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2018年12月

2018年12月31日 (月)

起承転

大晦日、今年の総括になるのだが、最近、人から言われておもしろかったことがある。

例えば、スッピン美人がいて、40歳くらいになっても化粧はしない。ちょっとお化粧をしたらモテるのに、敢えてしない。ただ、しないことがもうかえって負担になっているのではないですか?と言われたのだ。

つまり、ちゃんと自分にお金を掛けろという意味だ。施術所の内装もそうだけど、まずはそのファッション何とかなりませんか?普通の人が押さえるところを押さえたら、仕事にもまた違った展開がありますよ、とアドバイスを頂いたのだが、表現が絶妙で魂消た。色んな人が似た様なことを言っても耳を素通りだったのだが、これは刺さった。

では、まず体を鍛えて絞ることにする。おい、分かっていないのか?何を聞いていたんだ?という話なのだが、これは信仰みたいなものだ。その後で、他にも手を付けようではないか。いや、服も今のサイズで揃えない方が良いのではないでしょうか。

そういえば、筋トレは続けていて、二週間ほど前には出来なかった三点倒立が出来る様になった。来年は逆立ちをしながら腕立て伏せをするのが目標。

仕事的には不自由もないが、現状に満足してしまっている。これはキツい。ハングリー精神を取り戻すには、物理的にハングリーになる必要があると書きつつも、何時もの癖で本質的な問題から逃避し始めているという気もして来た。人の話を素直に聴かない自己完結が最大の障害である。

文体にしても、起承転結にではなくて、起承転に他者に開かれた可能性を感じる。

引っ込み思案の修正法

木曜日は二子玉川の河川敷で気合法の講座。過去最多の参加人数だったのではあるまいか。

大寒波到来、河川敷での体感温度は3、4度は低く寒さに震えたが、それも気合法の実習を行ううちに温かくなった。

普段は出さないところから声を出すのは、端的に気持ちが良い。やり方としては、後半に声の伸びる人が多いのだが、それだと骨盤の片側だけが締まってアンバランスになので、前半にもイントネーションを置いた方が良い。また、初心者はまず上半身の力を抜く必要がある。

しかし、長い人が上手になっていたので驚いた。何年か前には蚊の鳴く様な声だったのに、迫力がある。今回は弦楽器がなかったので試せなかったが、あれなら鳴るだろう。

人前に立つのが苦手な人がこれをやると、目に見えて変わる。引っ込み思案の修正法というと盛り過ぎだが、一般論のレベルで大声を出すと度胸がつくし、実際にはそれ以上のものがある。

気合法は臍下丹田を鍛えるが、エネルギーの質的には、下丹田、中丹田、上丹田のそれぞれで適応が大分異なる様な気もする。神経性の症状は上丹田の力を使った方が手っ取り早いかもしれない。

2018年12月21日 (金)

氣合法講座

〇内容

氣合法は臍下丹田に力をつけて、心身を強くする為の鍛錬法です。発声を伴うので、屋外での開催となります。毎年、年末に行っている講座です。一年の最期に気を引き締め直すという趣旨の会です。

〇日時・場所

12月27日(木) 19:00に東急二子玉川駅改札前へ集合の後、多摩川河川敷へ移動。1時間ほどを予定しています。

〇料金

3千円 (研究会会員は2千円)

*屋外の為、お釣りのない様にご用意ください。

〇お申し込み方法

初めての方は、浜田整体まで電話かメールでご連絡ください。電話番号の記載をお願いします。
それ以外の方は、事前のご連絡の必要はありませんので、定時に改札へお集まりください。

〇備考

・ギター等の弦楽器があると助かります。氣合を掛けると弦が鳴るのをお見せ出来ます。お持ちの方にご連絡頂けると幸いです。また、先着一名の方の参加費は無料とさせて頂きます。
・防寒準備のこと。
・講座終了後に忘年会を予定しています。会費は実費。
・雨天中止。小雨決行。中止の場合のみ、当BLOGで17:00までに告知。忘年会のみを行います。

2018年12月19日 (水)

