イメージの為には、喜んで時間を使ってくれるはずなので、求人の為にお洒落なホームページを別に作ると良いのではないですか、という酷い話はしていない。具体的には、エステ業界に求人を出したら、どうでしょうかというご提案。痛みがある様なクライアントからのご相談には引くかもしれないが、あの業界も、浮腫などのご相談は結果主義なので、責任感が期待出来る。マナーも身についていて、雰囲気も良し。理想的だ。その場合は、手に職のある人を雇うのだから、待遇は良くする必要がある。

エンジニアリングとマネージメントは違いますよねという話題にもなったのだが、職人に必要なのは能力で、経営者は夢を語る必要がある。昔、部品メーカーに勤めていた頃、社内に社長の隠し子だと陰口を言われる40代の男性がいた。あまり似ていないのにどうしてだろうかと疑問だったのだが、理由を知る機会があった。自分が退職する段になって、わざわざ大阪の本社から慰留の為に来てくれて、初めて二人で飲んだのだが、曰く、社長は凄いと。当時、アメリカはブッシュ政権下。必要があれば、社長はブッシュにでも会うと言うので、中小企業の親父が会ってどうするのだと思いはしたが、納得した。確かに、ファザコンをこじらせた様にも見えなくもない。しかし、経営者は社員に夢を見せないといけないと、教えられたものだ。夢と書いてウソと読むんだけどね。例えば、10人くらいの少人数の会社だって、社員を引っ張っていくのは大変なことだ。魅力がないと出来っこない。話は脱線するけれど、中小企業の社長のバージョンアップ版が国会議員だと思うのだ。評判の悪い森喜朗さんだって、会うときっと魅力的な人だろう。民主党出身者の多くには、そういう人間的な魅力は感じない。優秀なんだろうけど、能力なら官僚の方があるので、存在意義がないんじゃないのという。出木杉くんよりも、ジャイアンの方が人に愛されるのだ。音痴でも歌える奴が良い。

2017年4月15日 (土)

整体講座 第3回

〇講座内容

今回は腹部の調整法がテーマです。体のゆがみという慣用句がありますが、実は骨自体はそれほどゆがみません。むしろ、内臓にポイントがあります。内臓は緊張すると縮むので、それが体の偏りの原因となるのです。例えば、肝臓は右側にあるので、普段からよくお酒を飲んでいると、体の右側が縮んだ様になるので、背中も右側が張ったりします。腹部の調整法を覚えると、体の全体的な調整が出来る様になります。

第1回 上肢
第2回 下肢
第3回 腹部
第4回 脊椎
第5回 頭部・その他

〇開催日時

5月14日(日)15:00~18:00

〇開催場所

浜田整体

〇会費

1万円

〇お申し込み方法

浜田整体までメールか電話でお申し込みください。メールで申し込まれる場合は、①お名前 ②電話番号 ③ご希望の講座 をご記入ください。定員があります。

〇持ち物

・動きやすい服装(スカートで参加することは出来ません)
・ハンカチかフェイスタオル(うつぶせになった時に、お顔の下に使ってください)
・靴下(足裏に触れる場合があります)

〇ご案内

・開始時刻の10分前からご入室頂けます。
・更衣室はありません。お着替えをされる方には、お手洗いをご案内しています。
・実習では、なるべく同性同士で組んで頂く様にご案内しているのですが、人数の都合上、難しい場合があります。その時はご容赦ください。

整体教室 4月のスケジュール

〇講座内容

整体をのんびりマイベースに学んで頂くという趣旨の講座です。テーマは特に設けません。体操をしたり、手当療法をしたり、参加メンバーと雰囲気でやることを決めます。季節にあった体の整え方、日常の体の使い方などが学べます。ご参加されるうちに、何時の間にか整体が身に付いていたという方が増えればいいなと願っております。

〇開催日時

4月26日(水)19:00~20:00

〇開催場所

浜田整体

〇会費

2千円

〇お申し込み方法

浜田整体までメールか電話でお申し込みください。メールで申し込まれる場合は、①お名前 ②電話番号 ③ご希望の講座 をご記入ください。定員があります。

〇持ち物

・動きやすい服装(スカートで参加することは出来ません)
・ハンカチかフェイスタオル(うつぶせになった時に、お顔の下に使ってください)
・靴下(足裏に触れる場合があります)

〇ご案内

・開始時刻の10分前からご入室頂けます。
・更衣室はありません。お着替えをされる方には、お手洗いをご案内しています。
・実習では、なるべく同性同士で組んで頂く様にご案内しているのですが、人数の都合上、難しい場合があります。その時はご容赦ください。

