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2019年4月

2019年4月29日 (月)

イチロー

連休も通常営業。

ただ、武術の稽古が連日あるので、可能な範囲で参加している。

先輩と組んだら、自分の格下ぶりを再確認して、結構、ガッカリした。

帰って来て、木刀を紙やすりで削った。掌が小さいので、握りが太い様に感じたのだ。道具のせいにしても虚しいのだが、技量が不味いほど、良い道具を使うべきだろう。

さて、先月、イチローの引退が話題だった。スポーツ選手があの年まで、一線級で活躍するのは凄い事だ。オリンピック選手だと、種目差は大きいが、平均年齢は20代前半。ピークがそれくらいにある。

その点でいうと、ピークを人生の後半に持っていけるのは武術の楽しみではある。若いうちから反射神経は落ち出すが、そうでない部分でなんとかなるところがある。勿論、反射神経に優れている方が良いが。

そういえば、これまで木刀を持った女性に何回か額を割られそうになっているのだが、道具を使う方が、体格や性別、年齢は相対化されやすい。スポーツみたいに厳格なルールの元、生身だと、それはフィジカルな肉体の強さが絶対化するしかない。

整体はどうだろうか。60代半ばでバテる人が多いかなあ。逆に、そこまではやれる。まだ時間はあるので、ちまちまと技量を上げていきたいところだ。

整体は素手でやるのだが、これも仮想的な道具を用意するというか、なるべくリソースを自分の肉体にしない方が良い。ルールを複雑化させて、極端な話、催眠療法で良くなるなら、肉体的な制約は受けにくい。

2019年4月25日 (木)

呼吸器の強弱、この時期の火照り

サラリーマンとフリーランスの見分け方がある。

それは胸の緊張を見ると、見分けやすい。多くの場合、胸が緊張しているのがサラリーマンだ。

「胸が痛む」という慣用句の通り、感情的な我慢は胸に来る。息を詰めて我慢するのだ。フリーランスにはまた別の苦労があるけれど、それは今の話題ではない。

ところで、この数日、湿気が強くて、大げさに言うと梅雨みたいな天気だ。湿気があると息苦しいけれど、呼吸器の弱いタイプは我慢が利かなくなって、気分が落ち込んだり、元気な人だとキレる場合もある。

気温はそれほど高くもないのに、体が火照る人も多い。もう少し暑ければ、汗がしっかり出てスッキリもするのだが、中途半端なのだ。

これは除湿するだけで、かなり楽になる。季節外れだけど、手っ取り早いのはエアコンの除湿をつけることだ。それまでの気分の落ち込みが、急にバカらしくなるかもしれない。

やや雑だが、呼吸器の強弱を姿勢から見分ける方法。巻き肩だと呼吸器が働きにくいし、逆に、風船を抱く様なイメージで胸を広げると呼吸器が働きやすい。これは姿勢を真似すると、すぐに分かる。肩を前に巻いたまま深呼吸をしようとすれども、それは難しいはずだ。

2019年4月24日 (水)

釣り

昨日も神奈川へ魚釣りに出掛けた。

今回は堤防釣り。先週の船釣りでアジが大漁だったので、気分は海の男である。

しかし、釣りを舐めていた様だ。まったく釣れない。昼から晩までいて、小さなキス一匹が釣果。

その様子を憐れんで、隣で釣っていたベテランのオジサンが、カサゴとメジナをくれた。クロダイ以外は雑魚扱いで、眼中にないらしい。煮物と刺身にして食べたら、旨かった。少々の臭みはあるが、鮮度が別物。

今朝、起きたら、体が熱い。大自然のパワーだろうかと人に話したら、日焼けのせいじゃないですかというコメントがあった。

ところで、ウェスト部分に食欲を増進するツボがある。調整すると、自然、そうなるのだが、そのツボが張っている方には、食事量を増やすことをお薦めする場合がある。少々、エネルギー不足なので、質の良いタンンパク質を摂ると元気が出るかもしれない。

特に、産後のお母さんは、意識して食べる事が必要になる。出産それ自体も大変だが、授乳で栄養不足になる面がある。体力を維持する為に、沢山食べるのがお薦め。

ただし、卒乳の後には、注意が要る。授乳中と同じ調子で食べていると、あっという間に太ってしまう。切り替えも大事。

2019年4月22日 (月)

エウレカ!

エウレカ!

