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2017年10月

2017年10月17日 (火)

力道山

戦後に力道山が悪役の白人レスラーを空手チョップでやっつけてみせたのがウケたのは、分かりやすい敗戦コンプレックスの発露な訳である。

ところで、テレビを見ていたら、ハーフタレントの女の子が綺麗だけどバカ、みたいないじられ方をしていたのだが、最近、このパターン多くないか?テレビ業界には、そうしたポジションが何枠か用意されているのだろうか。

いやあ、これもルックスでは負けるけれど、頭では勝てるみたいな視聴者の自意識なのかと思った次第。

別の視点を入れると、例えば、芸能事務所のホームページでタレントのリストを見たら、似た様なタイプの女の子ばかり並んでいるなんてことがよくある。まあ、それは社長の趣味だろうが。

だから、事実は二匹目のドジョウだったり、事務所の力関係があるだけだったりするのかもしれないが、ウケる理由を考えてみたら力道山を連想してしまうのだった。

伝統

空手をやっていて、突きが遅いのが悩み。下手だ下手だ、蚊が止まると言われ続けて、いやまあ、みんなそんなヒドイことは言わないけれど、実際そうなので、結構、気にしていた。

引手をつけると速くなるという教えがあるのだが、それも長らく意味不明。引いても速くならないぞという感じ。

それが昨夜、やり方を間違えていたことに気が付いた。ブンブン風切り音がするではないか。興奮して、朝まで稽古をしていたので、今日は筋肉痛。

今更なのだが、引手をつけると鼠蹊部が動かしやすくなる。その回転力で突きを出す。テレフォンパンチになるのに、空手でわざわざ引手をつけるのはその為の工夫だ。中国武術でも跨といって鼠蹊部を強調するけれど、その意味がやっと分かった。

自分の間違いは、お尻が落ちていたこと。整体の跨ぎの癖が出ていたのかもしれない。それだと鼠蹊部の回転運動が腕に伝わらない。お尻を上げて股関節の角度を調整したら、良い塩梅だ。

ところで、身体を扱うジャンルと科学がちょっと違うのは、最先端のものが必ずしも優れているとは限らないところ。最新の実験機材とは違って、身体という研究素材は昔からあるので、ほとんどの事は先人がやり尽している。

個人の創意工夫は当然あるべきだけど、謙虚に伝統に学べと反省した一夜だった。

2017年10月16日 (月)

デカパン先生

秋物を新調して来た。

パーカーと仕事用のズボンを買ったのだが、ズボンはいつも2サイズ大きいものを買う。正坐をしっぱなしなので、そうでないと膝を傷めるのだ。デカパン先生状態になっているのをベルトで吊る様な感じ。まあ、ダサい。

しかし、それも今日で卒業だ。ストレッチ生地のものを見つけたので、サイズの合うものを買って来た。

それにしても、寒い。冬物でも良かったかもしれない。

近頃は胃腸がお疲れの方が多い。口内炎のご相談も多いのだが、それは胃腸の疲れが原因。

整体の考え方なのだが、秋になって汗をかかなくなると、その汗が胃に回るということを説く。

お腹の不快感は、それが理由かもしれない。そうした場合、空きっ腹にしておかないで、消化の良い温かいものを食べる。また、湯船に浸かって、発汗を促進するのも良い。

施術では、先週から胃経の足三里を押さえてばかりだ。調整が済むと、お腹がフンワリ柔らかくなる。

自分の健康法では、この時期は特に白湯を飲む。冬になると乾燥して来る。洗濯物を干すとカラカラになるけれど、体も乾くのだ。水分を摂ると、乾燥肌でなくなったり、お腹の調子が良くなるなどの効果が期待出来る。

そういえば、腰痛のご相談も増えたが、お腹の疲れが原因のものが多い。

先日、急に足が動かなくなったという方が車で連れられていらしていたけれど、その方も、お腹と足三里、胃腸の関係の脊椎を調整したら、帰りには歩ける様になっていた。

2017年10月12日 (木)

性差

男女のコミュニケーションの違いについて、考えてみた。言い換えると、承認欲求。端的には、プロフィールの盛り方。

何かを考える時には、やはり自分の知っている業界を参考にする。性差として目についたのは、手技業界のプロフィールのつくり方だ。

具体的には、女性はディプロマが大好き。何とか協会認定トレーナー、ホニャララコースアドバンス修了と、並べて見せる。同性受けするのかもしれないが、これは男性からすると野暮ったく見える。

