« プノンペン物語 | トップページ | ワールド・ウォーZ »

2017年9月24日 (日)

真善美

朝から猛烈な歯痛に襲われた女性。歯医者に行くも土日は休診で、痛みをなんとかしてほしいというご依頼。

リンパが腫れていると影響は歯茎に及んで、虫歯も必要以上に痛む。或いは、虫歯でなくとも痛むこともある。

リンパの詰まりを流したら、少しはマシになったとのこと。また、手三里は歯痛に効くというが、調べても硬直はなし。体の響きを見ると、合谷に反応あり。整圧の後、かなり痛みは改善したとのことだった。

施術では体を調べ、原因を検討して、調整に当たる。これが出来ないと、膨大な数ある手技療法は運用が難しい。俗に、観察が8割という。定石を踏まえて、固有を見る。

一昨日も、ジャングルジムから落ちて、股間をぶつけたという男の子が来ていた。かなり痛むとのこと。講道館式の金的の活法を試すも、効果薄し。改めて、体を調べると、頬骨の歪みが顕著。なんとなく閃いて、頬骨を上げたら、それで痛みはピタリと消えた。お子さんも不思議そうにされていたが、これは理論にはならない。

整体もしばらく続けると、定石の意外な無力を知る。対症療法をするよりも、人体を純粋工芸的に見做して、真善美を追及するとほっておいても症状は良くなる。逆に、症状にこだわると、なかなか難しい。

そこには、パターンでは把握しきれないというある種の断念がある。どうしても人間の脳みそはマニュアルを求めるのだが、どうやら複雑系であるところの人体には別のアプローチが合う様だ。

« プノンペン物語 | トップページ | ワールド・ウォーZ »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1042886/71793616

この記事へのトラックバック一覧です: 真善美:

« プノンペン物語 | トップページ | ワールド・ウォーZ »