古代ギリシャのアルキメデスが、風呂に入って浮力に気がついた時に叫んだ言葉なのだそうな。見つけた!という意味らしい。

先日、いらしゃった学者の先生がエウレカ!と叫んでいて、おもしろかった。いや、実際に叫んでいた訳ではないが、なんだかそんなテンションだった。

よく分かる。整体を勉強していた頃は、ある種の研究者みたいな生活を送っていたので、エウレカ叫ぶことが多々あった。アレは量から生まれる。頭に知識をドブドブ詰め込んで、考え続けていると、ある日、突然に閃くのだ。脳内麻薬がドバドバ出る感じがする。

自身では、久しく経験ないのだが、それも如何なものだろうか。臨床と研究はやはり別物なのだ。臨床だけだと手馴れて安定はするが、劇的な変化は期待出来ない。手癖に実力が出るけれど、手癖でやっていると伸びない。

整体に研究が要るのか?というのが世間のイメージだろうが、膨大な資料を読み込むし、学問的な要素も強い。学んだ事をそのまま使えるのが、手技療法の楽しいところなので、損をしている気がして来た。

整理した方が良いのは、脊椎の転移の法則だろうか。

脊椎の凹凸、弾力性には、体の状態が現れる。例えば、冷えると腰椎1番が凸、4番が凹。いよいよ飲み過ぎると、腰椎1・2番が少し凸。老眼になると、腰椎1・2・3番は少し凹。打撲が残っていると胸椎7番に出て、骨折していると胸椎11番が凸。二度寝が多いと、頸椎6番は凸。風邪の前後には胸椎5番が凸。ただ、胸椎5番は肝機能とも関係があるらしく、普段から酒量の多い人の胸椎5番の凸は常態なので、生活を知らないと読み違えやすい。ほとんどモールス信号である。

地震の前には胸椎8番に変化が出るが、交通事故に遭った人の8番にも変化が出ている。心的側面からは、8番は臆病が出る骨だとも言われるが、恐怖心と関係するのだろうか。同時に、8番は血圧の働きをコントロールしている脊椎でもあって、その辺りの因果関係は現象を羅列して、解釈するしかない。ただ、解釈学みたいになると歪むので、事実の羅列の方が好みではある。

整体の疑似的な学問性を支えている部分なので、もうちょっと研究したら良い。正確には、研究というよりも調査か。とにかく量を集める必要がある。動物との比較とか。

『ケンカツ!』掲載

マキノ出版様が運営する『ケンカツ!』で、『安心』に掲載された過去記事が公開されました。関係者の方には、お世話になりました。

2019年4月20日 (土)

猫の施術

先日、猫の施術をした。

感覚的には、人の子どもを見るのと大差はない。

骨格を動かすテクニックを使う余地はなく、体のつかえている場所を見つけて、それを取ることに終始した。

手の感覚を鍛えると、体の中のつかえを感じる様になる。分かりやすいのは、眼球の固さ。疲れ目の人の頭に触れると、頭皮越しに眼球の固さを感じる。

慣れると、より速く、正確に把握出来る様になる。先日、切創の傷痕を見たが、皮下組織の5mmほど奥につかえがある。それを取ったら、まだ若い傷だったので、スーッと腫れが薄くなった。

初期訓練では、腕の無駄な力を抜くことが要求される。力んでいると自分の力がノイズになるので、細かいつかえ分からない。コツは少しのテンションを掛け続けることで、テンションを完全に抜くと分からなくなる。

2019年4月17日 (水)

アジ釣り

昨日は、神奈川へ釣りに出掛けた。昨年、舘山で釣りをして、初心者でも意外に釣れたので、またやりたかった。その時は堤防でカサゴを釣った。今回はアジの船釣り。

船長から、釣りのコツを伺った。撒き餌と釣り針の高さを合わせるのがコツなのだそうだ。せっかく撒き餌で魚を集めても、釣り針と高さが合っていないことが多いという話だった。上手い人はアタリが速いのが特徴らしい。コマセと釣り針の距離感を覚える為に、釣竿は水平にして基準点をつくると良いそうだ。

昼からなので期待もしていなかったのだが、蓋を開けてみたら、20匹ほどは釣れた。早朝組は120匹ほども釣った人もいたというから、少ない方なのだろう。

アジはフライが旨かった。釣りたての魚を食べたことはなかったので、少し驚いた。柔らかく、臭みがない。普段、食べているアジフライとは、まるで別物。

少々、日に焼けたので、仙骨を擦っておいた。仙椎2番を擦っておくと、日焼けが残りにくい。

2019年4月16日 (火)

