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2018年10月 5日 (金)

『フリーランス、40歳の壁――自由業者は、どうして40歳から仕事が減るのか?』竹熊健太郎/著 ダイヤモンド社/刊

足立のスタミナ苑へ出掛けた。駅から少々離れたところにあり、車での移動が望ましい。学生時代の友人に送ってもらった。

車中、彼から転職を考えているという話を聞いた。自衛隊を経て、企業の会計という変わった経歴を持っている。最近、意に添わない異動があり、やるせないらしい。実社会に揉まれたこともない気楽なフリーランスには分からないだろうと八つ当たりをして来る。

お前にフリーランスが出来るのか?何を売るんだ?と言い返したら、俺は優秀だとのコメント。自衛隊時代も・・・とコントが続いた。その自信の根拠は謎である。

ちなみに、奴の自己イメージはドナルド・サザーランドらしいのだが、仲間内での仇名は田沢である。褒め言葉だ。肉を焼いたら煙が彼の方へ行くので、煙にも優秀な方が分かるんですなあと付け加えておいた。いやまあ、わざわざ家まで送迎してくれるナイスガイではある。

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さて、『フリーランス、40歳の壁――自由業者は、どうして40歳から仕事が減るのか?』を読んだ。タイトルにドキリとして買ったのだが、フリーランスには発達障害が多く、会社勤めが出来なくてそうなっている人も多いという記述があり、やり取りを思い出して苦笑した。

確かにそうかもしれない。25歳の時に部品メーカーに就職している。整体だけをやっていてもモノにならない予感があった。足りない部分が足を引っ張るからだ。そこで、一番向かないことをやろうと営業職を選んだのだが、案の定、半年ほどで辞めている。給料を貰いながら行儀見習いをさせて頂いた様なもので、会社には申し訳ないことをした。

しかし、それも向き不向きというものだ。結果的に、フリーランスは性に合っていた。自営業は始めるのは簡単だが、続けるのは難しい。成功の甘さも失敗の苦さも一人占め、そこが良いのだけど。たまに、開業のご相談を受ける機会もあるのだが、整体以前にまずは会社勤めが合うのか、自営業が合うのかを自己分析するべきだろう。

タイトルについては、これは出版業界の話題だが、仕事の発注主が年下になると仕事が減るという身も蓋もない内容だった。カメラや編集、制作の仕事には雑用に近いものもあり、年上には気軽に頼みにくいとのこと。この点については、手技業界は逆。どういった年齢層を相手にするのかにもよるけれど、クライアントの立場からすると、自分の子どもくらいの年代の相手を頼るのは難しい。

自分の場合、早いうちに開業したので、それ故に苦労した反面、周囲の若さへの期待もあったのだろうなあと思い返すことも多い。ただ、年齢に応じて、期待されるものも変わって来る。若い頃の仕事のスタイルが、年を経ても通用すると考えるのは錯覚だろう。

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