一方、男性は誰それに□年弟子入りして修行しましたみたいなセンスが大好き。所謂一つの男のロマン。しかし、これも女性から見たら、むしろ、マッチョでファニーに見えているのかもしれない。

日中、そんな話を人としていたら、女性は複数のことが同時に出来るし、男性は一つのことしか出来ないものよというコメントを伺った。どうだろうか。

勿論、性差よりも個人差の方が大きかろうが、傾向としては確認が出来る。

骨格のフレーム

昨年から教えている女性がいるのだが、ほとんど手技は教えていない。じゃあ、何を教えているのかというと、筋トレだったり体操だったりする。最初は手技を教えていたのだが、しばらくやってみて無理だと分かった。

身体が出来ていないと、身に付かない。人様の身体をどうこうしようとする前に、まず自分の身体を何とかしましょうという趣旨。遠回りだけど、その方が上達は早い。

芸事では肩の力を抜けといった類のことがよく説かれるのだが、鍛えた人がやるから意味があるのであって、最初からは無理だ。そもそも抜くほどの力がない。

そんな訳で筋トレと体操なのだが、その方に限らず、体の縮んでいる人が多い。骨格のフレームが小さいのだ。肩甲骨を動かそうとしても、ゴリゴリ鳴って、動かすスペースが足りない様な感じ。

まず一塊になった身体の各部をバラす必要がある。例えば、肩甲骨も天使の羽と呼ばれるけれど、背中に埋もれて翼の折れたエンジェル状態。

肩甲骨を胴体から引き離して、肋骨の癒着を取って胸郭を拡げて、骨盤の可動性を高めて反り腰を修正すると、骨格のフレームが拡がって、それだけで身体は一回り大きく見える。

その後に、呼吸法をやるともっと良い。風船に空気を詰めたみたいに、身体に弾力が出る。

2017年10月 7日 (土)

中田考×島田裕巳

写真を整理していたら、出て来た。一昨年のスリランカ旅行。現地の心霊治療家を訪ねた。首都コロンボ市内の某所。

治療家がキテハーと気合を打ったら、バタリッと患者は倒れる。スタッフが駆け寄って来て、隅に運ぶ。クーロン黒沢気分を味わった。

戦前の日本でもこの手の心霊治療が流行った。経済発展に伴う、ある種の文化運動なのかもしれない。

ところで、先日、渋谷でイスラーム法学者の中田考氏と宗教学者の島田裕巳氏の対談を見て来た。

年々、PL高校の花火が下火になっているというエピソードが紹介されたが、新興宗教の信者は減り続けているのだそうだ。

発展途上国では信者が増えるけれど、経済成長が止まると信者も減るというのが共通して見られる現象らしい。

新興宗教の勧誘は都市部へ出て来た孤独な若者をターゲットにするので、家族と共同体のないところで幅を利かせる隙間産業、というとあんまりか。需要と供給があって、ある時期を過ぎると社会的な役割を終えて廃れる。

そういえば、先日、ナショナルジオグラフィックのweb版を読んでいたら、ベネズエラで心霊治療に頼る人が増えているという記事が紹介されていた。経済破綻による医薬品不足が深刻なのだそうだ。

この辺り、レイヤーがそれぞれ異なっていて、興味深い。現在、日本で代替医療に注目が集まっているのはヒッピー文化の変奏なので、経済的な事情ではない。逆に、富裕層にしか出来ない遊びみたいなものだ。

スリランカでは現地の人達を施術する機会もあったのだが、まあ、糖尿病だらけね。そして、富裕層は病院が大好き。一方、先進国からの旅行者はアーユルヴェーダの治療院に一週間滞在したりもする。

これまた話が捻じれていて、政府の高官が利用する治療院なんてのも存在していて、どうやらレベルがかなり高い。どうやらというのは、ウチに来ている人の体のトラブルをCTより先に見つけていたりするから。脈で食事内容も当てるそうだ。

ただ、こちらはコネがないと受けられない。また、海外旅行者を受けれ入れる治療院は、しばしば病院が副業でやっていて、アルバイトに施術をさせていたりする。

そういえば、笑い話があった。佐々木先生から疲労回復に効くアーユルヴェーダオイルをお土産に頼まれたので、お店にカタコトで伝えて買って来た。

どうですか?効く様な気がします、というやり取りがあったのだが、ほどなくして、それは虫除けのオイルだと判明したのであった。

インスタグラム風。違う?イギリスの植民地だったので、あちらの上流階級のファッションはそれっぽい。ポケットに片手突っ込んで話す姿がマイケル・サンデル風味。

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2017年10月 2日 (月)