宮崎哲也『仏教教理問答』

宮崎哲也『仏教教理問答』を読んだ。サンガ誌での対談をまとめたものだ。

仏教の教養がないので、この本が想定している読者ではないのだが、門外漢にも興味深い内容だった。プロレスでいうと、セメントだったからだ。

オウム事件があったにも関わらず、その後に宗教へ行ったのはなぜですか?とか、死刑賛成派の僧と議論を行ったりするのでスリリングだったのだ。

もう純粋に本を読むことは出来なくて、自分の仕事のどこに使えるだろうかと考えながら読んでしまうのだが、対談者が複数名いるので、語り口の違いが気になった。

専門的になり過ぎると門外漢には内容が分からないし、個人的な体験に引きつけて語り過ぎても感情移入の余地がない。

その点、釈撤宗さんの本が売れている理由がよく分かった。仏教以外の教養の厚みを感じるのね。他者との接点は、自分の専門以外のところにあるものだなあというのが、この本の感想。

そういえば、対談では浄土宗、浄土真宗が話題になりやすかったのだが、若い頃には整体が大乗か小乗かなんてことも考えたかもしれない。しかし、蓋を開けてみたら、個人救済にしか興味がなかったので、自分のテーマではなかった。仏教の宗派的なフレームで語ると、日蓮宗的な激しい情熱は皆無。密教的な没頭も出来ない。むしろ、練習をしているとディテールに凝る方なので、曹洞宗なら興味を持ちやすいかもしれない。

グルテンフリー

湿疹のご相談だったが、4、5回やっても改善が見られなかった。

腎やリンパ関係を調整して、お体のコンディションが上向いても湿疹の改善は見られなかったので、どうしたものでしょうねと話していた。

そうしたら、ある日、原因が分かりました。小麦ですとのご報告。ネットで症状を検索したら、小麦が合わないことによって生ずる症状に該当するとのことだった。

アトピーがグルテンフリーで改善したというご報告を頂いたこともあったのだが、自分でご案内したことはなかった。むしろ、断食をご案内して、それで効果が出ていた。

しかし、二週間ほど経ってまたいらしたら、その湿疹が見事に改善していたので驚いた。すぐに応用を考えてしまうのだが、データがないので、アトピーでも検証の必要があるな。

でも、断食を定期的に行うのと、グルテンフリーはどちらが楽だろうか。小麦を食べられないのも辛いな。その辺りは嗜好によるかもしれない。

2018年12月17日 (月)

唯脳論

ドアのノックの音には、体調が現れる。腰に力のある人はコンコンと澄んだ音がするのだが、腕が力んでいたりするとガンガンと濁った音になる。

ちなみに、神経的な緊張の強い方は、ガンガンと音をさせやすい。頭が緊張すると、同時に腕も緊張するのだ。検証は簡単で、腕立て伏せをした後に、九九でも数えてみたら分かる。途端に、速度が落ちるはずだ。

逆に言うと、頭が疲れたら、腕のストレッチでもしたら、多少は楽になる。

一昔前に、唯脳論が流行ったけれど、片手落ちだ。実際には、思考は身体的な行為なのだ。

そういえば、筋トレを続けているのだが、頭頂部が緊張する様になった。

腹直筋と頭頂部は繋がっているので、腹筋をすると頭頂部もまた緊張してしまう。そして、腹直筋と頭頂部はノイローゼの調整点だったりする。実に敏感な場所で、残業でもして、ちょっとナイーブになっている時にお腹に触ると、腹筋が固くなっているはずだ。

逆に、施術では腹筋を弛めることを行う場合があるけれど、それは神経的な緊張を緩和する為だったりする。

つまり、神経の緊張の強い方は、筋トレをしない方が良いですよという結論になる。少々、神経質になるからだ。自分の場合、最近、頭が弛み過ぎなので、筋トレをするくらいで、丁度良い。その辺りは、自己判断だ。

2018年12月14日 (金)

フランク・メドラナ

自重トレーニングの神様と称されるフランク・メドラナの動画。体重を感じさせない鉄棒のパフォーマンスが格好良い。

それで、安直に筋トレをやってみた。今更という話なのだが、正直、嫌いだし、苦手だったのだ。空手でサーキットトレーニングを指導されるのだが、それからも逃げ回っていた。土方をやっていたので、体を動かすのはお金を頂いてやることだという感覚があったりもする。スコップで穴を掘るのは、もう筋トレみたいなものだ。また、当時は体脂肪率が8パーセントだったので、過去の自己イメージで現状認識がおかしくもなっているのかもしれない。

