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2017年12月

2017年12月31日 (日)

気合法

先日の気合法の講座には、大勢のもの好きの方にお集まり頂いた。

普段は無声でやっているのだが、やはり声を出してやった方が体は変わる。少々、風邪気味だったが、それで抜けた。

ちまちました細かい技術よりも、こちらに本質がある。技術がないと、職にはならないだけで。

身体開発の面でいうと、気合法をやると我が出て来るし、活元運動をやると我が引っ込んで来る。

車の両輪で、バランス良くやるのが大事。強さはしばしば鈍さになるし、敏感さは弱さになりやすい。両方やると、良いとこ取りが出来る。

この数年、気合が抜けている様な気がする。もっと欲張りだったはずだ。来年は我儘を通したい。

2017年12月24日 (日)

真贋

昨日、捻挫をした方がいらっしゃっていたのだが、話をしていて気が付いた。

四人兄弟なのだが、全員の捻挫を拝見したことがある。役が揃ったとバカな事を言っていた。

さて、家族だとやはり骨格は似ている。顔は似ていなくとも、骨盤から足にかけてのラインが同じだなんてことがよくある。

症状も似た様なものをやる。ただ、これは遺伝とは限らない。食生活などの生活習慣が似ているという場合も考えられるからだ。

しかし、遺伝の影響は大きい。氏より育ちとも言うけれど、性格も生まれつきのものが8割くらいではないのかなという気がする。

そういえば、調べてもニュースソースを見つけられなかったのだが、以前に読んだ性格についての記事がおもしろかった。

古代から性善説と性悪説の議論があるが、それに関した動物実験についての記事。実験の内容はこうだ。餌にすぐに飛びつく様な他者を信じやすいタイプ群と、なかなか飛びつかない慎重なタイプ群の追跡調査をして、どちらの生存率が高いかというもの。

結果は、あまり変わらなかった。他者を信じやすいタイプは失敗もするがチャンスを得られる。一方、信じないタイプは失敗は少ないがチャンスを失うという解説がされていた。

ところで、話が出来過ぎているし、ニュースソースも見つからないから、自分が頭の中で話を作っているんじゃないかという気もして来た。さあ、どちらだと思いますか?

2017年12月21日 (木)

気合法講座

〇講座内容

毎年、年末に開催している講座です。発声を伴うので、屋外での開催となります。気合法は呼吸法の一種で、臍下丹田を鍛えて心身を充実させます。厄落としにご参加ください。

〇スケジュール

12月28日(木) 19:30~ 1時間程度

*1 東急線多摩川駅改札に19:30集合の後、多摩川河川敷にて実習。防寒にご注意ください。
*2 講座の後に忘年会を予定しています。お店の予約の都合があるので、参加希望者は事前にご連絡ください。会費は実費。
*3 雨天中止。中止の場合は、忘年会のみを開催。

〇会費

4千円 ( 会員/2千円 )

* 屋外の為、お釣りのない様にご用意ください。

〇お申し込み方法

浜田整体まで電話、またはメールでご連絡ください。メールでのお申し込みの場合は、①お名前 ②電話番号 をお伝えください。

2017年12月18日 (月)

『身体のリアル』 押井守×最上和子

『身体のリアル』を読んだ。映画監督の押井守とその姉で舞踏家の最上和子の対談。

作中、最上氏はバレエを体操だと批判するので、興味を持ってその舞踏を見てみた

体の中がよく動いているので、言いたいことは分かる。手足がブンブン動いても、中の方が動いていないなんてことはザラ。

しかし、それはほとんどの人には伝わらないだろう。

なかなか難しいところで、整体もそうなりやすい。変わったでしょ?いえ、分かりませんみたいな。

体に興味のある相手には、それで通じるのだ。開業した頃、ヨガをやっている様な層にはウケたのだが、そのご紹介でいらっしゃる人達にはウケないという事が続いた。それで随分と考えたものだ。

生徒に画家がいるので、喩え話にするのだが、デッサンと作品は違う。デッサン画でお金を取るのかという話。

また、自分の為にやるのか、人の為にやるのかという問題設定でもある。持論なのだが、ボランティアは自分の為にやるもので、ビジネスは人の為にやるものだ。普通は逆らしいが。

お金を受け取ったら、それは人の為にやるしかないじゃない。金銭の発生しないところには、責任もない。

人の為にやるのなら、額縁も大事。別の喩えでいうと、まかない料理はどれだけ旨くとも、それをお客さんには出せない。

開業する生徒には、飲食店の場合、ボリュームがあって味が濃ければ潰れないと教える。そして、最初はそれで良いけれど、そんなことを続けていたら、何時まで経ってもレベルの低いままだとも教える。