2017年4月12日 (水)

教条主義

乳児に肉やらハチミツというのは、戦後の食糧難の時代に説かれたことなので、それをそのまま現代に適用出来る訳はない。子どもに集中しろというのも同じで、あれは7、8人も兄弟姉妹がいた時代に言われたことなので、今の一人っ子にそんな接し方をしたら、マザコンを増やすだけ。

具体的なことは、案外に役に立たない。時代や国が異なるとすぐに通用しなくなるので、耐久年数が短いのだ。そういえば、スリランカへ旅行したら、どうにも糖尿病っぽい体をしている人が多いし、生活も違い過ぎるので、ここでやるとしたら、まったくやり方を変える必要があるだろうなんてことを考えたものだ。

一方、抽象的なモノの考え方は、応用が広い。しばしばプロの方に習いに来て頂くのだが、既にテクニックをお持ちの方に対しては、実技よりも講義になりやすい。体の観察についての新しい視点だとか、どの順番でやっていくと効率が良いのかといった様な内容。

具体的な方法については、TPOに合わせて設定していけば良いし、それもどんどん更新していったら良い。自分はやり方をころころ変えるので、その点、習う人には気の毒だったりするのだが、結果が出ればそれで良いし、考え方はあまり変わらない。

健康法についても、筍みたいに次から次へと新しいものが出て来るけれど、万人に合った方法なんて存在しないから、そうなるのだ。糖質制限が流行っているけれど、ナルコレプシーや鬱の人に食生活をヒアリングをすると、糖質制限をやっていたというケースが何例かあった。それは、お米を食べたら改善した。一方、それこそ糖尿病の人は糖質を摂らない方が良いだろう。玄米も、肥満しやすい人には良いけれど、下痢をしやすい人が常食すると、消化に負担が掛かってかえって体調が悪くなりかねない。

最近、体の乾燥の目立つ方がいらしていたので、水を飲むことをお薦めしたら、水毒になりませんかというお問い合わせを頂いたのだが、これまで上手くいかなかったのは、過去に腸を手術した人。水は腸で吸収されるけれど、手術の影響なのか、浮腫んだ。それは最初には薦めておいて、止めた。でも、それ以外の人が1日に2リットルかそこら飲んだところで、水毒にならないはずですと返事をさせて頂いた。でも、単純に水を1日に2リットルと言うと、幼児にまで水を2リットル飲ませたりする人も出て来る。世の中、そうなので、相手を見て言う必要がある。

Ghost in the shell

渋谷で『 Ghost in the shell 』を見て来た。草薙素子が白人だということで問題視されていたのだが、スカーレット・ヨハンソンは意外と悪くなかった。馴染む。他のキャストも、原作のイメージに添った丁寧なキャスティングだと感じだ。その分、キャラは立っていない様にも感じたが。北野武はいつも通り。

作品としては、おもしろかったのだが、新しいものはなかったかもしれない。むしろ、『ブレードランナー』の凄さが分かった。時差が30年くらいあるけど、想像力にそんなに差がない。特に、日本人が製作していたら、義体は球体関節人形的な意味で、もっと艶めかしいものとして描かれていたはずなので、あの素っ気なさは気になった。それでも、観劇後、一緒に行った友達と話題は尽きなかった。

脳以外はサイボーグ化された義体を持つ主人公が、アイデンティティーに悩むというテーマなのだが、話の前提として、身体は機械でも、主人公は人間だというのが作品に底流する倫理となっている。しかし、どうだろうね。最近、こんな記事を読んだ。「腹落ち」は本当だった。フェイクニュースを腸内細菌は嫌がっている:研究結果。記事は、情報伝達・コミュニケーションに、腸内細菌が反応するという研究結果を伝えている。昨今、身体観として、唯脳論的なイメージが先行しているけれど、人間の情動は内臓を含む一つの系として成立している。臓器移植で性格は変わるだろうか?それはそういう人を仕事で見たことがないから、分からない。けれど、怒りっぽい人の肝機能が過剰亢進だったり、涙もろい人が腎虚だったりするのも確かなのだ。これもある種の人間機械論というか、ひどいことを言ってるんだけどね。つまり、涙もろくなるのは、腎の老化現象。そこに、臓器移植に反対する文脈は皆無。ただの事実として。