しかし、食わず嫌いだったのだが、どこの筋肉に利かせるのかなどを考えながらやると、意外とおもしろかった。まず本屋のスポーツコーナーで体幹トレーニングの本を漁る辺りが自分らしくて笑った。いや、儀式みたいなもので、読むだけ読んだら、後はやるのだ。

最近、本屋でサッカーの長友選手のトレーニング本をよく見かけるけれど、初めて手に取った。ちゃんとストーリーがあるのね。学生時代、筋トレをしても怪我を繰り返したが、後年、部位ごとのトレーニングよりも、その連動が大事だということを理解したとの説明がされていて、その理論的なことに納得した。

それにしても、一週間ちょっともやったら、体型はすぐに変わるのね。この腰回りの細さは10年ぶりくらいかもしれない。階段が楽で驚いた。完全にオッサンの言い草だが、事実なのでしょうがない。

始めたばかりなので、威張れることは何にもないのだが、良い刺激になった。人様の体をどうこうしようとする前に、まず自分の体をなんとしましょうよ、と自分に言い聞かせているのだが、はたして続くだろうか。あまりマッチョになると、今度は整体をやる時の感覚が鈍るので、微調整をしながら続けたい。

2018年12月12日 (水)

発達障害

最近、とみに感じる様になったのだが、マイナスをゼロにするだけではダメで、何をすればプラスになるのかを明確に示さねば、良い仕事をしたとは言えない。

良い仕事をしたなという感想があるのは、大人の発達障害のご相談。大概、活元運動をご案内するのだが、効果が出やすい。自分で体操をして良くなるのだから、ご本人の自信にもなるだろう。

独特の固着性と緊張症状があるけれど、パソコンに喩えると、メモリー不足から起こるフリーズに似ている。タスクマネージャを立ち上げて、プログラムを切る作業が必要になるのだが、活元運動がその役を果たす。

パソコンの喩えにこだわると、発達障害はCPUに問題がある訳ではないなと感じる。むしろ、メモリー。

そういえば、話は脱線するけれど、大学や医師の先生には、体格の良い方が多い。大量の文献を読み込むには体力が必要だから、ハードディスク容量の大きい人が向いていると言えるのかもしれない。

さて、大人の発達障害のご相談はそんな感じなのだが、難しいのはお子さんについてのご相談。最近、発達障害が話題になりやすいものだから、ご相談も増えた。

しかし、自分も多動症だったので分かるのだが、気にするのは学校と親であって、子ども自身はそんなことを問題にしない。そうなると、体操を教えても、モチベーションの点から厳しい。まあ、まず続かないのだ。

神経的な緊張の強いお子さんが多いので、親御さんが頭皮の手当をしてあげるのもオススメなのだが、やはり本人のモチベーションが一番大事。だから、勝負時は高校生くらいかもしれない。そこで、本人がどう感じるかだろう。中学生だと、まだ幼い気がする。

バーフバリ

しばらく前に、インド映画の『バーフバリ』を見た。象を世界一上手く乗りこなす映画と聞いて、興味を持った。

キネカ大森でリバイバイル上映をやっていたので、丁度良かった。ここは初めて出掛けたが、従業員が妙に美男美女揃いだ。劇団員のバイト先にでもなっているのだろうか。館内注意放送も自主制作したものだったりするので、そんなことを考えた。

インド映画はやはり音楽がおもしろい。話の筋は典型的な貴種流離譚物で、アクションシーンは三國無双。モラルの在り方が異なるので、ちょっと不思議。標準的な日本人が見ると、主人公がマザコンに見えるかもしれない。この辺りはカルチャーギャップだが、かえっておもしろい。例えば、忠臣蔵を外国人が見たら、赤穂浪士の行動原理はかなりエキセントリックに映るだろう。

そういえば、外国の方にお越し頂くことがある。最初は東洋の神秘という感覚なのだろう。きっと。日本人がフィリピンで心霊治療を受けるのと大差ない。

当然、初対面の時はおっかなびっくりで、不信感を丸出しにされていたりもする。ただ、外国の方は切り替えがシンプルで、効果を認めたら、途端に素直。お酒を抜くと良くなりますなどと伝えたら、ちゃんとやってくださる。

