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2018年4月12日 (木)

古川愛哲『教科書には載らない日本史の秘密』

古川愛哲『教科書には載らない日本史の秘密』を読むと、江戸城内で正坐が正式な座り方になったのは、八代将軍の吉宗の時代だという。それまでは、胡坐か片膝立てで座っていたそうな。

昔から日本人は正坐をしていたかの様なイメージがあるけれど、この本によるとそうでもないらしい。

また、現代の工業製品の畳は固いが、イグサを編んだ手作りの畳はフカフカに柔らかいとも紹介されていた。正坐はそうした柔らかい畳を前提にしている。

さて、整体を学ぶと、まず正坐で苦労をする。まあ、長時間、正坐なのだ。仕事にすると、下手をしたら一日中、正座をしている。だから、新しいズボンをおろしても、一月もしないうちに膝が抜ける。

なかなか辛い姿勢なのだが、体系が編集されたのが戦前なので、当時の生活習慣が前提になっている。

デメリットを並べてみたが、一方、メリットは正坐の発展形としての蹲踞も含めると、足指や脚の力を使いやすいところだ。経験がないと正坐をただの形式として感じるが、慣れるとそれなりに合理的な格好だということが分かる。居合などをやっても、よく分かる。

逆に、個人としてのメリットを見つけられないのが、体育座り。実に動きにくい。子どもを並べて体育座りをさせるのは、管理教育の最たるもので。

ちなみに、正坐で足が痺れた際には、一旦、立って、足裏を畳に擦る様にしながら後退すると、痺れはすぐに抜ける。

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