最初からそんなことはするなと言ったら最上氏になるのだろうが、むしろ、最初はそれをやれというのが自分。恥の多い人生になりました。でも、生徒が苦労をするのも見てらんない。

当然、芸術としての純度が落ちるというか、別物になってしまう。でも、同時に、そこからが本当におもしろいところでもある。

マニアを相手にするよりも、本来、興味のない人をどう惹き付けるのかが、腕の見せどころではあるまいか。

その点、最上氏が言う様に、伝統芸能になったらお終い。だって、それが誕生した時には権威なんて、何にもなかったでしょう。伝統でございますと居直っちゃいかんよな。葛藤がないのもまた、見ていて恥ずかしいのだよ。

2017年12月17日 (日)

姿勢の良し悪し

姿勢について教えてくださいというご質問をよく頂く。

でも、実は、普遍的な良い姿勢など存在しない、というのが持論。

どういう意味かというと、つまり、姿勢には目的がある。

昔、荷揚げのバイトをしていたのだが、難儀をしたのはタイガーの耐炎ボード。火事の延焼を防ぐ為に、マンションの壁にはこれが仕込んである。

襖くらいのサイズなのだが、これが本当に重い。それを何枚か重ねて持つのだが、バイトは2枚で、プロは6枚。自分は4枚持っていた。

持ち方は、まずボードを横にして、両掌で下から支える。手の位置は鼠蹊部くらい。板だからそのままだと落ちるので、のけ反る様にして胸で支える。コツを覚えるまでが大変。箸も使えないくらいに腕が痛くなる。

ところが、ある時、プロレスラーの卵が入って来て、いとも簡単に持ち上げるではないか。190㎝オーバーの大男だったので、筋力で持つのだ。しかし、一週間ほどして、腰痛でダウンした。

その体験がすごく勉強になった。姿勢というのは対象との関係性なので、他人と物のないところで自己完結する姿勢は存在しないというか、必要がない。直立二足歩行をしているだけで十分立派。

姿勢を学ぶ為には、具体的な行為があった方が良い。包丁を使うとか、鞄を持つとか、何でも良いけれど、切り口があった方が学ぶのは楽。

姿勢に限らず、専門的なことから普遍的なことを学ぶことは出来るけれど、普遍的なことからは何も学べない様な気がするのだ。だから、親は子どもに習い事をさせるのではないでしょうか。

スターウォーズ 最後のジェダイ

家系のこってりラーメンは苦手なのだが、天下一品へ3年に1度くらい行きたくなる。

昨夜、出掛けて、アッサリもあるというのでそれを頼んだのだが、しまった。わざわざ天下一品へ入った意味がない。周りを見たら、そんなの頼んでいる人はいない。食べながら、如何ともし難い感じだった。また、妙に外国人のお客さんが多かったのだが、外国人受けするのだろうか?

昨夜は『スターウォーズ 最後のジェダイ』を見る為に渋谷へ出掛けていたのだが、そこでも白人のお客さんが多かった。しかし、新シリーズはあまり好きではないかもしれない。スペースオペラとしては良いのだろうが、アクションがパッとしない。前シリーズの方が好みだ。

最近、よく映画を見る。不思議なのが、『ブラックスワン』。過去三回、視聴しているのだが、いつも途中で寝てしまう。ナタリー・ポートマン主演でバレリーナを描いた作品だが、女同士のドロドロが耐え難いのかもしれない。そうこうしているうちに、Amazonプライムでの配信期間が終わってしまった。

そういえば、『ブレードランナー』も見た。作品自体よりも、IMAX初体験だったので、それに驚いた。3Dのイメージが、昔の赤と青のメガネの時代で停まっていたのだが、認識を改めた。登場人物の肩を叩けそうではないか。

ただ、これはかなり胃に来る。乗り物酔いには無縁なのだが、胃がムカムカした。

乗り物酔いをしやすい人は首が固いので、乗る前に首のストレッチをしておくと良い。ただ、IMAXの場合は、どうだろうね。もっと神経的なものだから、鳩尾でも柔らかくしておくと良いのかな。次回、試してみよう。

皮下脂肪

今日は断食日。さっき食欲に負けて玄関を出たのだが、5メートルほど進んで戻って来た。ここは我慢のしどころだ。

ところで、ダイエットの為に食事を抜くのはナンセンス。栄養失調で、体を壊す。健康食に凝り過ぎて、お肌と髪がパサパサなんてのはよくある話で。

敢えて自分がやるのは、普段は散々食べるから。月火水と飲み会だった。

食べ過ぎの人が断食をするのは健康法になるし、食欲不振の人がちょっと無理して食べるのは健康法になる。健康法は逆張りが基本。

そういえば、最近の研究によると、ダイエットには皮を調整すると良い。

皮下脂肪というくらいなので、皮を調整すると脂肪が落ちる。具体的には、皮を引っ張る。伸びないところを引っ張る。ちょっと人には見せられない姿をさらすのだが、術後の翌日、断食後と似た様な下痢になる。