水生類人猿説

最近、読んだ本。霊長類の中で、呼吸を意図的にコントロールする能力があるのは人類だけだという記述が興味深かった。

それで、水生類人猿説を連想した。これは栗本慎一郎氏の著作で知った。学説の詳細はうろ覚えだが、初期の人類は水辺で進化したというのが趣旨。

その根拠は、ゴリラやチンパンジーなどの他の霊長類と比較して人類の体毛の薄さ、腰椎に負担の掛かる直立2足歩行、指の間の水かきなどが、そうだったと記憶している。その真偽の解明は、今後の化石の発掘に期待したいところだが、話としては興味深い。

さて、水かきである。施術ではよく調整に用いられる。有名なのは、手の親指と人差し指の間にある合谷。整体の場合、三か所を使い分ける。一番親指寄りは頭の血行、真ん中は血圧、人差し指寄りは便秘の調整点。

効果が分かりやすいのは、便秘の調整点だろう。便秘の人はそこの水かきが分厚くなっているのだが、排便の瞬間につまんでいると、その厚みが薄くなる事が確認出来る。

便利なのは、足指の水かき。毎年、この時期、首の寝違えが増える。これは足指の水かきをつまんで強圧すると、アラ不思議、首は動く様になる。

2019年4月14日 (日)

無添加食品と健康

無添加食品が、健康にどの程度良いのかは知らない。自分では、その様な食生活は送っていないからだ。

ただ、無添加食品生活をされている方に対して、施術が効きやすいという事は言える。なんというか、濁りのない水の様に感じる。小さな刺激で、大きく変わる傾向がある。

逆に、味の濃いものばかりを食べていると、変わりにくくなる。なぜか感覚が鈍くなる。

だから、整体の勉強をしていて、感覚的なものが分からない人は、薄味にするだけでマシになるかもしれない。

そういえば、その点で言うと、肉食で体の感覚が鈍くなるという実感はない。ただ、肉を食べる際には塩と香辛料を使うので、結果は一緒かもしれない。

健康面からは、腸は香辛料に意外と弱いのも確かだ。例えば、大概の外食と惣菜の味付けは濃い。その主要な消費者であるところの一人暮らしの男性のお腹を見ると、お臍の周りが固くなっている事が多いのだ。

味付けの濃さには、バロメーターがある。体のキャパを越えていると、まず肌がベタついて来る。特に、耳の後ろ。エスカレートすると、足の裏が湿る様になる。それはちょっと薄味にした方が、体調も良くなるはずだ。

2019年4月12日 (金)

脂の過剰と不足

昨日は下高井戸へ出張。久しぶりに世田谷線に乗ると楽しい。

施術を終えて駅前に戻り、魚屋で生ガキ、八百屋でレモンを買った。西友で割り箸を入手して、そのままベンチで食べた。あまりに旨いので、追加でカキを買った。

そのまま日大の学食へ向かったのだが、春休みなのでメニューが少ない。唐揚げ丼を頼んだら、マヨネーズをトッピング出来るというので、それも頼んだ。

1時間くらいしたら、やたらにお腹がもたれるので、まさかカキか?という懸念を持ったのだが、今日になっても無事なので書いている。思わず脈を取ってしまった。中毒になると、独特の激しい脈になる。しかし、どうやらマヨネーズが重たかったらしい。ボリュームがあり、学生はそこで一日分食べるという感じなのだろう。

さて、悪いものを食べてお腹をくだすことがある。その場合、デトックスなので、出してしまった方が良い。

ただ、一応の止め方もあって、右足の脛の内側を強圧すると、大概は止まる。どういう時に使うのかというと、ストレス性の下痢だ。これは消耗して行くので止めた方が良い。ただ、ストレス源がなくならないと、繰り返しやすい。転職したり、離婚したりしないと無理かもしれない。書きっ放しで申し訳なのだが、本当にどうしようもないので、こちらとしてもやるせないのだ。

それはさておき、お腹の調子というと、意外と脂の影響も大きいものだ。人体には、脂に対してのキャパが少ないという印象がある。アルコールなどよりも、よっぽどそう。まあ、アルコールの場合、苦手な人は端から飲まない。

脂の摂り過ぎによって、今回の自分みたいにマヨネーズの掛け過ぎで気持ち悪くなったりする訳だが、腰痛の人のお腹を見たら、やたらに胆嚢が張っているなんてこともある。最近、揚げ物が多くないですかというやり取りが続く訳だが、脂は盲点になりやすい。また逆に、健康食に凝る人の脂不足もよく見掛ける。その場合、こう言ってはなんだけど、肌が画用紙の裏面みたいな質感になっている。体のキャパ内で、質の良い脂を摂ることをお薦めしたい。

