« 副腎操法 | トップページ | 写真撮影 »

2017年9月12日 (火)

柔軟性≠柔らかさ

先ほどまで、足を挫いたダンサーがお越しだった。明日、どうしても踊らなければならないというので、深夜に依頼を受け付けた。

しょっちゅう怪我をする方だ。柔軟性はあるのだが、筋力とのバランスが良くないので、各関節が締め方の甘いネジみたいになっている。一旦、筋肉をつけて、体を固めた方が良いというアドバイスをさせて頂いた。

柔軟性があると怪我をしにくいのかというと、そうでもない。ムラのある柔軟性はむしろ危ない。極端に柔らかい部位があると、そこを傷めやすい。だから、一般的に、可動域の広い肩を傷めやすい。

そういえば、数日前の話。お子さんの肩が抜けたというご連絡を受けて、施術所でお待ちしていたのだが、到着する頃にはほとんど良くなっていたということがあった。

似た様なケースが時々ある。子どもは体が柔らかいので、手を引いた拍子にでも肩や肘が抜けすいのだが、同時に良くもなりやすい。

子どもの体には自然な柔らかさがある。成長過程でブツけたり、転んだり、小さな怪我はしょっちゅうするだろうけれど、その柔らかさ故に大きな怪我はしにくいし、回復も早い。

また、子どもの柔らかさは、柔軟性というよりも、呼吸の柔らかさだったり、リラックスの柔らかさだったりもする。

柔軟性≠柔らかさという話だった。

だから、大人の場合、柔軟性をつけるのも良いけれど、息をつめる癖を取るとメリットが大きい。リラックスが上手になると、アクシデントがあっても怪我をしにくくなる。

簡単な実験がある。左腕を地面と平行にして前へ上げる。そこを右拳で叩いてみるのだ。息をつめて叩くと痛いけれど、息を吐いて叩くとそんなに痛くない。

« 副腎操法 | トップページ | 写真撮影 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1042886/71682786

この記事へのトラックバック一覧です: 柔軟性≠柔らかさ:

« 副腎操法 | トップページ | 写真撮影 »