これをやれば、断食なしでいけるんじゃないだろうかと思わないでもないのだが、まだ経過観察中だ。

2017年12月14日 (木)

男のロマン

美容の施術をやる様になって、理論的な理解がかなり進んだ。

痛みを改善する為の調整は何をやっても良くなる様なところがあるのだが、美容はそうはいかない。どこをやったらどうなるのかという、体の各部の因果関係を把握する必要がある。

また、そこで得た知識を普段の施術にフィードバックすることで、上達することが出来た。具体的には、例えば、後頭骨と頬骨の重要性がよく分かった。これでかなり手が出なかった症状も楽になった。

ペットを見る場合、理論的なことはあてにならないので、逆に、即興演奏的な対応力が上がるのではないかという期待がある。脈とか、どうやって取るんだろうとか、気になって来た。一息四脈とか、動物にも適応するのだろうか。

新しいことを始めると神経質になるのだが、それによって上達する。この数年、伸び悩んでいたのだが、今年は随分と研究が進んだものだ。

しかし、いったい何と戦っているのだろうかと思わないでもない。もしかしたら、それは自分が抱いている整体へのロマンが相手なのかもしれない。手強い相手だ。なかなか満足することが出来ない。

ミアキス

そういえば、犬と猫は先祖が同じなのだそうな。

その先祖のミアキスは森林生活をしていたそうなのだが、草原に適応したのが犬の先祖で、そのまま森林に残ったものが猫の先祖。その過程で、4000万年~6500年万年前くらいに科が分かれたそうな。

両方とも、汗をかかない生き物なのだが、体温調整の為に息を荒く吐く。ということは、犬猫の施術をする場合、呼吸器の調整が人間よりも増えるのだろうか。

また、人間の場合、発汗が排尿の代用になっている。糖尿の方が酒飲みだと、汗から酒の匂いがするくらいだ。排尿で間に合わない場合、汗で出すのだ。ということは、人間よりも泌尿器の負担が大きいのだろうか。

何回か犬を見たことがある。印象深いのは、歩行困難のご相談。後ろ足が動かなくなっていたのだが、体を見たら、肝臓が張っている。肝臓の手当をしたら、そのまま歩ける様になったので、これは人間と同じだと高をくくった。

しかし、真剣にやることをイメージしたら、色んなことが気になって来た。生き物としては、大分、違う。

最近は犬のご相談が続いたのだが、寒暖の差と空気の乾燥がキツイのだろうなあ、と想像はする。人間だと、それでお腹の調子の優れない方が多い。

ただ、動物を飼ったことがないので、かなり気を付けた方が良いな。人間と同じに扱うと、判断ミスをするだろう。

経験は捨てて、ゼロからキャリアを積み上げるつもりでやろう。

2017年12月13日 (水)

ペット整体

寒さのせいなのか、最近、ペットのご相談が相次いだ。

何年か前にも、栃木だったか茨木だったかにお住いの方から、お目にかかったこともないのに、電話でのご相談を承った。

お飼いになられている犬の体調が悪いそうで、そんな話に30分くらいは付き合った。実は、父も体調が悪くてと話は続いたのだが、そちらの話は10分で終わった。

そういえば、似た様な話があって、整体のパイオニアの先生には競走馬の骨折を良くしたお礼で、ロールスロイスを手に入れたというエピソードがある。一方、自分には命の恩人だからと、自転車をプレゼントして頂いた経験がある。

そんな訳で、ペット整体を始めます。哺乳類の犬猫は経験があるので、やる事は人間と変わりなし。魚類は経験がないので、自信がありません。

夏の風物詩に冷やし中華始めましたみたい感覚なので、レスポンスを見て、季節もので終わるかもしれない。

施術所近くの屋外か、出張で受付させて頂きます。

ディスコミュニケーション

酔っ払って話していたのだが、翻訳は難しいね。

通じている様で、実はまったく噛み合っていないのではないだろうか。

養殖する人を翻訳すると、ブリーダーだろうか。

だから、鮭のブリーダーとか、秋田犬の養殖というと、似て非なるものになるという。

2017年12月 4日 (月)