2019年4月10日 (水)

自然治癒力

自分の体を調整する為に、珍しくまとまった時間を取った。

仕事で人を見るくらいの強度で調整をすると、さすがに効果が違うし、発見がある。

足裏のコリを取ると、かなり効くことを再確認した。腰がスッと伸びる。腎の疲労が抜けて、浮腫みが取れた。

脚の関節の動きを見ていくと、左股関節の可動が少し妙だった。更年期くらいから、股関節に負担の掛かる人がドッと増えるが、全身の疲労が皺寄せやすい場所だ。手技療法では、肘膝が難しいとよく言われるのだが、シビアなものだと股関節の方が難しいという感触がある。

しかし、部位にこだわるよりも、全体の底上げの方が重要だという事も再確認した。対症療法の限界がある。体を整えていくと、結果的に良くなるというのが本当。

その点、自然治癒力に注目する必要がある。自然治癒力とは何ぞや?という話なのだが、広い意味では、軽い擦り傷などがほっておいても良くなるのも自然治癒力。

そして、端的には、欲求それ自体が自然治癒力。妊婦の偏食はよく知られているが、その時に体に必要なものを自然と食べたくなる。殊更に、自然治癒力を強調するのは、頭ではなしに、体に任せてみても良いかもよという提案だったりもする。

最近、活元運動をまとまった時間やっているのだが、なんだか食欲がなくなってしまった。今は食べる必要はないし、食べない方が良いのだなと了解している。すると、かえって食べ物について書いてみたくなったりもするのだが、そんなものかもしれない。本当に食欲があるのであれば、書かずに食べる方に夢中になっているはずだ。

注意が要るのは、体の状態が良くないと、欲求にも鈍くなるところ。惰性で食べたり、寝たりしがちなのだが、体を整えることで、一度、それをリセットする結果になっている。

『ごちそうはバナナの葉の上に―南インド菜食料理紀行』 渡辺玲

最近、カレー屋の話をする機会が多い。

欧風カレーだと、荻窪のトマトが好きだ。たまに神田のボンディにも出掛ける。インド料理だと、最近まで近所の自由が丘インディアによく出掛けたのだが、二ヶ月ほど前に閉店した。正確には、屋号そのままにオーナーが変わった。武蔵小杉の本店、パンジャビダバは残っているので、既に二回ほど行っている。ここはビリヤニが絶品。

しかし、一番よく出掛けるのは、エリックサウスの八重洲店だろう。南インド料理のミールスが食べられる。ミールスは、何種類かの小鉢の料理を米に混ぜて食べるスタイル。味付けはサッパリしているが、塩甘酸の連続に味覚がものすごく刺激される。本来は菜食らしいのだが、マトンカレーもメニューにある様なノンベジとして、日本風にデフォルメされている。

さて、『ごちそうはバナナの葉の上に―南インド菜食料理紀行』を読んだ。作中、ミールスを食べる順番にマナーあるという記述があり、衝撃を受けた。曰く、最初は豆のダルカレー、次はダルと野菜を煮込んだサンバル、そして、スープのラッサムに進むのが、マナーなのだそうだ。ついでに、いつもそのまま食べていたヨーグルトも、本来はご飯に混ぜて食べる為のものだと知った。あんなにしょっちゅう出掛けていたのに、そんなマナーはちっとも知らずに食べていた。それを言うなら、右の手指で食べなさいという話になるのだが。 

この順番で食べると、もっと旨いのかもしれない。今度、試してみよう。

何でも順番は大切だ。整体の場合、人を見る時には、まず背骨を見る。背骨は内臓や身体の各部と繋がっているので、ここで身体の全体像を掴む。中間は頭や手足を見たりと様々だが、最期はお腹で締めるのが、整体の施術の一般的な流れ。鳩尾が弛み、臍下丹田に力が満ちていれば善しとする。

自分の場合、背骨の方に実感があるので、最期にもう一度、背骨を見たがるのが特徴。ただ、マナーというのは、形式というよりも実用であったりもする。最期に背骨を見ることで、施術がちょっとしつこくなっているなあと、近頃、感じなくもない。お腹で施術を終えるのは、やり過ぎを戒めているのかもしれない。

2019年4月 9日 (火)