BAD LAND

ギリシャ神話の伝えるところによれば、クロノスは息子に殺されると予言される。それで生まれた赤子を殺し続けていたのだが、息子のゼウスは母親の機知によって助かり、後に父殺しを行う。また、アポロン神殿の神官ラオコーンは、神殿内で妻と交わった為に神の怒りを買い、殺害された。

さて、Amazonプライムで配信されているバッドランドがベラボーにおもしろい。現代文明が滅び、銃火器のない社会でカンフーアクションが繰り広げられるというアメリカの連続ドラマ。マッドマックスとワイヤーアクション、それにシェークスピアを足して3で割った様な作品。

以下、ネタバレ。

魅力はなんといっても悪役だろう。この世界は領主が群雄割拠しているのだが、一地方の領主クインは息子ライダーの幼馴染を妾にしている。やがて権力と女性を巡って、父子で骨肉の争いを繰り広げることになるのだが、物語の中盤、いよいよ父子は対決する。舞台は中央に像のある広場だ。

像を見た両者、父親のクインはあれはクロノスの像だと言い、息子のライダーは、いや、ラオコーンだと言い返す。この作品、とにかく演出過剰。

また、地方領主の一人にはフェミニズム活動家の女性領主がいて、また描写が巧みだ。マッドマックスみたいな社会にそんなのがいるだけで、おもしろいではないか。

女性だけの親衛隊がいるのだが、後に、参謀役として車椅子で初老の男性が加わる。この辺りのガジェットもいちいち利いている。最初にその元殺し屋が出て来た時に、実は歩けるという展開を予想したのだが、それだとテーマがズレてしまうので、ないだろうな。

この人達、みんな悪役なのだ。ちょっと味付け濃い目のドラマ。現在、シーズン1と2が配信中、2018年にはシーズン3が製作されるそうだ。

美容モデル募集 *ご応募は締め切らせて頂きました。

〇募集内容

美容の施術用のホームページを作成する為に、美容のモデルを募集させて頂きます。趣旨としては、無料で施術させて頂きますので、ビフォア/アフターの写真を頂きたいのです。ご相談内容については、小顔、皺、顔の歪み、美肌、骨盤調整、姿勢、ヒップアップ、等々、幅広く、ご対応出来ます。ご興味のある方は、初対面、ご面識のある方、問いませんので、お気軽にご連絡頂けましたら幸いです。よろしくお願い致します。

〇ご応募方法

浜田整体まで、電話、またはメールでお問い合わせください。メールでご連絡される場合は、①お名前 ②電話番号 の記載をお願いします。

頭のダイエット

体の柔軟性は、単純に筋肉の柔らかさだけを意味する訳ではない。

例えば、しばしば背中の固い人は、食べ過ぎている。特に、肩甲骨の間。この辺りの脊椎は消化器と繋がっているので、過食で内臓に負担が掛かっていると固くなる。

だから、ちょっと断食でもすれば、別にストレッチをしなくとも、背中は柔らかくなる。食べ疲れて、消化に負担が掛かって、背中が固くなるというサイクルがある。

ところで、それは頭も一緒。頭が疲れるというけれど、実際に頭皮と腕が張って来る。ものを考えるのは身体運動なのだ。

腕というのは意外かもしれないが、頭が疲れると腕が張る。逆もまた然りで、腕が疲労すると頭が疲れる。試しに、腕立て伏せをした後に、簡単な計算でもしたら、普段よりもそれが難しいことが確認出来るだろう。

子どもの筆圧が高いと、勉強嫌いになるなんて意見もあるけれど、確かに疲れそうだよね。一理あるかもしれない。いずれにせよ、頭の働きを良くする為に、腕のリラックスを心掛けることは有効。

また、食べ過ぎで消化に負担が掛かるという話だったけれど、情報を摂り過ぎると神経には負担が掛かる。読売新聞の記事によると、未成年のスマフォの平均利用時間は3時間以上だそうな。若い人でも頭皮がカチカチに張っている。

頭がメタボというのも変な表現だけど、妙にアッパーだったりダウナーだったり、不眠だったりいつも眠かったり、神経の疲れに自覚的な方は、頭のダイエットをしても良いかもしれない。

そうした観点からは、ネットの記事はファストフードみたいなものだと言える。美味しいけれど、そればかり食べていたら栄養バランスは良くない、なんてことをここで書くのはアイロニーか。

自身、一昨年、スリランカへ旅行に出掛けて一週間、スマフォを使わなかったら、頭がビックリするくらい楽だったという経験がある。以上、情報を食べ物の様に管理するという話だった。

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