将来、医療やサイバネティックスの技術によって、身体観はどの様に変化していくだろうか。例えば、近未来、収入で見た目が変わる時代が来るかもしれない。外資勤務の欧米人はジムに通ってやたらに筋肉質だったりするので、もう既にそうなっているという話もあるのだが、それはトレーニングや整形よりもよりダイナミックな形で訪れるかもしれない。個人的には不老遺伝子が見つかったら、嫌だなあと思っている。自分達の世代は、間に合わなそうじゃない?うっかり間に合って、費用が莫大だったりすると、もっと嫌だけどね。

2017年4月 5日 (水)

Doctor air

昨年末、都立大学駅にオープンしたイオンに行って来た。家電コーナーにマッサージチェアがあったので、使ってみたのだが、感動した。従来、この値段でこの性能はあり得ない。Doctor Airという商品。正確にいうと、椅子に取り付けるマッサージシート。

夜は佐々木先生の講座だった。化膿活点の場所が、各団体、個人によって異なるという話題が出たのだが、奇穴の奪命が丹毒に効くとされているので、おそらく元ネタはこれだろうという話だった。化膿活点はリンパに思えるので、むしろ、三焦経かと思っていたのだが、なるほど。頭がテーマだったので、頭の経穴を使って、背中や腰などを変えるという実習があったのだが、参加者の方から、では、ヘッドマッサージで何でも良くなりますか?という趣旨のご質問があった。もっともな疑問なのだが、この辺りが難しいところで、しばしばその場では気持ち良かったけど、症状は良くならないという部分だ。一般論と各論があって、施術で人の体を見るというのは、常に各論に属する。その人に必要なことを行うのだ。じゃあ、勉強の意味って何だろうという話にもなるのだが、一般論を踏まえないと、各論には辿り着かない。

講座後にタイカフェ・ピーマイに出掛けた。最近、初めて入ったのだが、旨かった。通常は瓶ビールで出されるシンハービールを生で飲めるというのが名物。そういえば、アラニ・サントスは知ってますかと動画をお見せしたのだが、これを見た数日後に脳梗塞の方がいらしたので、このくらいは出来るわいと10歳くらいの女の子に対抗して同じことをやってみたというか、気合を打っただけだが、クララが立った状態で大変に評判が良かった。ただ、この手のオカルティックな手法はその場での効果は劇的でも、持続性はない。案の定、翌日にはまた立てなくなったというご報告を後日に頂いた。効果を保たせるには手技が要るのだ。だから、整体の使い勝手の良いところは、霊術的要素と手技的要素が適当に混じっているところだという結論になる。

2017年4月 3日 (月)

主観と基準、把握

昨日は手技の講座だった。今回は下肢操法がテーマ。最初に足の体操をやって頂いて、これを他動的にやるのが、下肢操法ですとご案内をさせて頂いた。操法の花形は脊椎調整なれど、保ちには下肢操法が重要になる。脊椎を調整しても、足のバランスを整えないと、保ちが悪い。それは建物の柱を真っ直ぐにして、土台の歪みに手を付けない様なものだ。一通りのテクニックをやったのだが、膀胱経の実習を行ったら、みなさん、痛がっていた。体は下水から老化するので、お小水のキレが悪くなるというのがその兆候。膀胱経を整えるのは、アンチエイジングの方法だと言える。膀胱経は腿の背面から、ふくらはぎに掛けて走行している。要するに、足の裏側だ。だから、前屈は出来るだろうか。お小水のキレが悪いと聞いて、心当たりのある方は、前屈を出来る様にするのがお薦め。ただ、強張っていたら、痛い。とても痛い。

そういえば、先日、おもしろいことがあった。脳梗塞の方がいらしていて、膀胱経を押さえたら、痛いと足を動かされるのだが、アレ?麻痺している足ではなかったですか?という話になったのだ。終わったら、足が動くので驚かれていたのだが、痛みを感じるうちは希望がある。麻痺側の手足を触って行くと、触感の強弱に濃淡のあることに気が付く。麻痺の強い部位は、触られている感覚も弱い。まだ感触の残っている部分から触っていって、それを広げる様にすると、麻痺も多少はマシになる。