令和

新元号は、万葉集から採ったという話である。

大和心とは、もののあはれであると説いたのは、江戸時代の国学者である本居宣長。

一方、これはあはれ。

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ゆうじ

先日、久しぶりに渋谷のゆうじに出掛けて来た。

相変わらず、変わった店だ。まず客層が変わっている。順番待ちの列を見て、劇団員の集団だと言われたら、あっさり信じてしまうだろう。

店内には、これまた妙な緊張感が漂う。店員は、焼肉道の求道者の如し。入り口でビニール袋を渡されるのだが、店内に煙が蔓延するので、荷物袋として使う。常連らしき人は、サングラスを掛けて肉を焼いていた。

どの肉も、そのまま生で食べられそうな鮮度だ。何を食べても旨いが、ここの牛筋カレーが好きな人も多い。

ところで、最近、ウチで裏メニュー化しているのは、歯の噛み合わせの調整だ。従来、歯については、手技では歯痛を止めるのが関の山とされて来たのだが、これはかなり実用的だ。歯茎が締まって、ギュッと歯が詰まった様な感触になる。カチカチと歯を合わせると、高い音がするくらいだ。

一年くらい掛けた研究の成果なので、ちょっとしたご自慢なのだ。

2019年4月 8日 (月)

宗旨替え

以前から、気功をやる人が疲れるので、一日に何人も見れないという話を聞いて違和感があった。そんなことないぞと。

しかし、それも宗旨替えかもしれない。どうにも一定人数を越えてから、疲れが抜けなくなった。普通に、過労じゃないのかという話もあるのだが。

それでも、手技で施術をしていると余裕なのだ。むしろ、運動量は増えるのだが、疲れない。

施術スタイルを変えることしばしば。半年間ほどは手技を控えめにして、手当療法に凝っていた。すると、ある日、ガス欠みたいになった。長距離を走った後みたいに急にバテたのだが、これは初めての経験だったのでおもしろかった。

気って減るのか?そんなことを考えたこともなかったので、衝撃だった。考えてみれば、若い頃は元気が余っていたし、見ている人数もそんなに多くなかった。

以来、手技と手当療法の比率のバランスに気を付けている。手当療法でしか良くならないものも多い。主には、場所の問題だ。眼球や頭蓋、胸郭は手当療法の方が良い。打撲の類もそう。

それはそれとして、体力というか、気力をつけ直す必要もある。見失いやすいところなのだが、仕事をすると経験にはなるけれど、それとは別に訓練も行う必要がある。基本的な訓練をやり直したい。

春の怪我

春になると、怪我のご相談が増える。不思議な話なのだが、毎年のことなので、もう驚かない。

また、エロスとタナトスとはよく言ったもので、エネルギーの余った、元気な人ほど怪我をしやすい様にも見える。

打撲をよく見たのだが、これには気功的な手法がよく効く。腫れが見る間に引いていくので、おもしろいものだ。

直後の打撲は過敏になっているので、普通の場所よりも、変化がしやすいくらいだ。初めは熱を持って感じられるが、それが涼しくなるまで続ける。

逆に、体に古い打撲が残っている場合があるが、それは鈍くなっているので変化がしにくい。そうした部位は体表に手をかざすと冷たく感じられる。そうした部位を見つけて調整をすると、何年も前の打撲の後が痛んで来る事がある。所謂、好転反応の一種。古傷は、筋組織が硬直して働きが鈍くなっているのだが、反応の後には硬直が弛んで、筋肉や関節の動きは回復して行く。

準備として、坐骨の角に浮いた、ギョロとも業界で呼ばれる脂状の塊を刺激すると、古い打撲が浮いてきやすい。メカニズムは謎だが。

それにしても、今年の春は特に症状が派手だ。眩暈、偏頭痛、怪我、アトピーの悪化とメンタルの落ち込みも目立つ。桜の散る頃には、落ち着くだろうか。

2019年4月 1日 (月)

四季整体

生徒が開業するそうな

元々、彼女は、カイロ系の店舗に何年も務めていて、とうとう自分の場を持つ様になった。

ウチに最初に訪ねて来たのは、もう10年くらい前だろうか。その間もずっと手技を仕事として続けている。勉強に来ると、施術上の質問に熱心だ。縁あって整体を教えさせて頂いたが、カイロ系の手技も学んでいる。人柄的には、思ったことがすぐに口に出る様な裏表を感じさせない素直なタイプ、として感じる。

紹介するつもりで書いているのだが、上手く言葉が出て来ない。とにかく丁寧に教えて、熱心に学んだ。成功を祈る。そのうちに、銀座のアスターに連れて行って頂きたい。

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