その点、日本人にはかえって難しいことも多い。初対面から丁寧なのだが、はい、分かりましたと言って、決してやらない。2、3日でも試してくれたら良いのにね。

眼を休めたら良いですよと繰り返しお伝えしていた方がいて、脳梗塞をされた方だから、こちらもかなり真剣に繰り返しお伝えしたのだが、暖簾に腕押し。ところが、白内障だと診断された途端に、眼を休めなきゃとおっしゃるので腰砕けたことがある。

権威主義というのでもないのだろうけれど、なんだかなあという気はする。むしろ、お金を払って頂いて、アドバイスをお買い上げになられているのだから、ご利用頂かないと勿体ないですよという気持ちがある。

2018年12月 8日 (土)

職業様々

先日、初回の方、受付表の字が綺麗で、症状を説明するイラスト付きだったものだから、文筆業の方ですかとお尋ねしたら、広告代理店の方だった。

色んなご職業の方とお会いするので、なんとなく区別をつける為のポイントがある。

サラリーマンかそうでないかのポイントは胸にある。仰向けになると、自然、胸式呼吸になるのだが、会社勤めの方の多くは仰向けになっても、呼吸に伴う胸郭の動きが乏しい。それだけ胸が力んでいるのだ。横隔膜が強張っている。

胸がズキリと痛むという慣用句があるけれど、感情的な抑制は胸で行う。グッと呼吸を詰めて堪えるのだ。会社勤めではまずそれを求められるのだろう。日本人の癌の第一位は肺癌な訳だが、喫煙率の低下にも関わらず、依然として不動の一位である。肺癌が多い遠因の仮説として挙げたい。

また、社長さん、自営業者の方の特徴として、布団に横たわっても、拳を握ったままだということがある。体の緊張の強さには凄まじいものがある。

そういえば、様々な職業の中で身体的にハードなのは何だろうかと考えると、美容師と歯科医が思い浮かぶ。負担の掛かり方が似ているのだ。細かい作業をするので、眼と首の負担が大きく、利き腕の肘を傷めている。腰は腰椎2番に硬結がよく見つかる。

次に思いついたのは、自転車の配送の仕事。骨盤と腰椎の負担が大きい。足腰の筋肉が発達して、体が自転車の一部みたいになっている。調整では骨盤を開いて、開いて、開く。

お医者さんは軒並みお元気ね。もっとお元気なのは看護士だが、女医さんにそんな話をしていたら、あら、あの人達は人間関係が大変なのよというコメントがあった。想像は容易いが、詳細を知りたい訳ではない。

年末年始の営業について

年末年始の休業は12月30日(日)~1月2日(水)までです。
12月29日(土)、1月3日(木)は通常通りに営業しております。

2018年12月 7日 (金)

眉間の縦皺

先日、プロレス好きの友人が施術を受けに来てくれた。

眉間の縦皺を取ってほしいという依頼だったので、顔の造作を観察すると、眉間に力が集まって高くなり過ぎている。

また、頬骨が張り付いて埋まっているみたいになっていたので、そこに注目して調整をした。大層、痛いらしくて、床を叩いてタップをするのだが、プロレスではないので止める道理もない。

しかし、痛い損ではなくて、頬骨を調整したことによって顔のバランスが取れた。眉間の隆起は大分減って、縦皺もまた薄くなった。

彼と帰り道を一緒に歩いて、以前、施術所があった土地の前で立ち止まった。2年ほど前までは築50年のオンボロアパートが建っていて、その一室を施術所にしていた。そういえば、朝、玄関前を掃除していたら、ご婦人が近づいて来て、30年ほど前にそこの部屋に住んでいたと話しかけて来たことを思い出す。

ところで、自由が丘の三大地主として、クリヤマさん、シラドさん、オカダさんが有名だ。この土地はオカダさんの土地で、大家が借地権を持っていた。それが50年で切れたので、解体することになったという経緯がある。今は大きなテナントビルが建設中で、完成も間近だ。

場所を気に入っていたので、マンションが建ったら、戻れるものなら戻りたいと思っていたのだが、これは無理だな。おそらくこの辺りの相場的に、5、60万の店舗用物件としての家賃になるだろう。残念だ。

今回、丁度、施術所のお手洗いのあった位置が、テナントビルとしての客用トイレになっていることに気がついてしまった。なんとなく気に食わない。友人が、浜田整体発祥の地と書いておけばと言うので、ますます無念だ。お店が出来たら、昔、ここに入居していたと、店員に話しかける様な妙な客になってしまうのだろうか。

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