この時、施術者は、本人の主観的な触覚を把握出来なくてはならないのだが、この辺りが手技の難しくて、おもしろいところだ。どういう意味かというと、感覚というのは本人の主観なので、例えば、赤といっても、人によってどの赤を思い浮かべるかは異なる。ポストの赤を思い浮かべる人もあれば、ワインの赤をイメージする人もいるだろう。だから、本来、感覚に基準は成立しにくいのだが、臨床には基準が要る。本人の主観を施術者の実感として捉えなければいけないのだが、それはかなりアクロバットな行為なのだ。だから、それが上手くいかない時には、もう良くなっているだろうと思って、クライアントの方にどうですか?と尋ねても、まだ痛いですという答えが返って来る。手技の業界では、セミナー難民になる人もいるけれど、これで良いという基準が分からなくて、自信が持てないからだろう。握手をして、相手の悪いところが分かるくらいの認識力があれば、テクニックは枝葉末節。どの様な手技を使っても良く出来る。そして、認識力を発揮する為には、感覚的に静かになる必要がある。人の話す小さな声を聴き取る為には、自分が大声で話していては分からない。それは聴覚としての表現だけど、触覚的に言うと、身体が力んでいては分からない。自分の身体の力みが抜けて情報のノイズが少なくなると、自然と相手の身体の悪いところは映る様になる。整体を学ぶ時、型稽古をちゃんとやったら、ほっておいても観察力はつく。

日光さる軍団

しばらく前に、お酒を飲んで転んで、腕が動かなくなったという方がいらしていた。施術後、腕は大分、動く様になったのだが、身体はどの様な状態ですかとお尋ねになられるので、そんなの肝臓が張っているに決まっているではないですかと、笑った。ところが、その二日後に、休みだったので昼間からほろ酔いで、昼食に角金へ出掛けたら、階段から滑り落ちて、お店の人が様子を見に来る騒ぎとなった。先日、その方がまたいらしていたので、経緯の報告をして、人のことは笑えませんねと、二人してまた笑った。

ところで、肝臓は沈黙の臓器と言われるが、そんなことはない。手技をやっていると、むしろ、おしゃべりな臓器だ。その感触によって、食べている物や飲んでいる物の種類が分かるのだ。糖度の高い、例えば、砂糖菓子やワインなどを好んでいたら固くなるし、ビールを好んでいたら、脂っぽい手触りになる。また、癌があると、独特の繊維っぽい感触をしている場合が多いものだから、個人的な見解として、癌はどこの部位であっても、肝の病気だと考えている。

それはともかくとして、東洋医学では、春は肝の季節だという。近頃、眩暈や頭痛などのご相談も多いのだが、大体は肝の張りを調整したら、それで済んでしまう。足がつるなどもそう。特に、右足だと、まあ、間違いはない。対処法はとにかく水を沢山飲むこと。お酒を飲んだら、水を飲んで酔いを醒ます様なことはよくやるけれど、水が肝臓の働きを助ける。しかし、水をお薦めすると、よく他のものではダメですかと訊かれるのだが、そんなに水が嫌いなのでしょうか。結論は、ダメです。コーヒーや紅茶などを飲むと、かえって喉が渇くくらいなので、水の代わりにはならない。これは嗜好品を否定しているのではなくて、好きにすれば良いけれど、水分にはカウントしない方が良いという意味になる。

そういえば、以前、「美空ひばり 股関節 肝臓」で、ネットの検索をして、ウチにお越になられた方がいらっしゃった。晩年の美空ひばりさんが股関節痛で苦しんで、同時に肝硬変だった。その連想で、検索してみたらBLOGがヒットしたというのだが、筋が良い。右の股関節は肝、左の股関節は心の影響を受けやすい。肝を押さえたら、スパッとは良くならなかったが、酷い痛みは取れたそうだ。しつこく肝の話をすると、頭痛薬というのは効率が悪いものだなあという感想がある。肝から来る頭痛というのは案外に多いのだが、薬は肝臓で分解するので、結局、負担が掛かって、マッチポンプになりやすいのだ。何年か前に、女性のクライアントの方から慢性の偏頭痛のご相談を頂いたのだが、お体を拝見すると肝臓の張りが顕著。ゴム状に固くなっていたのだが、多くの場合、それは薬の飲み過ぎで、キャパオーバーになっている。肝臓を押さえてそれをお伝えしたところ、1週間ほど後には症状はすっかり良くなったのだが、お医者さんのご主人には、何で良くなったのか分からないと臍を曲げられてしまったことがある。いやあ、そんなところまで気は遣えませんよという。反省点としては、こうしたケースでは相手の土俵で話すと不用意に刺激するので、氣の力ですとか、宇宙のパワーがどうたらこうたらとか、煙に巻いておくべきであった。いやまあ、どれだけロジックを丁寧に積み重ねたところで、疑似科学以上のものにはなり得ないしね。お猿さんの割に日本語が喋れるじゃないかくらいのポジションの方が、実はやりやすい。ひどい話のオチとなってしまった。

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