禅病

この手の仕事をしていて、教養として知るのはヨーガのチャクラは7つだということ。

これが中国になると、印堂・壇中・気海の上丹田・中丹田・下丹田の3つになる。

更に、海を渡った日本では、臍下丹田1つを重視する。

シルクロードを西から東へ進むと、エネルギーセンターの数が減っていく訳だが、それを文化の失伝とみなすか洗練とみなすかは意見の分かれるところだろう。

それぞれの場所にそれなりの意味はあるのだが、経験的に、臍下丹田ばかりを鍛えると、人間が逞しくなるのでそれは良いのだけど、そのうちに自我ばかりが強くなって、人間関係においても支配欲が強くなるので、それだけをやるのは賛成しない。

また、縦軸の取り扱い方にも差異がある。インドはクンダリニーといってエネルギーを上昇させる様だし、気功では小周天といって循環を重視する。日本的なものはどうかというと、整体のローカルな話だが、脊椎を重視してエネルギーを下へ降ろすことを強調する。

それぞれに差はあって興味深いのだが、頭にエネルギーを上げっ放しにしておくと、偏差があるので注意がいる。以前、瞑想を習って、自己流でやるなと注意を受けたのだが、それはやれという意味だなと了解して実験してみたことがある。

頭に上げたエネルギーを降ろさないでいたら、えらく気分が落ち込んで驚いたことを覚えている。世の中全部敵みたいなノイローゼ気分にもなったのだが、そういえば、若い頃はずっとそんな感じだったので、当時は随分と頭に気が上がっていたのだなんて事にも気が付いた。

やってみて、禅病というのはこんな感じかなあという見当はつく様になったので、良い勉強にはなった。

とにかく、精神生活としてはどうだか知らないが、生き物としてはエネルギーが下へ降りて、腰に力が入る方が体調は良い様だ。また、上げると大脳活動が活発になるので、知的な面での効果はあるけれど、ちゃんとその後で降ろしておかないとヒドイことになる。

ところで、頭の働きを低下させる様な施術をそうと伝えて、頭の忙し過ぎる人の何人かにやってみたことがある。すると、ボンヤリして気分が楽だという趣旨の感想を伺うのだが、数週間すると決まって、元へ戻してくれと言って来たものだ。飽きたとみんな口にするんだけど、きっと仕事にならないからだろう。これ、逆をやると不味いのだ。頭の回転の速い人は大体、ちょっとおかしい。抵抗力のない人にそれをやると、エキセントリックになってしまう。頭が良くても、そんなに良いことばかりではないという話。

2017年12月 3日 (日)

年末年始の営業について

12/31(日)~1/2(火)まで休業にさせて頂きます。年内は12/30(土)まで、年始は1/3(水)からの営業となります。また、1/6(土)~1/9(火)は臨時休業にさせて頂きます。

2017年12月 2日 (土)

調理方法

利き腕ではない方を使える様にするだけで、随分と体は整う。

これは、歯磨きや箸、ひげ剃りなどの細かい作業をすると良い。

前提として、利き腕が右だとして、右腕だけを使っていると、体がだんだんと右に捻じれていく。腕で体幹を引っ張り続ける様なものだから、当然、そうなる。

だから、反対側の腕の感覚が出て来ると、自然と体のゆがみが取れて来る。

元々、人体は肝臓が右、心臓がやや左といった様に左右非対称なのだが、習慣的、感覚的な非対称性はそれ以上に大きい。

利き目、利き足辺りまでは馴染みが良かろうが、2つある臓器にも利き側がある。腎臓は背中側に2つあるけれど、片側ばかりが張りやすい人も多いことから、利き腎があることも確認出来る。

こうした感覚の濃淡を調整するというのが、施術のアプローチの一つで、それは軽く触れることで行われる。触れられることで皮膚感覚が鋭敏になるので、その作用によって感覚の濃淡が解消される。

骨格矯正の様な人体へのアプローチは分かりやすいのだが、軽く触れるだけで変化があると、知らない人にはいささか魔術的に映るかもしれない。

骨格矯正は人体を工業製品的に捉えて行われるのだが、軽い接触による調整は人体をそのまま生体的に捉えて行われる。手技療法には、人体をどの様なモノとして見立てるかという身体観が反映される。

整体が複雑なのは、その辺りの視点を複合している点で、骨格矯正のアプローチもまた採用している。人体の感覚が鈍り過ぎている場合、生体の反射が起こらないので、機械的に骨格を矯正してしまった方が手っ取り早い。

症状や身体の状態によって、どの見立てがより適応するのかをその都度、判断して行く必要がある。料理の喩えでいうと、生のままか煮るのか、それとも焼くのか揚げるのか、どれが一番、旨くなるのか素材の性質を見極めるみたいなもの。

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