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2017年10月17日 (火)

伝統

空手をやっていて、突きが遅いのが悩み。下手だ下手だ、蚊が止まると言われ続けて、いやまあ、みんなそんなヒドイことは言わないけれど、実際そうなので、結構、気にしていた。

引手をつけると速くなるという教えがあるのだが、それも長らく意味不明。引いても速くならないぞという感じ。

それが昨夜、やり方を間違えていたことに気が付いた。ブンブン風切り音がするではないか。興奮して、朝まで稽古をしていたので、今日は筋肉痛。

今更なのだが、引手をつけると鼠蹊部が動かしやすくなる。その回転力で突きを出す。テレフォンパンチになるのに、空手でわざわざ引手をつけるのはその為の工夫だ。中国武術でも跨といって鼠蹊部を強調するけれど、その意味がやっと分かった。

自分の間違いは、お尻が落ちていたこと。整体の跨ぎの癖が出ていたのかもしれない。それだと鼠蹊部の回転運動が腕に伝わらない。お尻を上げて股関節の角度を調整したら、良い塩梅だ。

ところで、身体を扱うジャンルと科学がちょっと違うのは、最先端のものが必ずしも優れているとは限らないところ。最新の実験機材とは違って、身体という研究素材は昔からあるので、ほとんどの事は先人がやり尽している。

個人の創意工夫は当然あるべきだけど、謙虚に伝統に学べと反省した一夜だった。

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